今年は20年に一度のタコの当たり年だという。
たこ焼食べたい!アヒージョ食べたい!
そんなわけで、子供を連れて夕方から横浜大黒埠頭へ。
底にはびっしりタコがうごめいていて、投げれば簡単に釣れるんでしょ、と思っていた。
ところがぜーんぜん釣れない。
まわりでも今日は渋いねー、なんて話。
やっと一匹。
子連れの釣りは一時間半が限度。これにて終了。
これが7/17の話。
そして7/19、娘にも釣らせてあげたい、と再挑戦!
この日は、浦安の臨海公園へ、夕方から。
ところがなんにも釣れない。まわりでも、だだっ広い堤防にタコ師がずらっと並んでいるが、釣れているのを見かけたのは、一匹だけ。
今日は渋いねー(笑)。雨水が入ってダメになっちゃったのかもねー、なんて話。
さらに8/12、再再挑戦!やっぱり夕方から、横浜へ。
タコなんて、投げて子供と一緒に巻いていれば釣れると思っていたが、甘くない。
子供が1時間で飽きたら、もう釣りにならない。ナンモナシで終了。
もう夏も終わる。焦る。
8/19、本気の朝3時出撃。ひとりで浦安の臨海公園へ。
しかし、夜が明けてもナンモナシ。
タコ師も1人もいない。
通りかかった犬の散歩の方の話では、タコは終わったよ。みんなサヨリに移ったよ、と。
完全にタコフィーバーに置いてゆかれた。。。。
意地になって、翌日の船予約。
お世話になったのは、横浜本牧の長崎屋さん。
長崎屋
〒231-0822 神奈川県横浜市中区本牧元町33−4
http://nagasakimaru.web.fc2.com/
8時出船で、沖へ。
台風前までは、沿岸近くのポイントだったというが、今日は伊豆大島航路の高速ジェット船が通るぐらいの沖合いのポイントへ。
40号おもりを付けたエギで、牡蠣付きの岩盤エリアをトントントントントントン、と小突く。
回りでは、次々と釣れていくが、僕はなかなか苦戦。
よく釣れている人を観察すると、タコエギをダブルとかトリプルで付けて、硬めの竿でかなり小刻みなシェイク。
40号とか50号のおもりだと、あれぐらい硬い竿がいいのだろう。
僕の竿はツララの4ピースロッド、ポルタメント73イヌクシュク。ちょっと柔らかすぎたか。小刻みなシェイクをしてもほとんどエギが踊らないのだと思う。
ようやく一匹。
浦安で拾ったタコエギと、デビルエイトクロー23グラムのダブル、それにおもり40号を捨て糸で付けた、めちゃくちゃなリグ。
捨て糸は弱いロッドのシェイクでも動きが出るような工夫。あとは目立てばタコは抱いてくるだろうという見立て。
しかし、なかなか後が続かない。周りではバタバタ上がっているのに。
いろいろリグを替えながら、デビルエイトクローにおもり40号を捨て糸で、やっともう一匹。
やっぱり、リグがごちゃついていると、エビになったり、捨て糸が絡んだり、そういう時は反応が無いような。特に投げて投入すると絡みやすい。当たり前か。
捨て糸もやめて、デビルエイトクローにおもり40号をスプリットリングで連結したシンプルなかたちに。
これが正解。
チョイ投げしても絡まないし、シェイクよりもドラッギング。
ゴツゴツ底を感じながら、ズズズ、ズ、ズズズ、ヌゥーーーン。せいのっ!乗ったー!
ここからは、前半の不調を挽回して、ポツポツ乗せてゆく。
結果的に14時までやって、11匹。
柔らかいロッドなので、他の人達のようにシェイクしてもダメで、船の流れでゆっくりズル引き。流れない時はチョイ投げで移動距離を作るようにして。底の牡蠣を曳きずるゴツゴツの衝撃がワーム部分を揺らしてちょうどいいアクションになっていたのだろうと想像する。
1キロ弱ぐらいのタコでも、ロッドはバットからブチ曲がり。2キロ、3キロも周りでは上がっていたので、たぶんそんなタコが乗ったら、この竿ではストレートポンピングしないと折れちゃう。ジギングロッドぐらいがちょうどいいと思う。
いやー、船まで乗ってやっと堪能させてもらいました。
たぶん、この船で得た感覚は、オカッパリでも活かせると思う。次は何年後にタコフィーバーの年が来るのかは分からないけれども。
タコフィーバーの年に、初挑戦の試行錯誤を残した記録でした。
—–