タダナエでカンパチが爆釣だという。
なんでも、新しい群れが入ってきたらしく、そんなフレッシュな魚たちは、ルアーにもバンバンアタックしてくるのだそうだ。
そんな話を聞いたのが土曜日のこと。いても立ってもいられなくなり、仕事の都合を見て翌日の日曜日の夜から下田に向かい、3時半出船の賀寿丸に飛び乗った。
さあ、どんな料理にして食べようか。神経締めに初挑戦してみよう。大きいのだけ選んで釣るにはあのルアーを投げようか。クーラーには最大何本入るのかな。
期待で胸がいっぱいである。全く眠れない。
ところが、チーーン。
ナンモナシ。
潮も、はじめから終わりまでまったく動かない。
今回は、始まる前の期待と、終わったあとの落胆の、落差がハンパない。
とはいえ、同礁させていただいた方(この方はいいサイズのハガツオを掛けていた)とは、談笑などしながら楽しく過ごさせていただいた。
魚は釣れなくとも人との楽しい出会いがあるから、この釣りはやめられないなあ。
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