子供たちに大きな魚を釣らせてあげたい!ってことで、霞ヶ浦のアメリカナマズ釣りに挑戦。


霞ヶ浦のどこでも釣れるとのことで、千葉成田方面の不動産の買い付けと改修工事段取りの用事と絡めて、家族でドライブがてら狙いに行ってみるも、釣れるには釣れるがメチャ簡単というわけでもない。

3回目にしてようやくコツが分かってきた。



それを書き残しておきたいと思う。





デカいアメリカナマズを釣って、美味しく食べたい!

今回の釣りのテーマとして定めたのが、デカいサイズを狙いたいことと、あとは釣ったら責任を持って美味しく食べること。


事前に調べた情報では、アメリカナマズ (正式にはチャネルキャットフィッシュIctalurus punctatus・通称アメナマ)は、最大で1メートルの大きさにもなる魚のようで、食用に移入したものが大繁殖して、しかもなかなか美味しいとのこと。


アメナマの料理動画は、茸本朗(たけもとあきら)さんの、この動画が好きだな。



なるべく美味しく食べたいという想いから、霞ヶ浦の奥のほうよりは、汽水も混じって水が動く常陸利根川とか外浪逆浦(そとなさかうら)方面を、ポイントとして選ぶことにした。





日陰ができる橋脚周りなら、ファミリーフィッシングにも

どこでも釣れるとも聞くし、目的は子供達に釣らせてあげることだから、こちらの都合で、真昼間の日差しを避けられる橋の下でまず始めてみる。


小一時間やってみるも、ナンモナシ。

5号のナツメオモリを半遊動にしたブッコミ仕掛けで、ハリスは4号、ハリは丸せいごの15号。エサはスーパーで買ったイカの塩辛。





ポイントは水門周り

移動して、次にアタリを付けたのが水門周り。

水路が浚渫されて、掘れてできたカケアガリに魚が付きやすいのでは、という見立て。


夕暮れまで3時間ぐらいやって、やっと2匹。


う〜ん。思ったほど釣れないんだな。

そして、ここは思ったよりも根掛かりが多くて、消耗が激しかった。

初挑戦の日は、これで終了。





車横付けポイント

2回目の挑戦。

次は、別の水門周りで、車を横付けできる場所を見つけた。


水門には手すりがあるので、竿を立てかけるのもしやすく、ママは車の中で読書しながら子供達がキャッキャしているのを眺められるし、ここはなかなかいい。


でも、朝の6時から昼まで6時間ぐらいやって、4匹。

とくに日が昇ってからは、ほとんど反応がなくなってしまって、思ったほど釣れないんだな、という感じ。


BBQしながらのブッコミ釣り最高

3回目の挑戦。

子供達の学校が終わってから、都心を出発して潮来へ。


夕方から半キャンプで夜を狙うプラン。

前回の車横付けポイントで、仕掛けも同じ。

ブッコミで投げ込みつつ、鈴を付けて、バーベキューの準備、


やいなや、鈴が激しく鳴るw


子供達とわちゃわちゃ楽しい^^

火を起こしたり、焼きマシュマロをしたり、湯を沸かしてコーヒーを淹れたり、とかやりつつも、鈴が鳴ればみんなで駆け寄って魚とやり取り。


投げ込んで、さあBBQ作業の続きを、とかやってるとすぐまた鈴が鳴る。

いそがしいぜー

これこれ、これがやりたかったのよ^^


ブッコミ釣りって、こんなに楽しかったのな。

竿は、子供でも扱いやすくて折れない150センチのグラスロッドに、道糸はナイロン3号。飛距離はいらないからこれで十分。

これにデカいナマズが掛かるとグニャリと曲がって楽しい。

深夜までヒットが続いて、たくさん釣れた。





ベストタイムは夕暮れから夜半・特効エサはイカの塩辛

夕暮れから夜半狙いが、やっぱりベストタイムなんだな。

あとは、長めのイカの塩辛を1本チョン掛けにするのが、喰い込みもよく、飲まれないで口元に掛かってくれやすい気がする。

フサ掛けにすると、アタリはあるのに乗らなかったり、乗った時には飲まれてしまったりとかが多いように思った。

練り餌の吸い込み仕掛けも用意したけど、イカの塩辛のほうが釣れるまでエサが保ってくれるから、BBQしながらには最適だな、と。


最大サイズで、60センチないぐらい。

サイズ狙いのコツは、まだ分からない。

小さいサイズと釣り分けができるのか、というとよく分からない。数を釣って大きいサイズに巡り会うしか、方法は無いのだろうか?

ちなみに、食べて美味しいのは、大きいサイズよりも30〜40センチぐらいのアベレージサイズのほうだと思った。





ホイル焼きが手軽で美味しい

現場では、血抜きをして、ヌメリをナイフでこそいで、頭を落とし、ワタを抜くところまでやっておくと、持ち帰ってからが楽。

3枚におろして、野菜とか味噌とバターを一緒にアルミホイルで包んでホイル焼き。

ホイル焼きは、こちらのやり方が細かなコツなど参考になる。
https://www.sirogohan.com/recipe/hoiruyaki/



トマトとかミニトマトを入れたイタリア風とか、野菜たっぷり長めの弱火加熱でスープも楽しんだり、いろんなパターンを楽しめた。




もっと大きい記録サイズを釣ってみたいとも思うけど、まあ、もう十分だな^^

さあ、次はどこ行こかー?





追記:大型のナマズを釣り分ける方法

って、もう十分なんて思っていたけど、この記事を書いてから、以下のようなYoutube動画が表示されてきた。

なるほどー。

どの世界にも、やり込んでいる人ってのはいるんだなー。

1つ1つの施策が理にかなっていてスゴい!!



備忘録も兼ねて、箇条書きで要点を書き出しておこう。

・胴突き4本鈎仕掛け
これは、ハリ数を増やしてヒット率、集魚、アピールを上げたいと僕も考えていたし、やはり胴突きか。長めのハリスと、それが絡まないようなパイプなど工夫も

・ネムリ鈎(ムツ鈎)
ハリが飲み込まれやすいから、口に掛けるためのネムリ鈎か。確かに理にかなっている。

・重いオモリで遠投して深場を狙う
これは高水温期だから深場に集まるということなのかもしれないが、深場狙いはやってみたい。30号オモリを背負えるタックルとなると、なかなかのヘビータックルになる。

他にも
・夏と冬のエサの使い分け
・誘い
・竿立て
・ポイント選び
・太ハリス

などなど、工夫の数々。

やっぱり80センチオーバー、10キロオーバーを本気で狙うとなると、それなりの本気の道具立てになる。

これは、子供の釣りじゃないなw

また行きたくなってきたww