小笠原へ。

コロナ騒動中ずっと行けなかったから、4年ぶりか。


初めての場所ではないけれど、やっぱり小笠原へ行くときは、死地に飛び込むような気持ちで出発する。

なんせ移動時間30時間。同じ東京都なのに、地球の裏側に行くぐらい遠い。

旅立ちは、小さな死みたいなものだと思う。



今回は、メルマガ登録者さんからKさんとHさんの2名、そしてGTアイスクリームおじさんことOさんも参加表明してくれて4年ぶりの再開。



新しい試作ブランク(たぶんCLIFF965の最終版になると思う)も、直前に届いたものを2晩で組み終えた。





2023/07/14 小笠原釣行 1日目

5時出船。

前日のうちに、他船の方々と行きたい磯を確認しあって、石物チームは北東のオンナ根へ、DAIWAの収録チームは南の二本岩へ行くというので、僕らは北のサワラ根に乗ることにした。


そうそう。DAIWAの収録チームというのは、村越正海さんと瀬川良太さんで、同じ宿になった。TVザ・フィッシングの40周年記念の放送なんだって。

少し、お話をさせてもらったけど、瀬川さん、スゴい人だな。Morning tideの頃からYOUTUBEで見たり、トカラの堤防で記録級のイソマグロをキャッチした話は聞いていたけど、あの体格、話も面白いし、DAIWAとの新作ロッドをはじめとしたタックル開発の話、物を見る目、スター性のある話っぷり、そりゃ世間が放っておくわけないよな。



さて、サワラ根。

渡礁直後は、大きなロウニンアジが瀬際を泳いでいたり、カスミアジの群れがルアーに付いてきたりしたけど、期待の下げ潮は終わってしまった。


移動。

上げ潮が期待できる、北からの流れが当てる北東方面へ。

臥牛角は東風で船を付けられなさそうだから、少し手前の名も知らない磯に乗った。

船付き場所から、1つワンドを越え、沖向きに出たところで、大きめのGT(30キロぐらい?)のチェイス。

でも、ここは沖20~30メートルぐらいテラス状のシャローが広がっていて、その先まで走られるサイズの魚は難しいだろうな。


昼を回って、ゆったりと南向きの流れが効きはじめたところで、ようやくのヒットはカスミアジ6.2キロ。

ヒットルアーはマグナムミノー160


ロッドは、最新プロトのBigFishGo CLIFF 965。これぐらいのサイズの魚なら抜き上げも難がないし、軽快なティップ周りのセッティングもいい感じ。


ここは、やっていれば、いいサイズも出そうではあるけれど、掛けても獲れなさそうということで移動。



北のオニ岩へ。

ここでは、カッポレをランディングミス(抜き上げたら後ろのスリットに落としたw)、カスミアジ4キロ前後をキャッチして、終了時間に。





考察:2023年7月の状況を俯瞰して見てみる

沖を流していたGTアイスクリームおじさん達のオフショア組は、シャローでカンパチ8キロ、いいサイズのスマガツオ、そこそこサイズのワフーや、カスミアジなど、ヒットたくさんで楽しかったみたい。

水温は29度で、ちょっと上がりすぎという話。


ちなみに南へ行ったチームは、10キロないぐらいのイソマグロ、バラハタ、カスミアジ、アオチビキ、などバリエーション豊かな魚達が出たという。


そして着いてから知ったのだけど、今年はまったくイソマグロが釣れていないらしい。

となるとGT狙いか。


明日は南のシャローを狙うか。



続く。


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