屋久島の魅力のもう一つが、温泉。

特に好きなのは、島の南端の尾之間温泉(おのあいだおんせん)。

尾之間温泉
〒891-4404 鹿児島県熊毛郡屋久島町尾之間1293

地元の方々が通う、あの感じがクセになる。1日目も2日目も、磯から上がって入る温泉サイコー。






屋久島遠征釣行3日目

さて、3日目は、島の西側方面に車を走らせた。

車を止めて準備をしていると、後続の方がやってきた。挨拶をしてお伺いすると底物狙いとのこと。

じゃあ、ポイントは同じでも、並んでやれますね、と。



さあ、ミノーから。

手早く、手が届くところを順に撃ってゆくが、反応なし。


そして、ポッパー。

うっすら沖の潮目から数投ポッピングしてきたところで、出た!!

乗らず。

ポッピングを続けると、バシャン!!

乗ったあ!!

見えたのは、平べったい銀色の魚体。

そんなに大きくはないが、スピード感のある突っ込み。そして瀬際の鉛の抵抗。

浮かせて、ウネリのタイミングに乗せて、一気にずり上げる。

よっしゃ!


あれ??

なんか違う。

特にマユゲ(笑)。

あと凄くペラッペラに薄い。

イトヒキアジかいっ!!

イトは無くなってしまうぐらい老成しているのか。体長は80センチぐらいあるわりに薄っぺらいから、重さは5〜6キロぐらい?

すぐ弱りそうだったから計測しないで、ストリンガーに掛けた。(あとで気づいたらストリンガーが抜けてた)

ヒットルアーは、ブルポップ200



これっきりで後が続かない。

海は穏やかで、潮もタルく、眠気を誘う。昨日1日投げ続けたから、体も筋肉痛でバキバキ。


昼寝をしつつ、14時の満潮を過ぎて下げに変わっても、やはり潮は動かない。ジグを投げてみたりもするが、何もなし。



夕暮れ。

ミノーにたまに、カンッ!って当たるのは、ダツか。

結局、日が暮れて、三日目は終了となった。



屋久島遠征釣行4日目

朝マヅメは、昨日と同じ瀬に降りた。昨日の朝のタイミングは良かったし、今日になれば別の魚が同じように回遊してくるのでは、と考えたから。

しかし、何もなし。相変わらず、潮はタルい。


もっと南に移動。

屋久島灯台は、最近は観光客も来ないからか、サルたちに占拠されたみたいになっている。

車を囲まれたwww

危害を加えてくる様子はなさそう。



崖を降りると、川のように流れている。

なるほど。黒潮本流がここまでは来ているんだな。


手早くマグナムミノーで撃てるところを一通り通してゆくと、沖の流れがぶつかってできたヨレのところで、ドンッ!

しかし、乗らず。

しばらくして、もう一回ドンッ!やはり乗らない。

ほか、スネコンを流れに流し込んだり、ダイペンやポッパー、様々なアクションやコースを試すが、反応はない。


12時を回ったし、じゃあ、ってことで、ジグで小物遊びでもしようか、と流れに乗せて沖に流し込んでしゃくり上げ、もう一度流し込んだところで糸が止まった。

あれ?浅いところがあるのかな?と持ち上げると根掛かり?

グン!グン!生命感!!

と、一瞬の間があったところで、ジャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

強烈に強い。足場はいいので、ドラグを締めて(12〜13kgぐらい?)ロッドをフルベンドして耐えようとするも体を持ってゆかれる強さ。

よし、止まったか。ポンピング2回ぐらいは回収できたところで更にセカンドラン。

と、フッ。

メインライン高切れ。沈み根に干渉していたらしい。

正体はなんだったんだろう??フォールに喰ったからサメとかかもしれない。

これで、二本しか持ってこなかったジグは全部ロスト。今回は表層系のルアーばかりで、深いレンジまで届くルアーの手持ちはなくなった。

ベベルスイマー、持って来れば良かったな。まあ、深いところで掛けても獲れないから、これでいいのかもしれないけど。



少し休憩を挟んで、再開。

イスズミの大群がやってきたり、魚の姿が見えるような感じに海の雰囲気が少し変化した。

小魚の姿がよく見えるカケアガリのところでU字のドリフトターンをするようにマグナムミノーを流し込んで刻んでゆくと、ドリフトターンがちょうど良いところに入ったところで、深みから突然姿を現した魚がヒュカッ!!喰った!

キュキュキュキュキュキュ!速い速い。

でもスプールを掴んで、バットパワーで溜めると、反発で一気に浮いて、ウネリに乗せてズリ上げ。

いつ見ても美しいブルー。カスミアジ6.4キロ。

これぐらいの魚なら、コントロールはまだ余裕。ひとつ前の魚はぜんぜんケタ違いだった。


16時ぐらいから下げ潮に変わると、潮はほぼ流れなくなって、これっきりで、あとは日暮れまでなにもなしで終了。

やっぱり激流の釣りは、サイコーに面白いな。


さあ、明日は最終日。

朝マヅメだけしかやれないから、どこにエントリーしようか。

続く。