グレートバリアリーフで、ショアGTの釣りがしたい!

こんな想像から始まったのが、今回の旅。

wikipediaより出典


でも、メディアなどでもオフショアのGTフィッシングの映像は見かけるけど、陸っぱりの釣りの話は見つからない。


それで、調べてゆくうちに分かったのが、ほとんどのグレートバリアリーフの海域の島々は、国定公園(Marine National Park)に指定されていて、釣りは禁止だということ。

https://www.researchgate.net/より転載
*緑色のエリアは釣り禁止


なるほど。陸っぱりの釣りの情報が見つからないのは、そういうわけか。

ヘロン島(Heron Island)も、グリーン島(Green Island)も、レディー・エリオット島(Lady Elliot Island)も、リザード島(Lizard Island National Park)も、めちゃGT居そうだけど、釣りできないんだね。


釣りがOKなのは、マグネティック島(Magnetic Island)か、フィッツロイ島(Fitzroy Island)。

あとはケアンズからかなり遠い、北の果てのハガーストン島(Haggerston Island)、北端のホーン島(Horn Island)とか、木曜島(Thursday Island)も、釣りはできるみたい。

今回の旅は、家族旅行だし、北の果てのワイルドロードを1日中走るような旅は、子供たちにはキツイよねということで、ケアンズから南へ350キロのマグネティック島に行き先を定めた。

まあ、釣りさえできれば、GTはどこでもいるっしょ、アイツら割と俗な魚だしw、という見立て。


ちなみに、島ではなくメインランドのTown of 1770の街の地磯なんかも、良さそうな情報は見つけていたけど、ここだとどちらかというとブリスベンのほうが近いか。

もう、ケアンズ行きのエアチケット取っちゃったし、国内線を乗り継いでブリスベンに行く?

いや、マグネティック島に行こう。

ここはコアラの島だとも言うし、子供たちはそれでテンション上がっちゃってるから^^





2024/04/11 ケアンズへ

早朝にケアンズに到着。


レンタカーはバジェットレンタカーで予約しておいたんだけど、カウンターが見つからない。

人に聞いてみると、国内線のほうのカウンターなら朝7時から空いているという。

そして無事、国内線のレンタカーカウンターでレンタカーを手に入れた。

今回はキアモータースのSUVを選んでみた。

韓国車って、乗る機会はこういう時ぐらいしかないから、試してみたかった。

ちなみにテスラも乗れそうだったけど、ロングドライブだし、島に行くし、充電どうなん?って思って、あえて敬遠した。


全然調べてなかったけど、オーストラリアって日本と同じ左車線なんだな。


快調にハイウェイを飛ばして、イニスフェール、タリー、カードウェルでハンバーガーのランチ、インガム、途中で脇道を走ったらカンガルーに出くわしたりしながら、スーパーマーケットでの買い物も楽しい^^

旅って、旅が目的だから、途中も全てが楽しい!

そう、釣りは目的じゃないのよ。旅に出る言い訳が欲しいだけなんだ。



1泊目は、ローリングストーンの街の近くのビーチサイドコテージ。

プールもあるし、昨晩はあまり眠れなかったから、早めの休憩。


ちなみに、海も見てみたけど、こんな遠浅のビーチ。

干潮時は、はるか先まで干上がる。


翌朝は、期待薄とは思っていたけど、早起きして、隣の街トゥーマラの小磯へ。

タイドグラフで見ると、こんな感じ。

朝が干潮になる。


ベイトはいるけど、ルアーに反応は無し。

あと、結構濁ってるんだな、ここの海。

フジツボは小さく、海の栄養は少なめな印象。





2024/04/12 マグネティック島へ

さて、マグネティック島への船が出るタウンズビルへ。

Googleマップ上の船着き場に行ってみるも、カーフェリーは対岸だと言う。

なるほど、車を載せないジェットボートは左岸で、カーフェリーは右岸のこっちか。



車に乗ったまま、船に乗るスタイル。

カーエアコンをつけたままにして、車に乗ったままの人もいるし、キャビンで座ることもできる。家族4人なら車一台分の料金117AUDで乗れる。


タウンズビル側の、この堤防も良さそう。


1時間ぐらいで、マグネティック島に着いた。

なるほど、あの岬の先端に立てるかな?




島での滞在は、エアビーで予約した、Picnic Bayのおウチ。

ここが、素敵なんだ。

オーストラリアって、家の作りが広々としていて、キッチンも広々。

風も通り抜けて、気持ち良い。

妻と子供たちには、家で寛いでもらって、さあ海へ出かけよう。

まずは、あらかじめ目星を付けておいた桟橋。

島の釣具屋のブログでも結局、デカい外洋魚の記録は、この桟橋で上がっているという話。

なるほど、桟橋の陰には小魚が群れているし、水深も先端では10メートルぐらいあるか。


とりあえずライトタックルでジグを投げると、足元で食ってきたのはスパニッシュマッカレル。

これも、釣ってみたかった魚なんだよな。もっともっとデカくなる魚。

もう一匹。

こうやって、ルアーで釣ってるのは珍しいらしく、子供たちが集まってきて、どうやるの?どんなベイト?ルアー?って興味津々に聞いてくる。

で、子供たちも手持ちのルアーを投げたりしてみるけど、釣れないからすぐ飽きて帰ってゆく。そんな感じ。


あと、絶景スポットだから、夕涼みのカップルや女の子たちが散歩に訪れたりして、かなり周囲に気を使うんだよな。


こうして、マグネティック島に辿り着いて1日目が終わった。


続く。



続きは、<こちら>





タックルデータ

<タックル1>

ロッド    :試作5ピースロッド(AIR965の強化版)
リール    :ソルティガ6500
メインライン :バリバス SMP 6号
スペーサー  :PE15号 6ヒロ
リーダー   :船ハリス40号 5ヒロ


<タックル2>

ロッド    :BigFishGo CLIFF 965
リール    :15ツインパワーSW 8000PG
メインライン :バリバス SMP 4号
スペーサー  :バリバス SMP 8号 10ヒロ
リーダー   :エックスブレイド FCアブソーバー 90lb 3ヒロ


<タックル3>

ロッド  :SHIMANO フリーゲームXT S106M
リール  :20ストラディックSW 5000XG
ライン  :DUEL SUPER X-WIRE 8 1.5号
リーダー :船ハリス7号