前回の外房の釣りの続きを検証するために、鴨川・太海(ふとみ)の仁右衛門島(にえもんじま)へ行ってきた。
今回は、家族旅ではなく、1人でトコトン突き詰めてみようと、思った次第。
しかも、電車釣行。ここは太海の駅から歩いても近いし、けっこう電車釣行の方も多い。
お世話になったのは、新海荘さんの渡船。
新海荘(しんかいそう)
〒299-2863 千葉県鴨川市太海浜79
電話:04-7092-1535
釣果ブログ:https://blog.goo.ne.jp/shinkaisou
*渡船の予約は必要なく、朝4時半に集まり次第、出船するシステム。
仁右衛門島1日目・タナへ
水温も、18度を超え、青物の気配もあるとのことで、期待が高まる。
初めに渡してもらったのは、棚(タナ)という、割と手前の浅瀬に隣接した南側の瀬。
はじめての仁右衛門島なので、場所は船長任せだったのだが、「なんで、こんな手前??」と疑問に思う。
ただ、後から聞いた話では、仁右衛門島の本島との間の水道が魚の通り道になっていて、昨日も鳥が低空旋回し、イワシの群れも付いているのだとか。
またルアーでも、ここが実績ポイントらしい。
5時ごろに上礁したところから、様子を見つつ投げ始め、小一時間を過ぎた頃から、沖200メートルぐらいの潮目のラインが騒がしくなってきた。
届かない距離だが、ボイルが散発している。
手前では、瀬にカタクチイワシが打ち上がっているのが見える。
同礁した方は、打ち上がったイワシを針に掛け、サラシのキワを流して、尺オーバーのメバル2本に、ヒラスズキにと連発している。
メチャいい雰囲気。
やがて、ボイルはゆっくりと近づいてくる。
ギリギリ届くか届かないかという距離。
どうやらボイルは2種類いて、沖目の早いボイルと(青物かな?)、浅瀬寄りの遅いボイル(スズキかメバル?)のように見える。
ところが、ルアーには全く無反応。
ルアーサイズを落としても、無反応。
やがて、8時半を回る頃まで、散発していたボイルも消えてしまった。
タナの裏側の浅瀬には、カタクチイワシがものすごい数打ち上がっている。
このカタクチイワシをサラシに投げてみると、マンタとかサメとか、いろんな魚がサラシの影に見え隠れする。
ハリに掛けて、打ち込むとクイクイッ、ジイイーーーーー!!
乗った^^
10キロぐらいのサメ。
そうこうしているうちに、潮はみるみる引いてゆき、仁右衛門島全体が干上がってきたので、ランガンしてみることにした。
満潮は5時で、干潮は11時過ぎの-8センチ。
仁右衛門島の磯図を見つつ、
https://bosotown.com/archives/17201
これが、ポックリかな?
少し撃ってみるも、真昼間で潮も流れず、出そうにはない。
タコボウズの表のほうまで、全面が干上がって渡れる。
ちょうど沖向きの先端に当たる、アマゴイとかチョンボリまで出られた。
こちらにも、カタクチイワシはタナほどではないが打ち上がっている。
こっちの先端側を、明日の朝マヅメは撃ってみたいな。
こうして、1日目を終えた。
太海の街の宿泊・食事・買い物・温泉
ちなみに、この太海の街の情報も、まとめておきたいと思う。案外、情報が少ないから。
まず、宿泊したのは、吉岡旅館さん。
最安で見つけた。どうせ、ほとんどの時間を磯で過ごすし、寝るだけだから最安でいいやろ!と。
ところが行ってから、改めて検索して気づいたのだが、「吉岡旅館」と検索すると、「吉岡旅館 心霊スポット」とか検索サジェストが出てくる。
こわっww
でも、見つかるページを恐る恐る1つ1つ確かめてゆくと、別に吉岡旅館が心霊スポットということではないみたい。別の心霊スポットの話が、吉岡旅館の口コミなどと合わさって検索サジェストになっているのだと思う。
念のため、近所のゴハン屋さん「まるよ食堂」でも、そのことを聞いてみたけど、そういう話は聞いたことないとのこと。ちょっと安心^^
おそらく、建物の古さと、虫が出ることや、カビの匂いなどの雰囲気もあって、疑って検索する人が多いのかもしれない。
泊まってみた感じでも、別にそんな感じはしなかった。別に霊感とかはないから知らんけどw
ただ人形とか動物の置物とかがたくさん置いてあって(昔の旅館によくある感じ)、こんなの処分すればいいのに、と正直思う。
釣りが目的の人は、幸昌丸さんに泊まる人が多いとのこと。ちなみに新海荘は今は宿泊はやってないらしい。
それから、太海のお店について。
最寄りのコンビニは、歩くと30分近くかかる、このセブンイレブンしかない。
あとは、ちょっとしたお菓子や、菓子パンぐらいなら、この斉藤薬局で買える。
これ以外にはお店はない。車なら鴨川のベイシアまで行けばいいが。
太海の温泉について。
日帰り温泉が3つある。グーグルマップでは是空しかヒットしないけど、
他にも、潮騒リゾート鴨川と海辺の宿 恵比寿も日帰り温泉はやっている。
是空いい感じ。
房総鴨川温泉 是空-ZEKUU-
〒299-2863 千葉県鴨川市太海浜24−1
日帰り入浴:https://zekuu.jp/daytrip/
そんなわけで、明日は、船長に仁右衛門島の沖向きに乗せてもらえるように、お願いしてみようと思う。
続く。