伊良部島

11年ぶりに、宮古諸島の伊良部島に来ています。

11年前には、バックパック1つで島渡りをして、ここ伊良部島で旅行資金を貯めるためにサトウキビ狩りのバイトをしていました。

そして来年2015年の1月には、宮古島と伊良部島の間に大橋がかかるとのこと。きっと伊良部島も大きく変わるだろう、ということで、妻と11ヶ月の娘を連れて、当時お世話になっていた方々に挨拶をするために、やってきました。

宿泊は、長山港のすぐ近くのsoraniwaさん。

soraniwaのホームページ
http://soraniwa.org/

11年前には無かった、こんな心地のいいリゾートも出来始めました。

さて、釣りの話です。

家族の旅行なので、釣りの時間は、朝マヅメと夕マヅメのそれぞれ2時間のみ。しかし、この限られた時間で結果を出すために、事前準備と情報収集、そして集中は欠かしません。

選んだのは、長山港の大堤防の先端です。北からの風が激しいので、先端から外向きに追い風に乗せてルアーを遠投します。

1日目の夕方は、メタルジグに1バイトのみ。

2日目の朝は、ノーバイト。5センチぐらいの小魚の群れはいるんですが。。

そして、2日目の夕方。

シンキングペンシルを外向きの潮目に遠投して沈め、高速トゥイッチしながら巻き上げてくると、ガツン!

シーバスロッドにPE0.6号なので、ギュンギュンとドラグをならして走ります。

銀色の魚体が見えてきました。すると、その後ろから赤色の大きな魚体2つが銀色の魚体を追いかけているのも見えます。

上がったのは、こちら

 伊良部島 長山港 イソマグロ

50センチぐらいのニジョウサバ。二条の側線がしっぽのところで合流するのが特徴です。追いかけていたのはアカナー(バラフエダイ)でしょうか。目測ですが、このニジョウサバを2倍近くの大きさがあったと思います。南の海の豊かさを感じます。ニジョウサバもしっぽをかじられています。

開いて、一夜干しにして、食べました。

ニジョウサバの一夜干しです。

不味くはないが、とてもおいしいというわけでもない。脂の乗っていないサバ、という感じ。ちょっと臭みもあります。

【使用タックル】
ヒットルアー:シコトゥイッチャー7cm 赤金
ロッド:メジャークラフト クロステージ4ピース CRK-964ML

さて、3日目の朝。

北からの風は、少し弱まりましたが、長山港の堤防先端まで行くと、まだまだ風は強いです。

昨日の、あんなアカナーが掛かったら、シーバスタックルではひとたまりもないので、強めのタックルを使います。

ルアーは、マリア ローデッド S140。遠投して沈めロングジャークを繰り返して引いてきます。

堤防の角で潮がよれたところにさしかかった所で、グンッ!と重みが乗ります。直後水面を割って激しいジャンプ。

重い、重い。

上がってきたのは、メーター越えのバラクーダ。

120センチぐらい。7~8キロぐらい。自撮りで画面に収まりません。

ローデッド140をガッチリくわえています。凶悪な顔つき。ルアーには牙が貫通していました。

しっぽもメチャ太い。

バラクーダって、70センチぐらいなら引きは弱いイメージあったけれど、メーターを超えるとけっこう暴力的な引きをします。

シガテラ毒の中毒が危険なので、バラクーダは食べないでリリースしました。

ここ長山港は、先端付近は外海に面していて、水深もあります。

朝、夕方、ともにヒットタイムは一瞬ですが、かなり面白いポイントです。この朝は500メートルぐらい沖では、ルアーが届かない距離ですが、GTらしき水面爆発も出ていました。

次に来るのは、伊良部大橋が開通してからかな。こういうポイントもどう変わっていくのでしょうか。

【使用タックル】
ヒットルアー:マリア ローデッド S140
ロッド:シマノAR-C S806MH
リール:シマノ アルテグラ4000
ライン:PE3号+リーダー60lb

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