予報通り、風は西に変わっている。

朝の3時間だけだが、名礁・ローソク岩にチャレンジだ。

着いてみると、ウネリが回り込んで先端には立てないが、なんとかやれそう。

まさにローソクのように突き立った磯。

撃てる場所は表と裏の2カ所。小さな磯で、しかも周辺に沈み根が点在している難しい場所。デカい魚は取り込みがかなり困難だと思う。

ここも砂岩質で滑りづらい。

はじめてすぐ、別注ヒラマサ220にミスバイト。が、2回目のバイトはない。

それから反対側では後ろを追ってきたのが見えたが喰わない。

と、そのとき反対側で撃っていた櫻澤さんにヒット。ヒラマサだ。

ランディングミスで逃がしてしまったが、サラシの際で喰ってきたらしい。

今年はヒラマサが多いのかな。

朝マヅメの一瞬だけ魚の反応があったが、その後は反応がなくなり、最後の最後に櫻澤さんが2〜3キロぐらいのカスミアジをキャッチして終了時間となった。

今回の遠征では、そこそこの魚はキャッチできたが、本命(デカいイソマグロ、キハダ、GT)の数少ないバイトチャンスはフッキングミスや、ラインブレイクで貧果に終わってしまった。

なかでも、ルアーに喰ってきたけど乗らないということが多かったのは、魚の活性の問題とも言えるが、喰わせ方、ルアー選択、フックのセッティングなど改善できることも多いはずである。

やはり、トップウォーターよりも水面下のほうが、掛かりが良さそうなので、中層の釣りのウデを磨いてバリエーションを増やしたいところ。

課題を持ち帰って、6月の次回に再挑戦したいと思う。

それにしても、今回の旅は面白かった。

3人ともが、それぞれの信念を持った、一人前の釣人・旅人。

それぞれが自分の頭で考え、その上で目的を共有して3人が集まると掛け算のように力が集まり、風通しが良く、ここちいい時間が流れる。

おふたり、ありがとうございました!!

タックルデータ

ロッド :MC works レイジングブル95SD

リール :Daiwa キャタリナ 6500HRCSスプール6500

ライン :PE8号+DMVナイロンリーダー200lb 3ヒロ+デビルライン240lb

ロッド :ゼナック ミュートス・アキュラ 100HH

リール :Daiwa キャタリナ 6500H

ライン :PE8号+DMVナイロンリーダー170lb 3ヒロ

—–