先週の西伊豆の散々な貧果(→ コチラ)を経て、やっぱりもう一回行きたくなった。


ライトゲームといえども熱くなるもの。

どこに行ったら?どうやったら?釣れるのか?

どんな釣りでも突き詰めたくなる。


ちなみに、先週は土肥に行ったわけだが、戸田の御浜に立ち寄ったグループの方々にも聞いたところ、そっちもまったく無反応だったとのこと。


一方で、戸田の湾内の係留船では、ソウダとサバが賑わっているという情報を、ちどり丸さんのHPで見つけた。

ちどり丸
〒410-3402 静岡県沼津市戸田299
電話:0558-94-2066
https://chidorimaru.i-ra.jp/


前々から、戸田の湾内の係留船、気になっていたんだよな。

そこで、今回は子供達の秋休みに合わせて、係留船に挑戦してみることにした。





戸田の湾内の係留船渡し

調べてみたところ、戸田の湾内は中心付近では30メートル以上もの深さがあって、イカダみたいに係留船が留めてあって、そこに渡してくれるサービスがある。


係留船渡しのサービスは3つある。

1.ちどり丸
https://chidorimaru.i-ra.jp/

2.たか丸
https://taka-maru.net/

3.カルモア
https://calmoor.net/


3つはエリアだったり、日除けの有無だったり、サービスだったりの違いはあるみたいだが、釣果情報を出してくれていて、セブンイレブンの前から出船しているちどり丸さんにお願いすることにした。

出典:釣り研究所(https://tsurikenkyujo.jp/other/keiryusen/takamaru/


ちなみに、御浜の湾口寄りのたか丸さんのエリアのほうがカンパチが多いという情報もあった。





ちどり丸の渡船で、係留船へ

ちどり丸さんの出船場所は、戸田の真ん中のセブンイレブンの裏。中央桟橋のすぐ真横。


看板も出ていて分かりやすい。

じいちゃん船長とばあちゃんの2人で営業しているみたい。釣果情報ブログもほぼ毎日更新されている。ばあちゃんが毎日ブログを更新しているのかと思うと感慨深い。

要予約(0558-94-2066)。コマセも予約時に伝えると用意してくれる(戸田には釣具屋はない)。大人3000円、子供1500円(2023年時点)


朝6時から随時出船。係留船は港から見える距離なので、いつでも電話一本で回収に来てくれる。

夜間の渡しもやっているので、次はそっちも挑戦したい。



さて、子供達2人と早速開始。

岸からこの距離で(200メートルぐらい?)、水深30メートル以上。

子供達にはサビキ仕掛けを組んで、僕は小ジグを投げる。


とはいえ、サビキに釣れ始めると、てんやわんやでルアーの釣りをしている暇は無くなるよね笑

サバにアジに、マルソウダ、カワハギ。

朝のうちはバタバタと釣れ盛った。(バタバタしすぎて写真無し)


上カゴからパラパラとコマセがこぼれるぐらいの垂らし釣りでも表層でヒットしてくれるから、子供たちにも力強い回遊魚の引きを味わせてあげられる。

ただ、1号ハリス程度の堤防サビキでは、ハリスを切られたりハリを折られたりで、簡単にはいいサイズのソウダはなかなかキャッチできない。


そうこうしているうちに、朝マヅメが終わってしまい、タナが落ちたのか難しくなってしまった。

ビシ釣りで水深20メートルぐらいを狙うベテランの方々にはポツポツいいサイズのソウダがヒットしているけど、堤防サビキではなかなか難しい。


ちなみに、ジグには一切、反応なし。

ここの魚は完全にコマセに付いているようで、釣った魚の胃袋もアミコマセでいっぱいだし、水の動きもそんなに無いこの湾内にソウダの群が回っているのは、完全に餌付けされているのだろうと思われる。

ここではルアーはナブラでも出ない限り、可能性は低そうに思う。





次は一本釣りに挑戦してみたい!カツオの一本釣り

今回は、一番の目当てのソウダガツオは、子供たちに釣らせてあげることができず、キャッチできたのはサバのみ。

船長に聞くと、ソウダガツオに一番いいのは、コマセを手撒きでパラパラと切らさないで寄せて、ハリ1本でアミエビを付けて表層で食わせる釣りとのこと。

確かに朝マヅメのあの一瞬を、一本バリで効率よく釣ってゆけたら、数を狙えるだろうな。場合によっては良型も掛けて獲れるか。

ハリス2号にチヌ鉤2号、完全フカセでもいいし、小さなガン玉を打ってもいいかも。今子供たちが使っているペナペナのグラスロッドにナイロンライン3号そのままでいいと思う。


次回は、そんな一本釣りで再挑戦してみたい。



この釣りは面白い。

通っている人たちがいるのもうなづける。子供と一緒だと尚面白い。

こんなに手軽にカツオ(ソウダとはいえ立派なカツオだと思う)を子供達に釣らせてあげられる場所って、なかなかない。

まだ、秋が深まるまで、型は上がるだろうし、チャンスは続くはず。

挑戦の価値はあると思う^^