2年の寿命のライフサイクルを送るカラフトマス。そのため遡上が多い年と少ない年が交互に訪れると言われている。去年はハズレ年で渋かったから、今年はカラフトマスが多く遡上することを期待して知床にやってきた。


さて、朝の釣りを終えて、昼の間は家族でブラブラ。

ラーメンを食べたついでに、ウトロの市街地真ん中を流れるペレケ川を覗いてみると、かなりの群れが入っている。

真っ昼間でも、スプーンを食ってきているみたい。

フライマンも掛けている。


夕方に、もう一度、様子見でペレケ川に行ってみると、相変わらずマスは入っている。

小一時間程度で、今晩の楽しみなKIKIリゾートのビュッフェに戻る時間が迫っているが、ここは車横付け・ビーサン・短パンでエントリーできるから、少し投げてみる。

2本キャッチ。

急いで血抜きしてホテルに戻ったから写真は無し。





知床カラフトマス釣行2020<4日目>

3:45に目覚めて、ペレケ川へ。

北海道、特に北東端の知床の夏の夜明けは早い。4時にはもうかなり明るい。

他の河口も考えたが、4時すぎのエントリーでは流芯のポイントには入れないし、2時ぐらいから起きていたら昼間の家族との時間まで体力が持たない(笑)。

護岸のペレケ川なら、人は多いが両岸全域がポイントになるからいつでも効率よく魚とコンタクトできると考えた。


お気に入りのエバシャッドで始めてみるが、マスはルアーを全く無視するような動き。

そこで、タスマニアンデビル13.5gピンクパンサーに変えて、2、3投でグググッ!!

キタキタ!

やったー、これは食わせた。

立て続けに、もう一本。

明らかに、ルアーチェンジ直後や、新しく群れが入ってきたタイミングで、ルアーを追って食っている感じ。

タスマニアンデビルの振り幅の大きいアクションに反応がいい。

他2本はシンキングペンシルのシコトゥイッチャー7cmでスレ掛かり。シコトゥイッチャーでも1本は口に掛けたけど、フックオフ。

4本キャッチで朝の釣りを終えた。

ペレケ川は釣りやすいし、誰でも均等にチャンスがあるのはいい。だけど、護岸でのランディングはタモが必要だし、抜き上げはできなくはないが魚が土まみれになるし、向かい岸とオマツリするし、引っ掛けおじさんやウンチクおじさんも多いし、これがやりたくてここまで来てるのか?と疑問に思ってしまうことも少なくない。


この日は、羅臼方面に移動。

まず、羅臼のクロネコヤマトのクール便で魚を発送(ウトロにはクール便で発送できる店が無い)。


羅臼では、羅臼町郷土資料館に行ったり、ソフトクリーム食べたり、B級グルメ食べたり、家族時間が楽しい。

羅臼町郷土資料館
https://www.rausu-town.jp/pages/view/179
入場無料

〒086-1751
目梨郡羅臼町峯浜町307-1
https://goo.gl/maps/gsoM2shZvEeqbNqh7


宿は、去年もお世話になったペンションラウスクルさん。

荷物を置いて、夕涼みがてら、宿の目の前の河口へ。

マスはいないねー。

水面をパチャパチャやっているライズは、最初マスかと思ったが、正体はエゾメバル。

宿でお会いした方々の話によると、この周辺はあまり芳しくないとのこと。

一方で、渡船で半島の奥に行った方々は、爆釣だったとのこと。

さて、明日はどうするかな??


カラフトマスのスレ掛かりについて考える

それにしても、この釣りにおけるスレ掛かり問題については、考えることは多い。

ルールとして引っ掛け釣りがNGだから、口に掛けることが重視されることは分かる。

また、スレ掛かりだと魚が暴れて群れが散ることで、他の方々にも迷惑が掛かる。

釣り全般において、口に掛けることが正当と考えられていることも分かる。

じゃあ、アユ釣りはどうなんだろう?

