1つの目標であった、スリランカで磯からロウニンアジを釣ることは達成した。
→ https://bigfishgo.site/srilanka-shore-gt
もっと粘れば、もっといいサイズを獲れるのかもしれないけど、聞いた情報や魚市場を見る限りでは、そんなに大きなサイズは沿岸には回遊してこないようである。
リーフの外側までボートで出れば10キロオーバーは出るらしい。
このあたりで、次に進むかな。
次の目標である、ネイティブなバラマンディの釣りにシフトしてゆこうと思う。
【11/24】コッガラ(Koggala)へ
バラマンディといえば、汽水域かな?
というぐらいの知識しかないので、大きな汽水湖があるコッガラ(Koggala)の街に移動することにした。

ミリッサからトゥクトゥクで40分ぐらい。
宿は、コッガラ湖と海の河口にすぐ近い、Villa Koggalaに決めた。
着いたのが夕暮れ前だったので、すぐに準備して河口付近を調査する。

引き潮で、激流が海のほうに流れてゆく。
その流れの中をミノーを流したり、バイブレーションでボトムを叩いたり、橋脚を撃ったり。

シーバスを狙うような感じで撃ってみるけど、反応は取れない。
まったくわからない上に、けっこう網が仕掛けてあって、投げられる場所は限られる。
そして蚊がすさまじくキツイ。
特に日が完全に落ちて風がピタッと止まると、河口のブッシュ周りでやる釣りは蚊の地獄のようになる。
ダメだ。すぐにギブアップ。
ちなみに宿のカレーは、ものすごくうまい。

ジャックフルーツカレー最高!
Villa Koggalaのカレーは、これまでスリランカで食べたカレーの中でナンバーワンだと思う。訪れた際は、ぜひ試してもらいたい。
【11/25】ヒッカドゥワ(Hikkaduwa)へ
朝は、夜明け前にゴッガラレイクの河口を撃ってみる。
だが結局、流れの中の魚が通りそうな場所には網が仕掛けてあって、投げるとしたら海側しか無いということになる。
反応なし。やっぱり全く分からない。
第一、スリランカに来てから魚市場やフィッシュレストランを見つける度にチェックしているけど、バラらしき魚を見たことはない。

だいたいは、ロウニンアジの1キロぐらいはどこでも見かける。スリランカでは「パラーリ」と呼ばれていて、西洋人向けには「バターフィッシュ」と呼ばれる。
他には、コバンアジ系のアジの仲間もいる。
あとは、ツムブリや、バラクーダ、カツオの仲間(こっちではこの魚がTUNAと呼ばれて食べられている)、そしてマングローブジャックやフエダイ系の魚。

コーラルトラウトと、ダツ、シイラ、エビ類など。
バラマンディいないのかな?
移動。
トゥクトゥクでガル(Galle)へ、そしてそこからはローカルバスでヒッカドゥワ(Hikkaduwa)へ。

ヒッカドゥワには2泊して、港の様子を見てみたり、

コッガラもそうだったが、南のミリッサの磯に比べて、南西方面はダラっと砂と岩礁が混じった遠浅の海が続く。
メッキはたくさんいそうな地形。
ヒッカドゥワレイクにはボートを浮かべてマングローブを撃ってみたり、

流れの中の障害物を撃ってみたり、

あとは、海に流れ込む河口を撃ってみたりするも、撃沈。
まったくわからん。
バラマンディがいるのかさえ分からないから、ぜんぜん集中力が続かない。
ネイティブバラマンディは、次回以降の課題だな。
ここまででスリランカ旅の前半の、釣りの部分は終了。
後半のサファイア鉱山視察については、本業のジュエリーのほうのブログで書いたので、興味があれば覗いてみてほしい。
→ https://ameblo.jp/ringology/entry-12777394657.html
スリランカを離れ、日本に戻って2日が経ち、スリランカを恋しく思う。
盛りだくさんのフルーツ、親切で穏やかな人々、ジャングルの動物たち、スパイスの匂い、風に揺れるお寺の菩提樹の樹、夕方の心地よい海風。


スリランカのことは、当初ほとんど知らなかったけど、大好きになってしまった。
釣り人にとっても、ルアーロッドを振っていても、ほとんど誰も干渉してこないのはいい。
また、行けたらいい。