先日、渋谷のサンスイに散歩がてら行ってみたら、ネイチャーボーイズの下中さんとばったりお会いして、新作ルアーの鉄腕バイブ(2023年夏発売)についての話題になって、1つサンプルを送っていただいた。


Nature Boys鉄腕VIB
110mm 60g

下中さんのインスタより


こんなセッティングで、使ってみた。

スプリットリングはカルティバ ハイパーワイヤー#8で、フックは同じくカルティバのプラッガーシングル3/0

ラインアイが2つあって、前方結節のほうが泳ぎはタイトで巻き抵抗が少ないのは、「高速で巻けるバイブレスミノー」の言葉通り。

でも、後方結節のほうが流れを横から受けた場合の安定性がかなり高くなり、激流の中でゆっくり深いレンジを曳いたり、足元で8の字曳きしたりにぴったりで、僕はこっちの方が好み。

ジャークではそんなに左右には飛ばないで、ジャーク後のフォールはヒラヒラいい感じ。


今回の三宅島釣行では魚の反応が渋すぎて魚は出せなかったけど、銭洲とかのカンパチにメチャ効きそうな泳ぎ、レンジ。

マグナムミノーよりももう一段深いところで、一口サイズで食わせる感じか。ヘビータックルでも飛ばせる重さもいい(もう1つ重いサイズも企画中とも聞いた)。





他社ルアーとの比較

この分野(ヘビーバイブレーションプラグ)で、もう1つ使っているルアーが、

こちらの小笠原釣行でも使った、REALSのDEEP BREAKER
https://bigfishgo.site/%e3%82%bb%e3%83%96%e3%83

比較すると、DEEP BREAKERのほうがシルエットが小さく、「ジギングバイブ」の名前の通り、メタルジグに近い。

鉄腕VIBが亜鉛系の低比重合金とステンレスのワイヤーでできているのに対し、DEEP BREAKERは鉄板に鉛を組み合わせて、沈みも早いし、泳ぎはタイトで高速リトリーブに対応する。

ゆっくりミノーに近い曳き方なら鉄腕VIBで、深いレンジでも浮き上がらずに曳くならDEEP BREAKERという感じか。


もっと使い込んで、また詳しく書いてみたいと思う。