ビッグゲームがお休みの冬。

それなら美味しい魚がいい。

先日のヒラメは絶品だったし、まもなく日本海のサワラ・サゴシも始まるはず。そしてヤリイカが爆釣しているらしいという情報。

普段はエギングには興味が無いが、近場でそんなに釣れるならやってみたい!沖漬けやってみたい!

といっても、イカ釣りは初めてということもあり、またネットではほとんど誰もポイントを公開しないので、どこでどうしたらいいのか分からない。

まあ、そんなにいっぱいいるなら、どこでもいるでしょ!

ということで、西湘あたりに目星をつけて出掛けてみた。

事前に準備したのは、0.6号シーバスタックルに3号エギ3個。

そして沖漬け用にめんつゆ(4倍濃縮)とジップロック。

あとは防寒をしっかり。

タイドグラフから21時半からの上げ潮がチャンスタイムと見て、日が明るいうちから、まずは小田原の御幸の浜サーフに突き出た小さな石積み突堤をチェックしてみる。

2つの石積み突堤はどちらも、水際は海苔でツルツル滑る。

波が少し高いから、かなりやりづらそう。

サーフでもイカはいるのだろうか?

次は、さらに西へ、真鶴方面に車を走らせて、漁港の堤防をチェック。

と、

ん??

あれはっ!

めちゃ人が集まっている。

ヤリイカに違いない!

(笑)

間隔1メートル以下wwww

おじじさまたちと、電気ウキがひしめく。

とても入れそうにないが、イカが釣れているところは見てみたい、ということで、ここ米神漁港にとどまることにした。

しばらく、お話をお聞きしつつ様子見つつ眺めていると、日が沈んだ頃から竿が曲がり始める。

やっぱり本当なんだ!

パタパタパタパタとヤリイカが上がる様に感動!

皆さん、電気ウキにエギを2本付けて、エギには鶏のササミを巻きつけて釣っているみたい。

隅っこの小磯の脇で、僕も投げさせてもらう。

フルキャストから、底を取って(繊細すぎて底が分からないけれど、根がかりで分かる感じ)、誘い上げて、テンションフォールで食わすイメージ。

あれ??根がかり?

と思ったら、生命感。

おっしゃー!!

はじめてのヤリイカ、ウレシー^^

早速、ジップロックに入れて、めんつゆを注ぎ、追加を狙う。

そのあとは、1パイの良型を抜き上げで落としてしまい、もう1パイ小さいのを追加。

さらに追加を狙おうとしたが、更に人が増え、電気ウキよりも密集に強くないエギングには(電気ウキなら隣がどこに投げているかお互い分かる)、もう空き場所が無い。

少し休憩をして、投げれるような場所ができた頃には、ジアイは終わってしまったらしい。

場所を移して、いくつかの堤防や、人が誰もいない小さな突堤などをいくつか巡ってみるが、反応は得られず。

それぞれの場所で出会った方々に聞いてみるも、今日は渋いみたい。

もうヤリイカのシーズンも終わりかもねー。なんて話だった。今年は1月が一番良かったらしい。

またここ数日は、夕方のほんの短いジアイで終わってしまうらしく、遅い時間は全然ダメとのこと。

というわけで、昇る朝日を迎えて、ヤリイカフィーバーを追いかける夜の旅は終了。

自分なりに自分の頭で考えて、現場の方々にお話を伺って、答えを探してゆく旅は面白い。

<タックルデータ>

ロッド :OCEA AR-C S906L

リール :15ストラディック2500

ライン :ラパラ ラピノヴァX 0.6号

リーダー:フロロカーボン4号

ルアー :DUEL エギEZ-Qキャスト 3号

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