今回の旅は、5年ぶりの奄美へ。
今年の春から、大学の先生になったということもあって、めちゃめちゃに忙しい。
忙しいというより、僕のなけなしのクリエイティビティを、全振りしている感じ。

非常勤講師なんだけど、はじめての大学の先生で、いきなりの4年生100名の必修科目、全10回の講義を、毎週毎週自分で作りながら進んでゆくスタイルという、謎の大抜擢ww
授業テーマは、美術系の学生向けの『自分の作品の売り方』講座。
大学の先生をやることは、昔からの一つの夢だったんだよね。
釣りの世界で事業を立ち上げることも昔からの夢だったんだけど、これもそう。
1つ1つ、夢を叶えてゆくのは、本当に楽しい。
これも新しい「道なきところに道をつくる」挑戦と言える。
ご期待いただけるからには、出し惜しみなく持てる全てを注ぎ込んで授業を作っているのだけれど、ようやく6月になって講義全体がまとまり心の余裕ができてきたので、すかさず遠征の予定を入れたw
今回は、テイルウォークの島浦慎吾さんとの2人旅。

2年前ぐらいのフィッシングショーのテイルウォークのブースで、「ブログ読んでます」ってお声掛けいただいたところから交友が続いていて、今回トカラ行きを呼びかけ計画していたが海況悪化のため、急遽、奄美方面へ行き先を変更した。

いいよね。奄美って。
こっちはもう梅雨明け。
ただ、梅雨は明けても、日本列島の上にいる梅雨前線に引っ張られて南西風が吹いている。
こっちの梅雨明けから数週間は、本土の上に梅雨前線がある限り、南西風が吹いて、この奄美海域は南西風に弱いから、なかなかいい磯には乗りづらいらしい。

ただ、本土の梅雨が終わって、南西風が止むと、完全のドピーカン無風続きの夏が始まるという。それはそれで厳しいか。
奄美釣行1日目 北西方面の沖磯へ
さて、島に着いて、翌朝から渡船で沖磯へ。

島の裏側の北西向き、なんとか横風でできるところを選んで渡礁。
ここは、前にも2本、魚を出したことがある。(過去記事参照)
あんときは、ブルポッパーが良かったよな、沖を激流が流れる時間帯だったよな、なんて古い記憶を引っ張り出してきて、
投げ続けるも、まったく反応はない。
深いレンジを引いたヘビーシンキングペンシルには、一回だけドンッ!と感触があったけど乗らなかった。

昼を過ぎ、磯の上で食べる宿の女将さんが作ってくれたスパムおにぎりは最高なのだが、日差しは強く、日が西に傾き始めると水面のギラギラは釣りを続けるのに厳しい。
タイムアップ。
1日目は、なにも手掛かりも掴めぬまま、終了となった。
奄美釣行2日目 北方面の地磯へ
2日目は、はじめ入江の中のハナレから開始。
が、南西風は正面から強く吹いて、かなりやりづらい。
島浦さんは、ポッパーでバラクーダをヒットさせていた。

まだここから風も波も上がる予報なので移動。
南西風を避けられる北向きの岬の地磯へ。


岬の向こうの西側は、風が強い。

カスミアジの追尾はあるし、上げ潮は川のように西へ流れてゆくけど、なんかイマイチな感じ。
あれ?今回はビミョーな感じに終わる予感。
もう打つ手なくないか??
さて、どうしようか。
ところが翌日には、打開策が見つかったので、続きは次回に書こうと思う。
やっぱり試行錯誤って、大事だよね。
続きは、<こちら>
タックルデータ
ロッド :BigFishGo CLIFF 965
リール :ソルティガ6500
メインライン :バリバス SMP 6号
スペーサー :PE12号 6ヒロ
リーダー :船ハリス40号 4ヒロ