遠征、なかなか行けないねー。


僕ら首都圏の人間が、きっと僻地で歓迎されないだろう感じを、敏感に感じてしまう(そのように想像してしまう)。


残された方法は、ひとり車中泊で、地磯を開拓する方法じゃないだろうか。

事実、そのために3ピースロッドExploreを手に入れたいという連絡を、最近何件かもらった。

レンタカーのコンパクトカーで車中泊、藪漕ぎ、崖の登り降り、そんな冒険釣行に、3ピースロッドはぴったり。

そんな事もあり、問い合わせもたくさんもらうのでお応えしたいと思い、次のロットの発注に動き出した。

細部のパーツ構成にもマイナーチェンジを加える予定なので、詳細はまた書きたいと思う。





川崎新堤へ

さて、それとは変わって、タコの話。

今年はどうなんだろう??

と、気になって調べてみると、川崎新堤という渡船で渡れる沖堤防がある。

近場だと釣り公園か、遊漁船しか選択肢がないか、と思っていただけに、渡船があると知っただけでときめいてしまう(笑)。


川崎の長八さん
https://chohachi.co.jp/blog/

の渡船にて。

ここのシステムは、ちょっと変わっていて、予約が必要ない。

しかも、当日朝に電話をすれば、川崎駅まで送迎バスが迎えにきてくれる。(詳しくは長八さんのブログを参照)


平日、しかも小雨という事で、人は少なめ。

お客さんのほとんどは、落とし込みのクロダイ狙い。

さてさて、一番西の赤灯台に降ろしてもらって、開始。


早速。

かわいい赤ちゃん。

これはさすがにノンキープ。


その後は、ポツポツ拾って、なんとか4匹お持ち帰り。

タコのフォルムってかっこいい。

今回は、イカエギに重りを付けてズル引きをしたが、思ったより根掛りが多くて、ロスト多発。

ランディングの途中ですっぽ抜けも多かったのは、イカ用のカンナがズル引きで甘くなりがちなせいもあったと思う。

やっぱりズル引きにはタコエギのほうが良さそう。

用意を整えて再挑戦したい。


にしても、タコってうまい。

帰って、すぐに家族でタコパーティ。

父ちゃんが釣ってきたエモノを、妻と子供たちと分け合う喜びっていうのは、原始人の頃からずっと変わらない幸せ。

しばらくはタコでいいかも。


タックルは、ベイトタックルで狙ったらかっこよさそうだけど、まあいつもの食糧調達タックルでいいかな、と。

もうちょい強い竿で、ラインも太くして、根掛かりはフックを伸ばして回収のほうがいい気もするが。


<タックルデータ>

ロッド :SHIMANO フリーゲームXT S106M
リール :SHIMANO 16バイオマスター6000PG
ライン :HARDCORE X8 3号カーボン船ハリス12号 1ヒロ