今年は暑い、暑すぎる!
と、なると、知床が恋しくなってくる。
急遽、4日前に予定を決めて、家族とともに旅に出た。
ピーチの新路線、成田ー釧路が、キャンペーン価格で驚きの4人往復50000円。
釧路から知床半島を目指すことにした。
知床カラフトマス釣行2020<2日目>
ちなみに、釧路では朝、釧路川の河口周りを見て回ったが、サーモンが上がっているのを見た。
ただ、ルアーをやれるような雰囲気ではなかったので、見回りだけにした。
寄り道ドライブをしながらウトロへ。
宿に荷物を置いて、子供達はホテルのキッズルームで遊ばせて、夕暮れの海に出る。
ホロベツ川は、先日クマが出たために立ち入り禁止だという。
フンベ川も人がいっぱい、
オショコマナイ川もいっぱい、
オシンコシンの滝のあるチャラッセナイ川もいっぱい。
オベケブ川も、小さい川なのに3名。
オンネベツ川は、サケマス採捕禁止。
で、オシャマップ川まで来て、誰もいない。
やっぱり、こんな最果てまで来たんだから、広々と釣りがしたいよね。
ちなみ隣の金山川は、車が2台停まっていたから人が入っているんだろう。
オシャマップで竿を出すことにした。
今年は、去年やり残した色々な課題を、持ってきた。
ミノーでの釣りや、ちゃんと口を使わせて食わせる釣り、ほか、ポイント選びや、通すコース、レンジなど、一年間で色々な想像を膨らませてきた。ご当地の浮きルアーが効果的なのは分かるけど、レンジコントロールならそれをルアー単体で出来ない訳がないでしょう、とも。
ところが、反応がない。マスの姿も見えない。
根魚は釣れる。
日暮れまでは、まだ時間があるが、このまま無駄撃ちを続けてもフックポイントが消耗するだけだから、と車に戻ることにした。
車道に出て、改めて、さっきいた河口を見ると、黒い影。
犬??
にしては、大きい。
クマだ!!
あそこ、5分前にいた場所よ。
不思議と恐怖は感じなかったし、早上がりをしようと思った自分の運の良さに驚くが、あと5分とどまっていたら鉢合わせしていたのかもと思うと細心の注意を払う必要を感じた。
まったく人のいない川に1人で入るのも危険だな。
クマは金山川のほうへ向かっていった。
幸い金山川に入っていたグループも、すでに上がっていたみたいで事故に繋がらなくて良かった。
知床カラフトマス釣行2020<3日目>
朝3:45に目覚めて、出発。
昨日のクマとの遭遇を考慮して、人が誰もいない川は避けて、水量の多いオチカバケ川を目指した。
人は多いが、水量が多ければ、ポイントの範囲が広いと考えた。
人は多い。15名はいるか。
一番端で始める。
流れ込み付近は、ポツリポツリと掛けているみたい。
マスはいるけど、なかなか口を使ってくれないみたい。
7時を回って、日差しが強くなってくると、1人2人と帰っていった。
流心の脇に入らせてもらうと、マスの群れが背ビレを出しているのが見える。
流れ込みの流れの中でスローシンキングのシャッドプラグを止めて漂わすと、ドンッ!ジィーーーーー
やった!やった!
今季初モノ。
ヒットルアーはYO-ZURIエバシャッド。
その後も、ポツポツ。
スレが多い。
意図的にスレを狙ったものではないことを言い訳しておくが(笑)、早巻きやジャークで掛けているわけではない。
プラグによって見向きもしない、むしろ逃げるような反応をするものと、威嚇のようにヒレでハタくような反応をして掛かるものがあるように思った。
エバシャッドは、使いやすい。スローシンキングだから流れ込みの中で留めるにはロッドを立ててコントロールしやすいし、リップによってロッドを立てても頭が上がり過ぎない。鼻先でチョンとやるイメージ。
結果5本。1ブレイク。
カラフトマスの観察は面白い。
ここからは、口を使わせて食わせる釣りにこだわって、この後の釣行記に続く。
続きの釣行記はこちら
→ https://bigfishgo.site/shiretoko-pink-salmon-pereke
タックルデータ
ロッド :SHIMANO フリーゲームXT S106M
リール :15ストラディック4000
ライン :DUEL SUPER X-WIRE 8 1.5号
リーダー :シーガーグランドマックス 4号