今回は、気分を変えて離島へ。

家族旅行も兼ねて、伊豆諸島の利島へ出掛けてみることにした。

妻と、2歳の娘と0歳の息子と一緒に、浜松町の竹芝桟橋から夜行船で利島を目指す。
1人が夜泣きを始めると、もう1人も泣き始めたりして、それはそれは大変な船旅。帰りは一等船室じゃなきゃダメだなと思いつつ、寝不足で7時半に利島到着。
3人を民宿のお迎えに乗せて、僕は早速、桟橋の先端でジグを投げ始める。
潮が流れない。
島のおじいも誰も釣りをしていない。
これはダメか。時期を早まったか。
昼は家族で過ごし(これはこれで幸せな時間^^)、夕方は西の桟橋でジグを投げるも、やはり反応無し。

小さなベイトは無数にいるし、その下には回遊魚っぽい影もたまに見えるのだが。

穏やかな夕暮れ。

【2日目】
5時に薄明るくなるのに気づいて飛び起き、海へ。
南西風がビュービュー。
1投目。追い風に乗せて遠投し底を取ると、根がかる。ジグは外れたが、何か根があるらしい。
そして同じあたりに2投目。
底から柔らかいワンピッチジャークで根らしいところの上あたりをフワフワと10シャクリぐらい曳いたところで、ゴンッ!
すかさず合わせるとロッドに重みが乗る。
やりー!
この中層でのヒットはカンパチに違いない。首を振るのが分かるし、潮の流れも合わさって重いがドン深の堤防だから心理的には余裕だ。突っ込みにはドラグを出せる。
浮き上がる白い影。この瞬間がたまらない。

2キロ弱のカンパチ。今シーズンの初カンパチだ。ウレシーー!!
潮は伊豆大島の東側に向けて流れている。ここではベストの潮だ。

グレの群れも浮いて、いい雰囲気。

その後、同じ根周りを狙うと、根掛かりしてジグをロスト。
それでも根周りを繰り返し狙う。
キタキタ!

サイズダウンしたが1キロぐらいのカンパチ(ショゴ)

潮止まり付近では、結構上のほうでマハタ。うまそー

アカエソ。

着底から1シャクリで、いいサイズのカサゴ。鍋だー!

フェリーが着岸して、エサ釣りのおじさん達が上陸してきたところで少し会話を交わして納竿。
帰りは一等和室。子供が泣いたり騒いでも気兼ねなく快適な船旅で家に帰り着いた。
もうふた回り大きいカンパチを獲りたいところだが、初モノは嬉しい。初夏を感じる離島遠征を終えた。
普段のストイックな釣りとは違う、なんだか幸せな旅だったな。
おいしい魚を家族で食べる幸せなも、まだ残ってるし^^

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<タックルデータ>

ロッド   :ゼナック ミュートス・アキュラ100H

リール   :シマノ バイオマスターSW 5000XG

ライン   :PE2号+フロロリーダー60lb 3ヒロ

ルアー   :OWNER 撃投ジグ65g



<今回のチャレンジ>


早春の伊豆諸島でのショアジギング。ネットにもほとんど釣果の情報は無いが、読みが当たったぜ^^