小笠原へ行ってきた。

あれ?ヒロセサン、先週は見島に行ってたのに、今週は小笠原ですか??

と聞かれたが、違うのである。

9月は見島、10月は小笠原なのである(笑)。

9月は本当に仕事ばかりしていて、月末にやっと時間を見つけて半夜日帰りで見島へ行けた。ロッドの注文予約も次から次へたくさん。こう見えてスケジュールギッチリだ。

10月1日、バタバタとやるべきことに整理をつけて、おがさわら丸に乗り込んだ。

28時間で母島に到着。

もう、初めての頃のような高揚感は無い。

なんのためにここにきたか?

デカい魚を獲るためである。それのみである。

心は平静。

淡々とタックルを組んで、夕マヅメの沖側の堤防によじ登り、投げ始める。

トップの早い釣りからはじめて、色々と刻んでゆき、シンキングペンシルを軽く沈めると足元の沈みテトラの脇で、ヒット!

ブリっと抜き上げて、到着早々キャッチできたのがこの魚。

カッポレ、実測3.5キロ。ヒットルアーはUZU明日かもジョー90g。

この魚は、美味しいからキープ。宿に持ち帰り、翌日の晩の刺身、翌々日の晩のカルパッチョと、美味しくいただきました^^

さて、翌朝。

朝イチは、姉島の西側のニホン岩から開始。

9時までは上げ潮の流れが、東方面に向けて流れてゆく。

カスミアジやカッポレのチェイスは、数回あったが、海の活性はなんとなくイマイチ。

明日かもジョー90gを沈めてみる。

20カウント沈めて、ジャークアップで、ゴンッ!

でも、小さいか。

アオチビキ。4キロ無いぐらいかな。

この後、今回ご一緒のコバサンも、ベベルスイマー200でいいサイズのカスミアジをキャッチ。

表層では反応が取れないが、沈めるといいみたい。

また明日かもジョーをフルキャストから20カウント沈めてジャークアップ、また沈めてジャークアップしたところで、クンッ!と何か違和感。

しかし重みが乗らない。あれっ?もう一回ジャークアップでやっぱり何か違和感。

グイグイ。

やっぱり食ってたか。

巻きながらフッキング。

ヨシキタ!追い合わせをもう一回。

と、グンッ!ギュ、ギュ、、、、ギュギュギュギューーーーーーーーーーーーーーーン。

おおーーー、止まらーーーーん。

ここは足元からドン深だとは聞いているので、ロッドを起こして溜めて、ハンドドラグで少しずつプレッシャーを掛けようとするも、全く止まるような感じはしない。

深く深くラインは下に突き刺さってゆく。リールの糸巻き量も、ギュンギュン減ってゆく。

素手の左手の中で回るスプールが熱く、そして指先をジュッ!と削る。やばいな。止められる気がしない。

ラインが全部なくなるよーーー。

どうするか。

止めて獲るか?走らせて獲るか?

というか止まらないから、走らせるまましかない、と思ったのも束の間。プンッ!メインラインから切れて、後ろに転げた。

今回同行の菅谷くんによると、ここの足元には、家一軒ぐらいの大きさの岩が一個ポコっとあるという。

ドラグが強くハンドドラグで更にプレッシャーを掛けたから魚は下へ下へ向かってゆき、その岩にラインが触れたか。

ドラグを緩くしてもっと走らせていたら、どうだったか。

それでも獲れていた魚だったか。

いやー、かなりのサイズだったと思う。

こっちとしては、20~30キロそこそこのちょうどいいサイズで満足なんだけどな。。。。

掛かる魚は選べないもんね。

このニホン岩では、他、コバサンが10キロ弱のコクハンアラをキャッチするなどがあって、次は下げ潮を狙って、瀬替わり。

しかし、母島西のハナレに乗るも反応は薄い。

根周りでは、ヒラアジ類が追ってくるのをポツポツ獲って、

カスミアジ8キロぐらい。ヒットルアーはオシア別注ヒラマサ220

この時の動画も。魚は8キロなので大きくないけど、根の際から高速で浮かす様子が撮れたので、ロッド(Explore Proto5)の強さ・曲がりの参考にどうぞ。

↓  ↓

ギンガメアジ5キロぐらい。ヒットルアーはラピード190

しかし、沖側での本命は全く反応なく、終了。

管谷くんも、ひたすらマグナムミノーを投げ倒すも、反応はなしとのこと。

いやーー、なかなか簡単にはいかないものである。

明日に続く。

<タックルデータ>

ロッド    :Explore Shore-GT プロト5(チタンガイド15点)

リール    :ソルティガ6500

メインライン :バリバス マックスパワー8号

スペーサー  :PE15号 2ヒロ

リーダー   :潮聲60号 4ヒロ半

ロッド    :Explore Shore-GT プロト5(ステンレスオーシャンガイド8点)

リール    :ツインパワー14000PG

メインライン :バリバス SMP 6号

スペーサー  :PE15号 2ヒロ

リーダー   :潮聲50号 3ヒロ半

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