3月から計画していた大東島遠征。


春の嵐やら台風1号やらで、3回キャンセルが続いて、4回目の日程調整。

4/20(水)に出発して4/23(土)に戻る日程なら、海況もなんとかなりそうだ。


ただ、本来は土日は、本業のために東京にとどまりたいところ。

どうするか?

直前まで迷ったが、


迷ったら、、、



Goでしょ^^

これを逃したら、夏になってしまう。春のうちに行っておきたいと思っていたんだ。


幸い、最近はオンライン完結で注文をいただくことも多く、電波が繋がるなら支障なく業務遂行ができる体制を整えてきた。


そうと決まったら、前日だけどエアチケットを購入して、宿の予約をし、タックルをスーツケースに詰め込んで出発だ!!

初めての島。

どうやってロウニンアジに辿り着くか??

あらかじめの情報収集で見つけたのは、FCLLABOの津留崎さんのレポート
http://www.fcllabo.jp/shoredaito2.html

それ以外は、ハイサイ探偵団のYoutubeぐらいしか情報はない。

グーグルマップを拡大して地形や、エントリーできるルートを確認するぐらいで、あとは自分で探すしかない。





南大東遠征1日目

風は南から、ウネリは東から1メートル。

干潮が15:02で-12センチ。


まずは、東の海軍棒から、エントリーしてみることにした。

日暮れまで数時間だし、干潮の15時を過ぎたばかりだから潮が上げた際の帰りのルートを確保しつつ、無理をしないように撃てるところを探して進んでゆく。

干潮だからということもあるが、1メートルのウネリでも30〜50メートル先のブレイクで大きく立ち上がって砕けるから、撃てるところがなかなかない。

崖を超えた先。

高低差がなかなかのもの。琉球石灰岩の中でも、人がほとんど踏んでいないギザギザのキツイやつ。横移動も大変。

テーブルの前に立てば撃てるか。

ただ、北大東でもそうだったが、時々大ウネリが入ると思いっきり波をかぶる地形。

特にミノーを曳きたいがために、前に立つ時がヤバい。

ましてヒットしようものなら、、、



カンッ!!

なんか触った。


次の1投。

青い魚体がミノーの後ろで翻って、次の瞬間にドンッ!!

乗った。


初速が速い速い!ギュンギュン走る。


スプールを掴んでバットで溜めて、浮かせた。

目測7キロぐらいはある良型のカスミアジ。後ろには同じサイズが3尾ウロウロしている。


足場が高いから落としギャフを出して、ロッドをくぐらせ、とやろうと思うが、前回乱雑に使ったままにしていたから微妙にまごつく。

スルスルと落として魚体の重みを感じて、

と、沖に目をやると、大ウネリ。


ヤバイ。

と思った時には、ドバシャーン!!



初撃もともかく、引き波のほうが海のほうに引っ張られるからと体勢を踏ん張って凌ぐ。


怪我はなかった。

ただ魚ももういなかった。


いやー、無理無理。

命が助かっただけ幸いだ。


ズブ濡れで海風が寒いし、日も暮れかけている。

帰ろう。



南大東遠征2日目に続く。