掛け方にもよるが、流れ込みでルアーに掛かるカラフトマスの行動は、縄張りで威嚇するアユの友掛けに近い気もする。

川に登る(登ろうとしている)カラフトマスは食餌をする必要はないから、反射で口を使って噛み付くのをエサでやるかルアーでやるかみたいなこの釣り。

もちろんスレ掛かりを正当化したいわけではないし、ペレケ川の引っ掛けおじさんに賛同したいわけではない。ただ、そもそも食い気の無い魚を釣る釣りだと考えると、そんなに大差はないような、なんて思ったり。

改めてやっぱり、やる気満々の魚を追わせて食わせる回遊魚の釣りが好きだなー、って僕は思う。


ともあれ、羅臼でのあと2日間の釣りはシングルフック一本で、食わせにこだわってやろうと思う。


知床カラフトマス釣行2020<5日目>

渡船を使った人たちは好調だと聞いたから、渡船を使いたいところだが、やっぱりこの旅は家族旅がメイン。渡船を使うと時間がブロックされて、お昼前まで戻ってこれないのは、ちょっと不自由。

そこで、自力でなるべく半島の奥のほうの河川を見てみることにした。

クマが怖いから、視界が効くようになる時間を待って。

番屋が並ぶゴロタ浜。

ここ、いい感じの流れ込み!

先行者が数人いて、ホッと一安心。

あいさつをして、隣で投げさせてもらうことにした。

聞いた話では、「いるけど、食わないよー」とのこと。

確かに、時折背びれは見える。


と、少し立ち位置を変えて、流れ込みのキワを見ると、メッチャいる!

タスマニアンデビルを流れに流し込むと、ズンッ!!

おーいえー!

ちゃんと食わせた。

精悍な顔つき。


見切るのか、同じルアーを投げ続けると食わなくなる。そこで、チヌークにルアーチェンジをしてすぐ、奥に投げて早めのリトリーブで鼻先に持っていってからのカーブフォールでズンッ!!

この子も口で食わせた。

ヒットルアーはチヌーク10gに、フックはカルティバSBL-67 エリアモンスターのフックサイズ2がジャストサイズ。バーブレスでいい感じ。


もう一本はかっこいいセッパリブナ。これはセッパリに掛かってしまった。

タスマニアンデビルにフックはデコイのショートパイクDJ-77 #1/0。フックサイズは1つ小さな#1のほうがスレは少なくていいかもしれない。


この景色、このマスの群れ。大満足。



この日の夕方は、羅臼の中心街からほど近いチトライ川で、マスの群れを発見したが食いが悪く、スレで一本。



翌朝の最終日は、一番人が少なかった川を選んで河口に降りたがマスの群はいる。スレで3本。


こうして、知床カラフトマス遠征を終えた。

タックルデータ

ロッド  :TULALAポルタメント73イヌクシュク
リール  :15ストラディック4000
ライン  :DUEL SUPER X-WIRE 8 1.5号
リーダー :シーガーグランドマックス 4号



知床カラフトマスのタックル所感

ロッドについて 

5フィートのウルトラライトから12フィートのサーフロッドまで使える。

特にルアー単体で5グラムのスプーンを使うのであれば、5フィートのウルトラライトロッドでも面白いと思う。ポイントは10〜15メートルぐらいのキャストで十分届く。ベイトフィネスも面白そう。ただ、弱いロッドは人が多いポイントでは取り込みに時間がかかって、迷惑以外のなにものでもない。

ルアー単体なら6~7フィートのロッドで十分。シーバスロッドぐらいの強さがあったほうが人が並ぶ場所では取り込みはスムーズだと思う。ウキルアーをやる人はもう少し長め・強めのロッドを使っている。

個人的には、TULALAポルタメント73イヌクシュクが、振り心地の楽しさといい、仕舞60センチの機動性といい、最高のロッドだと思う。その気になれば高い足場でも2キロそこそこの魚を抜き上げられる。


ラインについて

PE0.6号〜2号ぐらいまで、飛距離も必要ないし、こだわらなくてもいいと思う。

個人的には、PEラインは細くしすぎる必要はないと思う。1.5号ぐらいがリーダー交換もこまめにしなくていいので好み。


フックについて

トリプルフックを背負ったプラグでは、結局1本も口にかけて獲れてない。全部スレ。一本だけフックオフがあったかな。

シングルフックでバーブレス1本が、やっぱりいいなと思った。

個人的にはカルティバSBL-67エリアモンスターのフックサイズ2が一番好み。あとはメルカリで買ったJH56のMサイズを使ったアシストフックシングルM8セットも使いやすかった。

他にも、北海道の釣具屋さんには、たくさんのトラウト用シングルフックが並んでいるので、現地調達でもいいと思う。(知床には釣具屋さんは無いけど)