釣りの世界の製品開発の情熱は本当にスゴいですね。
業界全体としては、釣り人口が減少を続けている衰退産業のはずなのに、お金を使う人はまだまだ本当によく使うのでしょう。特にハイエンドの道具の進化が素晴らしいです。
衰退業界の中で生き伸び続けるのは、こうしたハイエンド特化の会社なんだと思います。
ZENAQミュートス・アキュラ100Hを注文した。
それで、2月の横浜ジャパンフィッシングショーで開発者ご本人の熱意のこもったお話を伺えて、早速注文してみたロッドがあります。
DEFI MUTHOS DM-Accura100H RG
http://www.zenaq.com/sp/sp_mut_acc_spec.html
注文制作ということで、3ヶ月待って、先日届いたばかりです。
ティップはヒラスズキロッド、バットはマグロロッドで、30グラムのペンシルベイトから200グラムのジグまでいけるとのこと。
届いたロッドを持って、鴨川のアシカ島
届いたらウズウズしてしまって、鴨川のアシカ島に行ってきました。
鴨川アシカ島の瀬渡し
岩瀬渡船:090-1458-9162

前日は、ワラサが3本上がったという情報を聞いたので、なにかがロッドを曲げてくれるだろうということで、来週のトカラ遠征の予行演習的な感じで瀬に渡してもらいます。
ところが、今日は水温が下がって、潮も濁り気味。鳥山も立たない。朝マズメにチェイスがあったぐらいで、なにもなく瀬上がりとなりました。
それにしても、いいロッドです。

RGガイドという15個ものガイドが短い間隔で取り付けてあるが、これがいい感じ。ほんとうに一度も糸ガラミが無かった。
PE4号に、60ポンドフロロカーボンリーダーを2ヒロ付けたセッティングで、20グラムそこそこのフローティングミノーも飛ばせるし、糸ガラミもない。105グラムのジグも余裕で背負える。
ティップはよく曲がる印象だが、バットはRouf expedition 83 Trevallyと同じ太さがあるから、けっこう安心。(内心は、これだけ持ち重りがなければ一個上のHHのほうがよかったかな、なんて思っている)
まあ、GTとのガチンコファイトでどんな感じかは、やってみないと分からないので、またレポートします。
追記1:注意事項
ちなみに、このミュートス・アキュラ100H、このサイズのリールとの組み合わせだと、
→ http://www.amazon.co.jp/gp/product/B009KK3EBS/
若干、リールシートのサイズ(DPS-18)が合わないようです。リールシートの締め込みが甘くなりがちで、魚が掛かった時にリールが前方でズレて、後方側が浮いて外れてしまい、慌てた事がありました。
追記2:ミュートス・アキュラ100Hのインプレ釣行記をまとめました。
ミュートス・アキュラ100Hを使った釣行記は、以下の通り。参考にどうぞ。
屋久島にて ロウニンアジ6キロ
https://bigfishgo.site/20150829yakushima
中之島にて カスミアジ2キロ
https://bigfishgo.site/20151030nakanoshima
三宅島にて サメ15キロ、カンパチ3キロ
https://bigfishgo.site/20160728miyakejima
銭洲にて ハガツオ4キロ
https://bigfishgo.site/20160812zenisu
三宅島にて カンパチ5キロ
https://bigfishgo.site/20171206miyakejima
使った感触としては、PE2号〜PE6号までの汎用性があって、ジグをしゃくる時のロッドバランスが絶妙にいい。
磯からだと魚種にもよるけれど10キロぐらいまでの魚なら使いやすそう。
堤防だったら20キロぐらいまでなら、たぶんなんとかなるんじゃないだろうか。
追記3:RGガイドの観察と、ロッドビルディング研究
ロッドビルド開始。RGガイドっていいよな
https://bigfishgo.site/rg-guide-rod-build
15点チタンガイドでショアGTロッドを組む
https://bigfishgo.site/explore-shore-gt