また来たよ。タダナエ島。

先週金曜に続いて週2で通っていることになる。



前回のブレイクについて、その時は笑っていたけど、よくよく振り返って考えていると、悔しさ、ナメていた自分に対する憤りがこみ上げてくる。

もう一回挑戦したい!


4月に入ると大学の講義が始まってしまうので、3月のうちは時間の自由が利く。

行けるときに行っておかなくては。


2025/03/18 オネイモから開始

満潮06:55
干潮13:23
風は北西

前日の予約だったので、船長からは「予約は13人。いいところは乗れないよ。どこでもいいのなら行けるけど」とのことで、乗せてもらったのはオネイモ。

やや向かい風気味の横風、潮は下げのハナだけ北に向かって流れてくれた。

ドン深の単純な水道という感じの地形。


この水道を通りかかった魚と遭遇できれば、という見立てで、飛距離の出るジグをなるべく沖の流れのヨレの中に留めるように2時間撃ち続けたが反応は取れず。

潮も動かなくなってしまった。

干潮は13時過ぎだし、状況変化の望みは薄いだろう。


ここで見回りにきた船長に瀬替わりをお願いしてウラカドをリクエストしてみた。


ヒラダン・ウラカドへ瀬替わり

朝に比べて波は落ち、船は付けられそう。

上礁。

やっぱり外に突き出ているここは、流れもあり、雰囲気はいい。


サラシの中をミノーをくぐらせてみたり、沖の流れのヨレをトッププラグで誘い出してみたり。


と、今回、港でお声掛けいただいて一緒になり、オネイモから2人でウラカドに移ったNさんのポッパーに茶色い三角セビレが襲い掛かった。

サメがいるんかーい。しかも200キロぐらいありそう。嫌な予感しかしないww


一番高い足場に立って、ジグを追い風に乗せて大遠投。

フォールにカツーン!とアタリがあって、フックには乗らなかったが、リーダーはザリザリ。

嫌な予感しかしないwww


でも、アタリがあるのは面白いんだよな。なにもなかったオネイモよりもドキドキワクワク^^



と、ここでヒット。

サラシの際に差し掛かる中層を柔らかいジャークでふわふわ誘っていたところ

難なく抜き上げキャッチできたのはスマガツオ、2キロないぐらい。

ヒットルアーはCBマサムネ135g

魚もいるんだな。鬼〆して再開。



でも、その後のフルキャスト一杯からのフォールでは、

トンッ!と軽いタッチで2本のアシストフックのうちの1本を切り取っていった。

ヤツ(ヤツら?)はやっぱりいるw



次は、Nさんのポッパーと、僕のジグがクロスしてしまって、サラシの際あたりでNさんのポッパーが上を通過するのを待っていたら

ドゥルン!!

力強い重みが乗った。

食いやすいテンションフォールになっていたんだろうな。


ぜんぜん止まらない。下へ下へ、グワングワン力強い振りでラインを引き出してゆく。

キハダの泳ぎではない。首降りだとすればカンパチだけど、もしそうだとしたら相当な大きさよ。


プンッ!切れた。

リーダーはチモト近くで、鋭い刃物で削ぎ切りしたみたいな切り口。

やっぱりサメなんだろうなあ。


根に触った感触もあったのでスプール交換をして再開。前回みたいな後悔はもうしたくない。


が、すぐに沖のフルキャスト一杯からのテンションフォールで、トンッ!

軽いタッチで、ジグを持ってゆかれた笑

テンションフォール、軌道が読みやすい分だけ、めちゃ食いやすいんだろうな。



終わり時間の14時半まであと少し。

後ろ側のカドでは、魚を掛けているみたい。

向こうも2人組でサポートも問題なさそうだから、僕もこっちで投げ続ける。

でも後ろが気になるから、ジャークしつつもよそ見していてテンションフォールになってたんだろうな。

ズシン!

乗った。

下へ下へ泳ぐ魚。

ひと振りひと降りが大きく力強く、やはりキハダの泳ぎではない。カンパチ?いやいや違うでしょう。

ハエ根の裏に力強く潜ってゆくし、止まらない。

プンッ、やっぱり切れるよな。



これで、今回用意したCBマサムネ135撃投ジグレベル130×2は全部失って、そして回収時間になり終了。


ジグの欠点はサメにやられやすいという事もあるのか。

ただトップでキハダを掛けても、あのサイズのサメだとやられちゃうだろうな。

しばらくして状況が変わってサメがいなくならないと厳しいんじゃないだろうか。


おいしいスマガツオのお土産を家族で楽しみつつ、次回を計画しよう。


タックルデータ


ロッド    :BigFishGo CLIFF 965
リール    :ツインパワー14000PG
メインライン :バリバス SMP 4号
スペーサー  :バリバス SMP 8号 15ヒロ
リーダー   :エックスブレイド FCアブソーバー 90lb 4ヒロ



ジグの釣りって、根掛かりしてせっかく組んだラインシステムを全部失うから、じつはあまり好きじゃないんだけど、この神津島海域は水深30メートル以上あって中層で立体的な釣りができるから面白いなあって思う。根掛かりも沖では少ない。

そして、まさにこの釣りをするために開発したロッド、CLIFF965。繊細なタッチの水中の釣りを快適にできて、いざ魚を掛ければ30キロオーバーのキハダもしっかりリフトできるバットパワー。

9.6フィートの長さもジグ操作にちょうどいいという評判を購入者の方からよくもらう。

このロッドを使うから、ジグの釣りが面白いんだ^^