水温が27度まで下がったのを見て、粟島へGO!


今回は、CLIFF965の強化バージョンの試作ブランクが出来たので、それを大急ぎで組んできた。

現行CLIFFと比べると、ベリーからバットの外径がわずかに細く、そしてカーボンを肉厚に巻いた設計。

ブランクを振った感じは、現行CLIFFよりもピンと張りがある。重量はやや増えている分、破断強度(ドラグ許容値)も更に上がっている。

開発中のCLIFF強化バージョン(左)と現行CLIFF965(右)

個人的にはCLIFF965の振り心地がすごく気に入っていて、一番初めに実現したAIR965はただただ強さを求めて設計したこともあり、やや荒削り感があるので、CLIFFをそのまま強くしたものを新AIR965としたいと意気込んでいるところ。

外径が細くなった分、もう1~2枚巻きを増やして、更に強化できる余地もあると思っている。


ガイドは、クリアスレッドで巻いてみたけど、ちょっとビミョー笑

透明樹脂の中にガイド足が浮いている様に見せられるのかと思ったけど、クリアスレッドってそんなに透けないのね。

やっぱりオールブラックが好きだな。


2024/09/26 エンガイグリ→タテシマ

風は南東だから島陰になって、いい凪。

船長にエンガイグリの希望を伝えると、行けそうな感じ。


北からのゆったりした流れが当てて、雰囲気もいい。


薄暗いうちはミノーを投げたりしながら、視界が効くようになって、ダイペンで水面を騒がしてみると、2投目で水面が炸裂した。

速い速い!そして強い。沖に顔を出した岩を回り込まれないように耐えるが、、、

と、フックアウト

ヒットルアーはラピード190



その後も、同じルアーでヒットするも、フックアウト。

こっちはさっきより小さいサイズか。


そして、あれこれルアーを変えたり、ルアーサイズを下げたり、ヒットは適度に続くのだが、ことごとくフックアウト。

じゃれつくように食ってきて、しかも高活性だから食い直しても来るのだが、顔の横に掛かっているみたいで、手前で反転されると外れたり、抜き上げようとしたらポロリと外れたり、ズリ上げても小さな足場でビッタンビッタンやって外れたり。


6時前から始めて、10時頃までやって、9回フックアップして全部フックアウト。ヒット数は数知れず。1ヒット目だけは強かったけど、以降は全部2〜3キロサイズ。


日も熱くなってきたので、無理はしないように(じつは帯状疱疹で1週間前まで寝込んでいたこともあり)、日陰のあるタテシマに瀬替えさせてもらうことにした。



タテシマに乗ってすぐにも、根の上でヒット、しかしすぐフックアウト。

フックが刺さってしまうと、群れが散るのか、しばらくはヒットが遠ざかるようで、そんな時はカニジグヘッドでイシダイ狙いを挟みながら、ゆったり続ける。


カンダイは釣れるんだよな。



そして、場を休ませた後に、丁寧に根の上をトレースして、ようやくキャッチ

2キロちょいか。ヒットルアーはラピード160



この後も、2ヒットあるも、やっぱりフックアウトで、日が暮れ回収時間となった。




こんなにフックアウトする釣りだっけ??

フックポイントにも気は使っているし、重みを乗せてからしっかりフッキングは入れているし、ファイトにも気を遣っている。魚が小さいのが原因なのかな?(あとはやたら高活性なことも)


主要ルアーのフックは全部、ツインフックに載せ替えて、明日に挑もうと思う。

不用意にフックに掛けない、掛けなければヒットチャンスは続くし、掛ければ獲る。そんな見立て。



続く。