前回8月の末に、秋のヒラマサにはフライングになってしまった釣行(釣行記はコチラ)を経て、
こちらの海上保安庁のサイト
→ https://www1.kaiho.mlit.go.jp/KANKYO/KAIYO/qboc/
で、水温の経過をウォッチしてきた。
8/20には30℃まで上がっていた水温が、9/13の時点でも、まだ28℃。
9/23になって、26℃。
この頃にヒラマサの釣果が聞こえはじめた。
9/27でも、まだ26℃。
ところが、釣行を計画しても台風で延期、また延期。そして、仕事の都合を見計らっていたら、あっという間に10/23には20℃のヘリに掛かっている。
北国の秋は、あっという間に過ぎてゆく。
だから、急いでなんとか予定を繰り合わせて、粟島に辿り着けたのであった。
いつもの新幹線と、特急いなほ、バス、粟島汽船を乗り継いで。
2023/10/24 タテシマへ
今年の粟島は、まだ暖かい。
例年だと10月も半ばを過ぎれば、キーンと冷え込み、ストーブを炊き始める季節。
5時半の出船時は風が少し冷たいので着込んでいたが、タテシマに渡してもらい、投げ始めると、風が心地よいぐらいの暖かさ。
はじめは期待値も高く、ゴツい竿でデカいルアーでデカい魚を!と意気込むが、モワンと波紋が出たり、弾かれたり、追尾の魚影は見えたりするも、なかなかヒットには至らない。
小さめのルアーに替えて、ようやく乗った!
ヒラマサ3キロないぐらい。
ヒットルアーはラピード160。
ロッドは新作の5ピース、BigFishGo CLIFF 965。軽めのルアーを快適に操作性するのに、まさにピッタリのロッド。
レガート165のイカチューンで、もう1本。
今年の日本海は、イカが多いってことで、
フロントフックのところにナスおもり0.8号を2つブラ下げて、水平サスペンドに仕込んできた。
トゥイッチすると、ダートが抑えられたおとなしい動きで、まさにイカ。
チュポッ!と静かな吸い込みバイトで食ってきたし、かなりハマってるんだと思う^^
そして、夕焼けに海が赤く染まってきた頃に、もう1本
やっぱり3キロないぐらい。
ヒットルアーはぶっ飛び君95S。
ジグでジャカジャカやったり、フォールで誘ったりしてもぜんぜん反応が取れないのに、ぶっ飛び君95Sを底まで沈めてトゥイッチしたり早いジャークで巻き上げたりすると、急にバイトが連続した。
ジグの重いアクションに比べて、シンペンの絶妙に軽いヒラ打ちアクションが食いを誘うのだろうと思う。
何本かヒットしてフックオフしてを繰り返した後のキャッチだった。
ちなみにフックはこんなふうに
プラッガーシングル2/0と、ハイパーワイヤースプリットリング#7に載せ換えて(デフォルトの搭載フックとリングは激弱なので×)。
ロッドはやはりCLIFF 965。
メインラインPE4号に、80ポンドリーダーで、こんな小さなルアーを飛ばせて、かつ、ドラグ10キロを掛けて曲げ込んでリフトできるロッド。
遠征でデカイ魚と出会うためなら、BigFishGo AIR 965の1本でも十分だと思っているけど、反応が取れない時、ルアーサイズを小さくしてなんとか食わせたい時、軽快なトゥイッチや繊細なタッチの釣りを快適に行ないたい時、もう1本のロッドとして持っていったら旅が楽しくなるロッド。
そのために企画・開発したのが、このBigFishGo CLIFF 965。
ただ、軽快で楽しくて、魚の反応も取れるし、ってこっちばっかり使ってしまうのは、本当にいいことなのかは分からない笑。
個人的には、細糸で魚を獲る技術よりは、太糸で魚を出せる技術を磨きたいと思っているし、
細糸自慢なんて、それを助長するレコードも含めて、ぜんぜん賛同はしないんだけど、
まあ、どうしても1本、魚を出したい時ってあるよね笑
2〜3キロクラスのヒラマサはたくさんいることは分かったから、明日はでかいサイズを狙ってゆこう。
続く。
タックルデータ
<タックル1>
ロッド :BigFishGo CLIFF 965
リール :15ツインパワーSW 8000PG
メインライン :バリバス SMP 4号
スペーサー :バリバス SMP 8号 6ヒロ
リーダー :エックスブレイド FCアブソーバー 90lb 4ヒロ
<タックル2>
ロッド :試作5ピースロッド
リール :21ツインパワーSW 14000PG
メインライン :バリバス SMP 6号
スペーサー :パワーハンター12号 6ヒロ
リーダー :船ハリス40号 4ヒロ