2024年4月1日から、沖堤防への渡船が全国で全部禁止になったという。
しかも、その理由としては、水際対策など国防上のお話なのかと思いきや、遊漁での事故が多い事を受けての安全配慮の為だと言う。(特にきっかけは2022年4月の北海道・知床半島沖での観光船が沈没事故)
なんだかなー、な話である。
ただ、今のところ、東京湾の各船は、「防波堤上で発生した事故等に関して防波堤所有者及び管理者に損害賠償請求しない事を誓約」することを条件に、渡船は続けているみたいではある。
さて、僕らタコ好きは、どこへ行けばいいのだろうか??
茨城沖のタコが、今年はもうすでにこの時期から好調という話を聞いた。
確かにこのサイトでも
https://www.chowari.jp/catcharea/?area=08&fish=790
連日、好調の様子が上がっている。
そこで、茨城方面の不動産物件の修繕のついでに、大洗まで足を伸ばしてみることにした。
鹿島でもよかったんだけど、初めての場所のほうが面白いよな、と。
お世話になったのは、藤富丸さん
藤富丸
茨城県東茨城郡大洗町 大洗港
https://fujitomi-maru.com/
ご夫婦で操業されているようで、実際に乗ってみると、タコ釣りへの情熱がハンパない笑
おかみさんも同船して、初心者の方には豚バラ肉をエギに丁寧に巻いてあげたり、一生懸命にアドバイスが飛ぶ笑
僕個人としては、じっくりと自分の思う通りの釣りをするほうが好きだから、ほっといてほしいんだけど笑、仕方ないよね。釣らせたいのも船宿の正義。
だから、おかっぱりのほうが好きなんだけど、東京湾は釣れてないから、これも仕方ない。
こういう時に、「素直な人が釣るのよ論」が出てくるけど、まあ結果が目的なら、そうかもね。。。
とかとか、思いつつやっているからか、結果は3バイ。多い人は10パイ以上キャッチしていて、僕はたぶんビリッケツ笑
それでも僕なりに、考察を書き残しておこうと思う。
2024/07/09 大洗港から4時出船
3時半に出船場所に集合して、11,000円を支払い4時出船。
港を出て、まっすぐ沖に進み、港が見えるぐらいの距離で、暗い内から開始。
満潮4:46、干潮12:03、新月後の月齢1日
潮は流れず、風もほとんどないから、投げて広く線で釣るほうがいいとの話。
周りでは、開始すぐからポツポツ上がるけど、僕は反応を得られない。
水深は20メートルちょい。底は砂利にフジツボのついた岩が混じる程度。
鹿島と違って、ほとんど根掛かりはない。
だから皆さん、エギを3個つけて、小突いているみたい。
僕は、いつものドラッギングでのズル曳きスタイル。ただ流れもないからイマイチ移動距離を作りづらい。
移動距離を取れないのが良くないのか、エギ1個スタイルが良くないのか、まったく反応がとれない。
しかも、いい感じのドラッギングのスピードを見つけられたと思ったら、船長の「上げてください」でポイント移動。なんか息が合わない。
船長も、朝イチのいい時間を、いいポイントを数多く、テンポよく釣らせてあげたいのだろうし、釣っている人はどんどん数を伸ばしてゆく。
見ていると、船をポイントにつけた直後のタイミングで、タコも乗っているように思う。
水の透明度もあって、砂利浜なら視界も効くし、タコからも見つけやすいのだろう。
もちろん運の要素もあるけど、船中13名の中から、タコに選んでもらえる仕掛けと小突き具合いは、腕の差となって現れるのだろうと思う。
日が登って、更に沖のラインに移動、少し風で押されていい感じに曳っぱれたところで、ようやく1パイ目。
その後も、ミヨシに立たせてもらって、少し投げて長めのドラッギングがうまくハマったところで、2ハイを追加して11時の沖上がり。
場所によって、こんなにも違う結果になるのだなと、勉強になった釣行だった。
ここでは根掛かりを気にしなくていいから、3本のエギを付けて、1本には豚バラ肉、1本にはサバの切り身、もう1本はキラキラ系の浮力の高いスッテ、というような仕掛けでのハイアピールが効くのかもな、と思った次第。
あるいは、細糸、軽めのオモリでのロングキャスト戦術も、もしかしたらハマるかもしれない。たぶん、この潮の緩さ高水温なら、エギの移動速度は速くても活性の高い個体を拾ってゆけるのではないか。
また挑戦したい。
タックルデータ
ロッド :BigFishGo AIR794 Baitmodel
リール :RYOBI JIGGER BT50
ライン :バリバス SMP 4号
リーダー :エックスブレイド FCアブソーバー 90lb 半ヒロ