今期のテーマはマグロ。


とりわけ、伊豆諸島のキハダ狙いに通いつめている。

あとは夏の終わりには、コシナガマグロも狙いにゆく計画を立てている。



賀寿丸にお世話になるのも、今季5回目。

4/12 銭洲・オオダルマ >釣行記はこちら
釣果無し

6/29タダナエ・ヒラダン >釣行記はこちら
キハダの反応は無し、カンパチ3.9キロをジグでキャッチ

7/14銭洲・オオダルマ >釣行記はこちら
キハダ(キメジ)をペンシルでキャッチ、20キロクラスのキハダはペンシルで掛けたがギャフ入れ失敗でバラシ

7/29銭洲・ヒラッタイ >釣行記はこちら
キハダをペンシルで3回食わせたが、1ミスバイト、2フックオフ

そして今回、8/4タダナエ・エボシ
キハダを4回(もしかしたら1回はカツオとかかも)食わせて、2ミスバイト、2フックオフ。
カンパチは2キロ弱1本と、3キロ強2本をジグとミノーとペンシルでキャッチ。



もう、連続でキハダの6ヒットを、ものにできないでいる。

もちろん、びっくりアワセをしている訳ではない。水面にドカンと出て、ラインに重みが乗るまで走らせて、頭が向こうを向いてしっかり重みを乗せてフッキングを入れている。

また、無駄な自慢だが(笑)、魚を出している数は多い。魚に対して美味しそうに見せるところまではうまくいっていると思っている。投げ続ける気力と体力、そして道具立ても万全。

だが、フックをツインフックに換えたり、ルアーサイズを下げたり、いろいろなことをやっているけど、ことごとくフックオフ。

ドツボにハマりそうである。


釣行記と考察を残しておこうと思う。





タダナエ島、エボシへ。

連日のキハダ好調の話を聞くエボシに渡してもらうことになった。


エボシの1番(一番北向き)に同礁者は、僕も含めてルアーマン3人。

あと、海央丸のほうからも南側の2番のほうに数名。


直前に船長にお話を伺ったところでは、昨日は昼頃のヒットだったという。そして昨日に比べて水温が1度近く下がっているのがどう影響するか。



同礁者の方は、2人ともポッパーからスタートしたので、アマノジャク(笑)な僕はジグからスタート。

向かい風なので広く撃ちたいのと、水面下のフォールで拾い食いがあるのではという見立てもある。

ここはフルキャストすると125gのジグはカウント50でも底が取れないぐらいドン深。

時間かかるなーと思っていると、いきなり隣で同礁者のロッドが曲がっている。

ぜんぜん苦労なくスルスルと寄って、ギャフ掛け、ランディング。

マジか。

実測15キロのキハダ。

自作のポッパーで、自己記録のキハダとのこと。おめでとうございます!!



再開。

次は、もう1名の同礁者さん。

ポッパーに出たのは、3キロオーバーの美味しそうな本ガツオ。



それから、しばらくして、

僕の投げるラピード160に、魚体まる出しの横っ飛びバイト!

弾丸体型にギザギザのシッポの、あきらかにマグロのシルエット。


ラインの先に重みは乗らない。

プカっと浮いたルアーを、優しく移動距離を抑えてもう2ジャークしたところで、もう一回バイト!

ラインの先には重み。

ロッドは魚のほうに向けたままドラグを出し、足場を確認して体制を整えたところで、首振りの感触があって、スカッ!!

抜けた。。



その後は、ジグをフルキャストして表層を強めのリーリングジャークで左右にダートで飛ばしながら引いてくると、カンッ!と鋭いバイト。

繰り返していると、ゴチンッ!と乗った。

これは、難なく寄せて

ヒレナガカンパチ

血抜き後の台所計測で1.8キロ

ヒットルアーは撃投ジグ ストライク125g。


ちなみにこの魚の胃袋の中には10センチないぐらいのオヤビッチャと、ウミタナゴみたいな魚がベイト。



それから、マグナムミノー160に潮のヨレの中でドンッ!

もう少し大きなヒレナガカンパチ

磯の上では3キロ無いかなと思っていたけど、血抜き後の台所計測で3.3キロ

この魚の胃袋の内容物は、消化が進みすぎてわからなかった。



またペンシルを投げ続ける。

沖でバイト!!

