今回、この島に来る前に、前述のFishn’ n Fueln’ in Nelly Bayのウェブサイトの釣りに関するページ(https://magneticadventurehire.com.au/blog/magnetic-island-fishing/)を見つけたので、いくらかのアタリをつけていた。
薄い水色と、濃い水色と、黄色のエリアは釣りがOKで、緑色のエリアはMarine National Parkに指定されていて海洋保護のために釣り禁止。
北東の(上の図では右上)の起伏の激しいエリアが一番外洋に面していて魅力的に見えるが、現在、道が寸断されていて行けないらしい。
やっぱり北東の角が魅力的だな。
2024/04/14 朝はWest Pointへ
さて、オーストラリア4日目。マグネティック島3日目の朝は、昨日のウェストポイントの朝マヅメを撃つべく、5時に出発して、悪路を越え、薄明るくなる6時前には磯に立った。
が、なんもなし。
昼間は家族で過ごし、もう一度夕方に撃ってみるも、真っ暗になる直前に、1ヒットしてジャンプで外れて(たぶんクイーンフィッシュの小さなやつ)、終了。
水深は、届く範囲では5メートルぐらいの深さ。
濁りでわかりにくいけど、沖の潮目にはベイトがいるっぽい。
一度だけ、届かないはるか沖の潮目で、大きめのベイトが逃げ散らかったのが見えた。
このポイントは、沖から指してくる魚の回遊に出会うのを、狙い打つ感じか。
ここで回遊待ちをしてもいいし、多分ロウニンアジとか、他のトレバリー(例えばゴールデントレバリーとかアンダマンアジとか釣ってみたい!)も回遊するのかもしれないけれど、色々な可能性を見てみたいところである。
やっぱり外洋魚は、ピクニックベイの桟橋とか東の外洋側がいいんじゃないだろうか。
2024/04/15 朝はピクニック・ベイへ
そこで、5日目の朝は、ピクニックベイの海に向かって右側の岬を目指してみることにした。
タイドグラフはこんな感じで、朝の満潮から昼にかけて大きく引いてゆく。
あの離れ岩は、良さそうだけど、泳がないと乗れないか。
裏側の大岩の上に乗りやすい足場を見つけた。
1投目。
ズンッ!!
いきなり水面が割れた。
力強い引きをバットの溜めで止めて、岩をかわして寄せたら、
なんだエイか。
しかもスレ掛かり。
ごめんね。リリースして再開。
辺りは明るくなり、海の様子が見えるようになってくると、エイの群泳が見える。
そういうエイの群泳ポイントであるらしい。
この足場は、ランディングが大変なので、もう少し先へ。
点々と撃ちながら進んでゆく。
この岬は、これといった先端はなく、これといった潮の流れもなく、流れの当たる面もできない。逆にランガンで飛び出た岩にから点々と撃って行ける地形。
水深もそんなにないし、濁りがあるから、トップ一択という感じ。ミノーを曳くまでもない。
沖で、バシャッ!と出た。
これは難なく寄せて、
2キロぐらいのクイーンフィッシュ。ヒットルアーはラピード190
こうして日が昇り、8時で切り上げた。
今日は宿替えをしなければ。
ところが、ここで明日のカーフェリーの予約をしようとフェリー会社のサイトを見ると、元々帰る予定だった明日の便は、最終の18時便を除いて完売だという。今日の便ならまだあるみたい。
せっかく次はツリーハウスの宿を予約していて、子供たちも楽しみにしていたけど、帰りの真夜中のロングドライブはしたくないから、急遽仕方なくツリーハウスはキャンセルし、昼のフェリーに乗って引き上げることにした。
あっという間に、釣り計画終了。
島の東側の磯とか、探索してみたかったのだけど。
ここは先端まで行けたのかな?
東側は外洋側だから、濁りも少なかったのだろうか?確かめてみたかったところではある。
やり残した課題がありつつも、得られたものもたくさん。
これでいいのだと思う。
こういう開拓の旅が、一番楽しい!
家族でドキドキワクワクの体験を共有しながらだから、なお楽しい!!
こうして、ケアンズに戻り、ケアンズで2泊して、ゆっくり眠って体を休め(どしゃ降りの雨で釣りに行ける感じではなかった)、溜まった仕事や、こういう旅のまとめなどをしつつ、旅を締め括った。
日常の暮らしのまま、ゆるく旅をして、もちろん仕事もこなし、朝と夕だけ釣りをする。
こんな家族旅、いいでしょ^^
完。
タックルデータ
ロッド :BigFishGo CLIFF 965
リール :15ツインパワーSW 8000PG
メインライン :バリバス SMP 4号
スペーサー :バリバス SMP 8号 10ヒロ
リーダー :エックスブレイド FCアブソーバー 90lb 3ヒロ