さて、3時に目が覚めて、昨日の岬へ。


小雨の中、夜明けを待つ。5時半になって、ようやく空が白み始めた。


暗いうちはマグナムミノーのスローリトリーブから、そしてポッパー、ペンシルとローテーション。

と、ワイルドレスポンス240にバイト!

やっぱり乗らないのは、魚が小さいのかな。水温も体感で21~22度ぐらいといったところか。シーズンを早まったか。

ダツも飛んで来たり。


デカいルアーを投げ続けるも、反応が消えてしまったので、6号タックルでリライズ130を沈めてみることに。

すると、すぐにフォールでコツンとアタリがあって、本流に流し込んでジャークアップするとゴンッ!と乗った。

正体はこの魚。

カスミアジ、3キロは無いな。

昨日からちょっかいを出していたのは、たぶんこの魚なんだな。


ここまで来て、こんな小さい魚と遊んでいる暇はない。

デカいルアーに戻して、投げ続けるも、これで宿に戻る7時半になってしまった。

もう少し投げ続ければ、なにかあるかもな、と思いつつも、これが家族旅の制約。

この制約を楽しむのである。


さて、お昼の間は家族時間。

バイクでは出来ることが限られすぎるから、車に交換。

ちなみにバイクは1日800元(=約3000円)で、車は1日2000元(=約7500円)。

まず、両替はポストオフィスで出来た。

そして超特大のかき氷を食べたり、


小籠包食べ歩き、湯麺もサイコー!


温泉へ。

タピオカミルクティやフルーツやおやつを持ち込んで、湯に浸かれるなんてサイコー!

釣れても釣れなくても、この幸せがあるんだからいいじゃないかと思えて来てしまう。


でも、行くよー!

夕マヅメも崖登り。

というか、崖登りをしなくてもいいルートがあったんだね。


この夕マヅメは、やはりワンバイトがあったぐらいで終了。

宿に戻って、オーナーと話すと、小さい魚ならいくらでも釣れるよ、とのこと。そうだろうねえ。

道の脇の小磯で釣りをしている姿も、よく見かけるし、港では2件の釣具屋・釣餌屋も見かけた。


最終日。

予報では、今日は波が3メートル近くまで上がるという。

朝方から、雨も風も強い。


それでもやっぱり釣りにゆく。

無理はしないが、やらないで諦めることはしない。


視界が効くようになる時間を待って、磯に降りた。

やっぱりウネリが大きい。

ただ、風裏は割と凪いでいる。

サラシの中でコンッ!とアタってきたのはダツか。

が、それっきりで反応は無く、終了時間を迎えてしまった。


ベイトの姿もほとんど見かけなかったし、まだシーズンが早かったのだと思う。

4月末とか、5月、あるいは秋ならいい釣りが出来るのではないか。


さて、帰りの船は出るのだろうか?

宿のオーナーに聞いてみると、問題ないよ、とのこと。

これぐらいの3メートルの波なら、問題ないらしい。

案の定、船の揺れはすさまじいかった(僕らにとっては)。

横揺れ、縦揺れ、家族みんなグロッキーになりつつも、帰れなくなる最悪の事態は避けられたことに感謝しつつ、戻ってきた。

また機会を見て再挑戦したいと思う。


ちなみに、羽田から台北までの航空券は、Peachなら片道1人8000円なんてチケットもあるし(僕らは今回は直前の予約だったのでもっと高かった上に、乗り遅れてEVA航空を当日手配したので更にかかってしまったが)、

台北>台東は片道1人約3000円、フェリーも片道1人約3000円、緑島には島の南端のすぐ近くにキャンプサイトもある。しかも物価は感覚的には東京の1/2ぐらい。

4日間の工程を確保できれば、なかなか手頃に楽しめる旅+釣りになると思う。


<タックルデータ>

ロッド    :Explore Shore-GT プロト5

リール    :ソルティガ6500

メインライン :バリバス マックスパワー8号

スペーサー  :PE15号 2ヒロ

リーダー   :潮聲60号 4ヒロ


ロッド    :Explore Shore-GT プロト2

リール    :ツインパワー8000PG

メインライン :バリバス SMP 6号

スペーサー  :PE15号 2ヒロ

リーダー   :潮聲50号 4ヒロ

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