乗らない。

これはキハダなのか、あるいはカツオなのか?分からない。そんなには大きくなかったように思う。



そして、12時を回り、昨日のヒットがあったという時間帯に突入。

3人であーだこーだ言いながら、投げ続ける。

潮は、沖ではゆったりと南から北の向かって、手前ではタダナエ本島との間の水道からの流れの影響で西から東に払い出して流れている。射程距離内に薄っすらと潮目。

潮目を横切るように、なるべくのロングキャストから、丁寧なショートジャークで、食う間を入れつつ、なるべく沖にとどめる時間を長く取れるように撃ち続ける。

と、ルアーの後方の水中奥でギラリと光る物が見えるなと思ったら、水柱!

ジィッーーーーーーーーーーーーとドラグが出て、鋭い横走りでラインがシュパッと水を切る。早い泳ぎ!

体制を整えつつ、しっかり魚の重さをバットに乗せて後ろに引くようにフッキング、と思ったらスカっ、あれ??

プカッと浮き上がるルアー。

と、直後、ギラリっ!

乗った。

あれ?これはヒレナガ

浮いた勢いのまま抜き上げランディング。

サイズはさっきと同じぐらいか、もう少し大きいかぐらいだから3キロ強という感じ。同礁者さんに譲ったから正確な計測はしていない。

掛かったキハダに追尾していたこの魚が、おこぼれを食らうようにしてヒットしたみたい。

ヒットルアーは、ラピード190

義父から託されたルアー。ありがとうーお義父さん!



そして、回収時間の15時になって終了。

やたらカンパチ運が良くて、キハダ運には弄ばされた感じ。

キハダには、体制を組み直して再挑戦したい。



改めて、オフショアのキハダのノウハウや情報を頼りに調べてみて、次に試してみたいことは

・やっぱりトリプルフックが良さそうだということ。

・STX58など、ストレートポイントで細軸のフックを、絡めるように掛けるのが良さそうということ。

・ドラグはもっと緩めに。初期は3キロぐらいにして、首振りでも出るぐらいにしてもいいかもしれない。

・絡めるように多点で掛けて、ゆるくファイトをすれば、フックの弱さは補えるだろう

・イレギュラーなアクションが入るペンシルよりも、直線的なアクションのポッパーのほうがミスバイトが少ないかも。でもペンシルの操作のほうが食わせには自信があるんだよなー


たぶん、掛かる時はかかるんだろうけど、やっぱりチャンスはなるべく多く物にしたいやん。

あとは、キハダを狙う場合、飛距離も重要だから、6ピースの11.4フィートのロッドも組もうかな。

次はいつ行けるか。

そして、その時にシーズンが終わってなければいいんだけど。


タックルデータ

ロッド    :BigFishGo CLIFF 965(試作)
リール    :ツインパワー8000PG
メインライン :バリバス SMP 4号
スペーサー  :PE8号 5ヒロ
リーダー   :船ハリス40号 5ヒロ

ロッド    :BigFishGo AIR 965
リール    :ソルティガ6500
メインライン :バリバス SMP 6号
スペーサー  :PE15号 5ヒロ
リーダー   :船ハリス40号 5ヒロ


追記:釣具作りを仕事にしたい方へ

ちなみに、最近、釣りや釣具作りを仕事にしたい!という方から、相談されることが多くなっている。


どうやって、1歩目を踏み出したのか?

何から始めたらいい??

初期費用は?

副業?専業?どう考えたらいい?

ルアー作りで起業するなら、どうしたらいい?

釣具のマーケティングって、どうやったらいいの?

なぜ廣瀬さんはロッドを選んだの??

組んで一緒に何かできませんか?


こんな僕のやっていることが、他の釣具作りを自分の仕事にしたい人たちを勇気づけ、興味を持ってもらったり、ライバル心を持ったり(笑)、学びたいと思ってもらえる。

ありがたいことだなー、と思う。


座談会とか、あるいは作ったもの持ち寄り釣りツアーとか、あるいは僕も話を聞きたい人をゲストにお呼びしてセミナーとか、あるいはロッドビルディングのワークショップとか、そういう作る系のイベントを企画したら、興味ある人は他にもいますか??


もし、ご希望でしたら、メール(ikkei.hirose@gmail.com)でもいいですし、メルマガ登録(https://form.os7.biz/f/1e84cae6/)の備考欄に記載して、お知らせください。