今年も、トビウオを追っかけて諏訪之瀬島の堤防GTに行ってきました。

諏訪之瀬島

3晩投げ続けましたが、トビウオがほとんど入っていない状況で、結果から言うとデカいイソンボを一発掛けたのみ。歯ズレでラインブレイクして終了となりました。
軽く30キロは超えていたと思うんだよなー。

ダイナミックな補食シーン、急加速でけたたましく鳴ったドラグ音、ハンドドラグでもまったく止まらなかったあの感触が脳裏に焼き付いて離れません。

あそこでこうしていれば、もしこうだったら、、、、
去年に初めて諏訪之瀬島を訪れて、それから1年間。準備と経験を積み上げたはずでしたが、実際に現場に立って、諸先輩がたの立ち居振る舞いを見ると、まだまだ準備不足であることを痛感しました。
なので、今日は、課題を分析して、改善点を書き残しておこうと思います。
●まずは、ルアーの飛距離
トビウオが沖で跳ねているとき、朝がたに沖の潮目にキハダマグロが回遊してきた時(実際に2本あがっていた)、少しでもチャンスを拾えるのは、ルアーの飛距離だと思います。
PE8号だから、重いルアーをちゃんと飛ばすには、理に適ったキャスティングフォームと、それに見合った筋力を身につけねば、と思いました。

じっさい、夜の暗いうちは着水点が見えないからどれぐらい飛んでいるか分からなかったけれど、夜が明けてきて、諸先輩がたのキャスティングと並ぶと、自分のルアーがぜんぜん飛んでいないことに愕然としました。

ZENAQミュートス・アキュラ100Hは、200ポンドリーダーの抜けも良くて糸がらみも皆無だったので、それはそれで良かったのですが、堤防ならリーダーは1ヒロで充分。ガイドの中に巻き込まないで少しでも抵抗を減らして飛距離を稼ぐほうがいいように思いました。
●ショックリーダーについて
前述のとおり、堤防でやる限りロングリーダーは必要ないと思います。擦れる要因は歯と魚体ぐらいだから1ヒロで充分。
よつあみDMVの200lbを2ヒロ入れていましたが、イソマグロの歯ズレでスッパリ切られたので、やっぱりフロロカーボンの80号がいいかもと思いました。まあ、あの歯にはどんなに太いフロロでも切られるときは切られると思うけれど。
●ノットについて
8号のメインラインをダブルラインにして、200ポンド以上のリーダーをFGノットで接続するから、ノットは締め具で締める必要がある。そして締め具は2つ必要。素手で渾身の力で締めてやっていましたが、ちょっと不安でした。
あとは、自分のノットの一番弱い部分を把握して改善しなければならないので、ひっぱって切ってみるテストは必須。
●フックセッティングについて
水平フォール(テンションフォール)が基本だから、フロントフックが5/0か6/0のトリプルフック、リアフックは6/0のシングルフックがベストチョイスかな、と思っています。
●ラインの巻きの締まり具合について
高負荷のドラグセッティングで、かつ走らせることもあるから、スプールに巻く際のラインテンションは強くして密に巻いておく必要がある。そうじゃないとスプールにラインが食い込んで切れる。ドラグチェッカーもあったほうがいい。
●サーチライト
長期滞在ができない僕は、わずかなチャンスでも掴む為に、猿のように投げ続ける必要がある。
人が多いときは、誰かがサーチライトでトビウオの入り具合をチェックしてくれるからいいけれど、誰も投げていなくても僕は真っ暗な闇に向かって投げ続ける。
そんな時に、自分でサーチライトでトビウオをチェックできたら、モチベーションが保ててやっぱりいいかも、と思います。まあ、トビウオがいなくても投げ続けるんだけどね。

4000ルーメンのこれを買ってみようと思う。

●防水デジタルカメラ
水たまりに落として、デジカメは壊れてしまった。この時期、基本的に雨のなかでも投げ続けることが多いし、やっぱりリコーのコンデジを買っておこうと思う。
来月もう一回、挑戦してやる!!

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