なかなか遠征に行けないなあ。

コロナ騒動で僕の行きたい僻地離島は、どこもまだまだ自粛ムード。

それに、この1年は空家再生事業に時間もエネルギーを注いでいて、やることがいっぱい。むしろ、ちょうどコロナ騒動で、釣りよりもやるべき事に注力できるのは、好都合だと思っているぐらいだ。


ロッドのほうはゆっくりやっていこう。来年のトカラのシーズンまでに、いろいろ仕上がればいいかなという感じ。



で、やっぱりタコ。

タコを釣っていれば幸せ^^

遠征に行けなくたって。


はじめての横浜沖堤防に行ってみることにした。

近場とはいえ、初場所の探索は面白い。




お世話になったのは、横浜で現在唯一の渡船屋さん、山本釣船店。

山本釣船店
〒231-0801 神奈川県横浜市中区新山下1丁目4−1
http://www.yamamoto-turibune.com/


ここのいいところは、自宅から東横線(みなとみらい線直通)1本で行けるところ。しかも元町・中華街駅から歩いて5分の近さ。

その上、7時出船で回収の17時まで出来る。(6時の船は始発でも間に合わない。)


10時間耐久のタコ狩りに出発だ。

渡してもらったのは、第一新堤。

ちょうど横浜港の一番沖側のラインに、本牧海釣り公園、D堤、第一新堤、大黒海釣り公園、そしてその延長の川崎方面川崎新堤が並ぶ。


事前に軽く調べた限りではタコの情報はあまり見つからなかったけど、この立地はどう見てもいるっしょ。

堤防の上には、既に6時の便で渡った人たちが結構いる。クロダイのヘチ釣りがほとんどで、ルアーもチラホラ。


まずは、スリットの際にタコゆらハンターを落としてみる。内外一周回って無反応。

次は、沖向きにキャスト。足下から5メートル先くらいまでゴロタ石が沈んでいる。その沖はほとんどなにも引っ掛からない砂地。沖から曳いてゴロタに当たったところから横歩きでナナメに長く通す。

しかし、反応がない。

干潮を過ぎて、期待の上げ潮に。

ここで生ハム巻きを投入。

と、きたきた。


連投。

ポンポンポンポン!

小さな足が再生中の個体も。


9時半ぐらいからアタリはじめて、ほぼ連チャン(1投が長いから)で、気づけば10パイ!

やっぱりタコは上げ潮なんだなあ。

しかも今日は全く流れない上げ潮。クロダイ師は嘆いていたけど、タコにはいい潮なんだろうな。

14時の上げ止まりを過ぎたらアタリは止まってしまった。


リグも、これがほぼ完成形だと思う。

生ハム巻き強し!

個人的には、ZAPPUのチョベリグと、生ハムまではルアーだと思ってる(笑)。


この→ダブルフックも超優秀!これぐらい太軸であればフトコロはそんなに広くないけどタコエギにちょうどいい。

カエシが付いた状態のままでも掛かりはバツグン。タコのフトモモ(?)をがっちり捕らえてくれる。

まったく曲がる気配もないし、何度根掛かりをしても、なぜかまったくフックポイントがつぶれなくてピンピンのまま戻ってくる。タコエギに絶妙の大きさ・形状なんだと思う。

テスト的に仕入れてみたので、こちらからどうぞ!
https://www.mercari.com/jp/u/889685604/

しっかり抱かせればフックポイントは2点のダブルフックで充分だと実感した。

オクトパスタップの元のフックを抜いて(実際は、フックが抜けてしまったものを使って)、PE8号で巻いて瞬間接着剤で固定。ネジは使わない。巻いてから瞬間接着剤ではなくて、塗ってから巻く、のほうが強度が上がるらしい(参考:ジギング魂)。瞬間接着剤は最強の耐衝撃、ロックタイト

オクトパスタップは、フロントアイがすっぽ抜けるときがあるから、フロントアイも補強。

これで根回りを果敢に、むしろ根掛かりするところを探すぐらいの勢いで攻めるのが成果につながった。

堤防にいた他の人も、僕のタコっぷりを見てタコエギを投げはじめた人もいたが釣れず、僕だけ連発。これまでの試行錯誤でかなりのスキルアップを実感した。


冷凍庫がタコでいっぱいになる幸せ^^

これ、タコにハマってる人がみんな言うよね。分かる〜

<タックルセッティング>

ロッド :ホーネットスティンガープラスHSPC-744X-BB
リール :レボ ビッグシューター
ライン :PE5号
エギ  :オクトパスタップ3.5号タコベイト3号
シンカー:バークレイ スイベルシンカー3/4oz