待ちに待った3年越しのコロナ規制明けのトカラのトビウオのシーズン!

と思っていたのに、台風2号の影響で、やむなくキャンセル。

行き先は、台風の影響が及ばない日本海に目を向けることにした。



粟島のヒラマサは、はじまってるかな??

佐渡ではトビウオとヒラマサ釣果のウワサを聞いたから、こっちはどうだろうか?


じゃあ、確かめるために行ってみよー!





新幹線で新潟、粟島へ

岩船港で海を覗いてみると、平日にもかかわらず、釣り人で賑わっている。

マイワシとカタクチイワシの混成の群れが入っていて爆釣しているようだった。


ハイシーズンなら昼前の便に乗って、午後から釣りが出来るところだが、5月はまだ粟島汽船は1日1便しか出ていないということで、15時過ぎの岩船港発のフェリーに乗ったら粟島到着は17時前。

初日はほぼ移動だけで過ぎてしまった。

といっても、日暮れまで地磯で投げてみる。


なにもなく夕日は水平線にしずんでゆく。





2023/06/01・釣行1日目はオオボラへ


渡船は4時出船。

船長によると、ヒラマサはぜんぜんダメだよ。どこに乗っても、この濁りのせいでダメだろうね、と。


確かにモスグリーンの濁りで2~3メートルぐらいの透明度。

春のプランクトンの濁りなのかな?

そのせいか、今年はマダイが絶好調とのこと。一方でヒラマサは上がってないみたい。


とはいえ、一匹のいい魚と遭遇さえできれば、それで僕は満足なわけで、

ハイアピールで飛び付かせるか、鼻先まで持っていって食わせるか、どっちかやろ!という見立てで開始。


はじめはビッグプラグで水面を騒がせてみて、ひと通りのコース、立ち位置、アクションを試しても反応が無いので、ジグにチェンジ。

沖側をゆっくり流れる潮の流れに乗せて、鼻先にフォールで落とし込むように丁寧に撃ってゆくと、

着底からの2シャクリでヌンッ!

生命感。


ヒラマサなら一気に浮かせないと!とドラグを締め上げて渾身の無酸素ポンピング。

キツイー!

しかも良く引くなー

頭を向こうに向けられる隙を与えるやいなやキュンキュン走る。

足場は低いので、ずり上げキャッチ!


ブリだな。これは。

ヒラマサかと思ったわ。瀬際の横走りとか、危なかったし。

実測6.5キロ。

ヒットルアーは撃投ジグレベル130gジガーミディアムロックアシスト7/0


やってみたかった鬼締めをして、再開。

この最近Youtubeで見つけた、西田さんの鬼締め、勉強になるなあ。もう魚の持ち帰り方に迷いは無くなった。



さて、水面に小サヨリが跳ねるのが見えたので、トッププラグに変えるや、水面にモリッと出て、しっかり乗った!

いやー、強いんだよな。

丸々肉付きのよいブリ。こっちは7.0キロ。

ヒットルアーはラピード190F


吐き出したベイトは、イワシだった。

あとで船長に聞いたら底にはイワシの群れが魚探に映っていたのだそうだ。案外、水面のサヨリよりもイワシを追いかけているのかもしれない。


この2本目のブリをキャッチしたのが7時のこと。それから17時半の回収まで、何をやっても反応は取れず、釣行1日目終了。

他の磯では、やはりマダイが好調で、フカセの方々は特大サイズに切られたり盛況だったみたい。前日に上がっていたイシダイはこの日はゼロでルアー青物もダメだったみたい。刺し網にはブリがよく掛かったとも聞いた。


ブリのカマ焼き、絶品!






2023/06/02・釣行2日目はナベイワへ

この日は、朝からずっと雨の予報。

今回は、この雨は天気図から想定していたので、完全な水濡れ対策をしてきた。

サーフィン用のウェットジャケットに、ウェットタイツ、あとは濡らしたくないものはドライバッグに仕分けた。

シェルで雨を防ぐというよりも、ネオプレンでビショビショに濡れても体温を下げないという考え方。トカラの雨の夜を想定したレベルの準備だったから、雨の中でも全く快適^^


さて、風は南からなので、フカセの方々も北へ行くということで、便乗して北に遠く離れたナベイワに渡してもらえることになった。

ナベイワでは、前にいい思いをしている(>コチラ)から、期待が高まる。

沖側にいい潮目が通っている。ニゴリはここでも昨日と変わらない感じか。


ビッグプラグから始めて、それから薄暗いうちから魚の鼻先に届けるように、早々にジグにチェンジ。

2投目には、着底から1シャクリ目に乗っていた。ゴンゴンと首を振るアタリ。

けっこういい重さで、ゴリ巻きで寄せるも、途中ゴンゴン首を振って強い抵抗を見せる。

おおー

美しいマダイだ。50cmぐらい。

おみやげ、ゲット〜!もちろん仕込んできた氷で現場の海水をキンキンに冷やして鬼締め。持ち帰りが楽しみだ^^

ヒットルアーは撃投ジグレベル130gジガーミディアムロックアシスト7/0


これっきりで、その後は底を丁寧になめても反応は取れず、水面でも青物の気配を感じられず、回収の10時になった。


まだ、ヒラマサには早かったか。水温もまだ低くて粟島は、まだ春先の海という感じ。

また機会を見つけて挑戦しよう。





タックルデータ


<タックル1>
ロッド    :BigFishGo AIR 965
リール    :21ツインパワーSW 14000PG
メインライン :バリバス SMP 6号
スペーサー  :PE15号 6ヒロ
リーダー   :船ハリス40号 5ヒロ

<タックル2>
ロッド    :BigFishGo CLIFF 965(試作)
リール    :15ツインパワーSW 8000PG
メインライン :バリバス SMP 3号
スペーサー  :バリバス SMP 8号 6ヒロ
リーダー   :エックスブレイド FCアブソーバー 90lb 4ヒロ