山形の陸っぱりミズダコ釣りに再挑戦してきた。

→ 前回2023/03/08の釣行記録は<コチラ>


釣果のほうは、2日間、離岸堤に渡してもらって、

1日目は、小型ののマダコが1パイ、

2日目は、1キロないぐらいのマダコが1パイと、同じくらいのミズダコ(と思われる)が1パイ。


今年のミズダコは絶不調だと、現地の釣具屋さんも嘆いていたけど、どうなんだろう。



ところで、今回釣ったタコについて、ミズダコなのかマダコなのか、見分け方について調べてみたけど、ネット上を探しても、なかなか決定的なことが見つからない。

大まかには、ミズダコは大きくて、吸盤も大きくて、水っぽい、ということしか書かれていない。

確かに、魚屋さんで見分けるには、それでいいのだろう。大きなミズダコしか市場には流通していないだろうから。


しかし今回、僕が釣ったのは、1キロぐらいしかないミズダコ(だと思われる個体)。

こんな小さなミズダコが釣れること自体が初めてのことで驚きなのだが、酒田のこの時期はマダコもミズダコも同時に生息していて、同じぐらいのサイズのマダコも釣れたので、比較を書いておきたいと思う。





ミズダコとマダコの分類学上の違い

タコは、Wikipedia(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%82%B3)によると


タコ(蛸、鮹、章魚、鱆、学名:octopoda)は、頭足綱 – 鞘形亜綱(英語版) – 八腕形上目のタコ目に分類される軟体動物の総称。

呼称:
英名 octopus は、直接的にはラテン語 octopus(オクトープースまたはオクトープス)の借用であり、その元は古典ギリシア語の「8本足」ὀκτώπους(oktōpous)から来ている。日本語では、標準和名の他にたこ、蛸、鮹、章魚、鱆とも記す。中国語では通称として章魚、古称として蛸、ほか別名として八爪魚、八帶魚などと呼ばれている。

マダコ亜目(無触毛亜目):
 ●マダコ上科 Octopodoidea
  ・クラゲダコ科 Amphitretidae – クラゲダコ属クラゲダコ等5属7種
  ・マダコ科 Octopodidae – マダコ、ミズダコ、イイダコ、メジロダコ(英語版)、ヒョウモンダコ、ゼブラオクトパス、等。
 ●アオイガイ上科 Argonautoidea
  ・カンテンダコ科 Alloposidae – 1属1種 カンテンダコ
  ・アオイガイ科 Argonautidae – 現生種はカイダコ等1属4種
  ・アミダコ科 Ocythoidae – 1属1種 アミダコ
  ・ムラサキダコ科 Tremoctopodidae – 1属4種 ムラサキダコ属



ミズダコについて詳しく見てみると、Wikipedia(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%82%BA%E3%83%80%E3%82%B3)では、次の通り。


ミズダコ・ミズタコ(水蛸、学名:Enteroctopus dofleini)は軟体動物八腕類上目マダコ科に属するタコの一種で、世界最大のタコ。ミズダコの名は身が柔らかく水っぽいことに由来するという。別名オオダコ(大蛸)とも言う。 北海道では地方名としてミズダコの雌を「マダコ」と呼ぶ地域があり、両種が混同される場合もある。

特徴:
タコ類最大だけあって体、吸盤ともに非常に大きい。体長は足(腕)を広げると3-5m、体重は10-50kgにもなり、最大記録では体長9.1m、体重272kgに達する。口のカラストンビは人の握り拳大ほどもあり、これで餌であるカニの甲羅や貝の殻を咬み砕くと言われるが、他のタコのような唾液のチラミン毒素の強さについては不明。 カナダ方面では大型化し、体長3.5mに達する個体も少なくないと言われるが、生息地域が寒い海ということもあり、マダコなどに比べて生態的に未解明な部分が多い。


要するに、大きさと、生息域での区別しか見当たらない。

逆に、日本の東北のような、2種が、しかも同サイズで混在する場合の、比較情報は見つからない。


マダコとミズダコ、を見分けられるか?




では、ここからは実体験の話。


まず、この個体。


4/4の11時半ぐらいのヒット。北堤防の内向き、真ん中あたり。大きさは700グラムぐらい。

やたら柔らかいので、はじめはミズダコに見えたのだけど、マダコなのかな。

普段、太平洋側で釣っているマダコにくらべて、吸盤のピッチが違うように見えたし、柔らかさも違うように思ったけど。


次。

4/5の6時半ごろ。北堤防の北先端から少し真ん中寄りの内向き

この個体は、明らかにマダコ。1キロないぐらい。

普段、太平洋側で釣っているマダコの特徴と同じだから、間違いようがない。

次。

4/5の10時過ぎ。北先端近く、内向き。

やはり1キロぐらいの個体。

この赤さ、そして地上に上げると重力に逆らえないでベチャッと潰れるような柔らかさ、頭(じっさいは胴体)のシワシワな感じ。ミズダコじゃないだろうか。


2年前に宮城で釣った、このミズダコとも似ていると思うのだが、
https://bigfishgo.site/miyagi-shore-kraken


でも、陸に上がって、船長に聞くと、「これはマダコだねー」と言う。


あれれ??



結局、結論は出ない。


誰か、分かる方は、ご連絡くださ〜い。


その結果も含めて、この記事は更新してゆきたいと思う。






追記:チャットGTPに聞いてみた

質問:
マダコとミズダコの違いを教えてください

回答:
マダコとミズダコは、共にタコの仲間ですが、次のような違いがあります。

1.分布地域:マダコは、太平洋・日本海・東シナ海などの深海に生息する一方、ミズダコは、北西太平洋に生息しています。

2.体形:マダコの体型は球状で、ミズダコは細長くなっています。

3.柄の形状:マダコは、柄の下部が太く上部が細くなっているのに対し、ミズダコは、柄の下部が細く上部が太くなっています。

4.体色:マダコは、灰色や褐色の体色で、ミズダコは、黄褐色や赤褐色の体色をしています。

5.体サイズ:マダコは、最大で体長約1メートルほどになることがありますが、ミズダコは、最大で体長20センチ前後の小型種です。

以上が、マダコとミズダコの主な違いです。




ぜんぜん、アカんやん笑

聞き方が悪い??


AIにマウントを取るつもりはないけど、この手の一次情報としての情報発信は、まだまだ価値を持ち続けるなと思った次第。



タックルデータ




ロッド  :BigFishGo AIR794 (試作)
リール  :アブ レボ ビッグシューター
      カーボン バランスハンドル 換装
      HYPER LOCK D WASHER YTF-004換装
ライン  :PE8号
リーダー :HDカーボン船ハリス40号 1ヒロ
ルアー  :デビルクラッカーメガ
      ホゴオモリ30号