今回は、八丈島。
この旅には、3つのミッションを掲げた。
1つは、もちろん、釣り。
何やら、キハダの調子がいいらしい。
2つ目は、5月の発売開始したばかりの最強5ピースロッドBigFishGo AIR 965(2025バージョン)と、開発中の6ピース・5ピース可変のBigFishGo CLIFF 1156-965の試作ロッド、この2タックルの組み合わせや使い分けをテストすること。
そして3つ目は、旅先から講義を配信するチャレンジ。
釣りも講義も妥協したくない。かといって、どっちかが犠牲になるようなこともしたくない。
いつでも葛藤はクリエイティブな発想の源泉だから、今回はその1つの解として、八丈島からリモートで繋ぐことを考えた。もちろん前後の段取りや関係者の負担を増やさない配慮も、考えうる限り整えた。
初夏は1年に1度しかない。そんなワクワクの初夏を、あと何回迎えられるのか?人生をかけて遊び続けるために、これは真剣なチャレンジなのだ^^
2025/06/18 八丈島へ。底土港着、八重根港へ。
満潮 09:09
干潮 16:12
前日発のフェリーは9時に底土港に着き、COCO’Sレンタカーさんが港から乗れるように配車してくれた。
COCO’Sレンタカー
〒100-1511 東京都八丈島八丈町三根177
電話:080-7348-4675
https://www.cocosfamily8.com/
*釣り用の車をオンライン予約可能
この車、変速の調子が悪いらしく、坂道ではギアが入りにくいけれど、そんなところも愛らしいw相棒ができた。
こういう感じでいいのよ^^
適度な不便が旅を面白くさせてくれる。
さて、風向きを見て、風を背負える八重根港へ。

カゴ釣り、石物をやっている方々にあいさつをして、入らせてもらう。石物もカゴもぜんぜんダメみたい。泳がせもエサが釣れなくて始まらないとのこと。
南西からの大ウネリが時々堤防を洗っている。一段高いところで始めることにした。
ポッパーから。
沖には潮目。
潮は満潮の9時を過ぎて、ゆっくり左の南東方面の岬に向かって流れてゆく。
流れのヨレに溜まったゴミの中に小魚が見え、トリがついばみはじめる。
カゴ釣りの方の竿が曲がる。
海に急に生命感が出始めた。
ゴミが溜まったヨレを掠めるようにポッパーを曳くと、シュバッ!!喰った。
フッキングした1匹、同サイズのもう1匹が興奮状態。
そして寄せると、その背後にもう1匹茶色いぶっとい魚影。はじめサメかと思ったが、しっかり見えるとまんまるのカンパチ。30キロぐらいある。ずっと下から見ている。
ホイっ!!

うまそうなスマガツオ。5キロぐらいある。

ヒットルアーはフィードポッパー175。
ロッドはCLIFF1156プロト。曲がり込むロッドって投げて楽しい、掛けて楽しい。足場の高い堤防では11.5フィートのロッドは非常に使いやすい。欠点は磯だと後ろに振りかぶるスペースがない時は投げにくい点かと思う。
ストリンガーに掛け、急いでクーラーバッグ(AOクーラー)を車に取りにゆき、氷水を作って、鬼締めバッチリ^^
これで、あとは反応がなくなり、昼ごはんを挟んで宿チェックイン。
夕方は、底土港へ
夕方は風向きが変わったので、底土港へ。
こっちではトビウオが跳ね、沖では水柱も上がったが、ヒットは無し。
日が暮れた。
石物釣りのじいちゃんチームは、明日、不動丸で瀬渡しだって言ってたな。
合流したいところだけど、、、
続く。
タックルデータ
<タックル1>
ロッド : BigFishGo CLIFF 1156 試作ロッド
リール :21ツインパワーSW 14000PG
メインライン :バリバス SMP 4号
スペーサー :バリバス SMP 8号 6ヒロ
リーダー :エックスブレイド FCアブソーバー 90lb 4ヒロ
<タックル2>
ロッド :BigFishGo AIR 965
リール :ソルティガ6500
メインライン :バリバス SMP 6号
スペーサー :PE12号 6ヒロ
リーダー :船ハリス40号 4ヒロ