秋が来てから、ずっと気になっていた粟島のヒラマサ

今年は、日本海の海水温が高いらしいと聴く


こんな画像をツイッターで見た。

画像からは、いかにも灼熱のように見えるけれど、通常との温度差の分布か


気象庁の海面水温の実況図はこんな感じ。

参照:海面水温実況図


確かに、粟島付近で、まだ23度を超えている。



あとは、黒潮の大蛇行が、8年続いて今年にやっと終わったのが、黒潮の分流の対馬暖流にも影響があるとする話も聴く。

8年前まで、佐渡・粟島辺りに入っていた初夏のトビウオが、それ以来入らなくなって、逆にクロマグロが佐渡・粟島近海に回るようになったとも。

まあ人づての話なので、どこまでが本当かは分からないが、黒潮の大蛇行が終わった影響がどういう形になって出るかは、興味深く見守ってゆきたいと思う。


というわけで、今年の秋の粟島のヒラマサはどうかな??



2025/10/20 粟島に辿り着けない・竿を振れない

東京駅始発の新幹線TOKIに乗って、新潟へ

ところが、特急いなほが故障のため、出ないという。


復旧を待っていたら、1時間近く遅れて、粟島汽船の午前便には、間に合わなくなり、

しかも午後便は海況悪化のため急遽、運休に。


そして翌日火曜日は午後便の1便しかなく、到着したのは、2日かけて17時過ぎに。

4日間の行程を確保して、結局、釣りが出来るのは丸1日か。


更に言うと、明日も波は1.2メートルが残るから、渡船も厳しいかも、と。

海水温は高いくせに、大気は大陸の寒気が張り出してきて、もう立派に初冬の様子。

難しいなあー


2025/10/22 タカシマへ

朝に船長と相談して、やっぱり出船はムリとのこと。


地磯しかないか。

昨日の夕方もクルシマには立ってみたが、北西風正面だと、狙いのシモリは届かない。


ヤマザキなら横風で、やれるか。

と、着いて投げ始めたところで、「南のタカシマなら乗れそうだけど、どうですか?」というお知らせをもらって、2つ返事で「お願いします!」と。

コレコレ!急展開^^


大漁時刻表でも、この日10/22の9時から18時さえ撃てればいい!と思って来ていて、ピタリと嵌まった。




出船~

やっほー



風は沖に向かって真横から

先端のお立ち台は、ウネリが被って立てない。



高場から投げ始める。

お立ち台から沖に伸びるシモリを撃ちたいのだけれど、風、波、ウネリで通しにくい

かといって、通せたところで、出るわけでもない。



10時半

出てもいい頃だが。


高場から追い風を背負って大遠投したラピード230に、シュバッ!

何もないツルッとした海面のところなのに、出た



魚は手前に走って、巻きアワセ

サイズも大きくないし、一応追いアワセも入れたが、掛かりはかなり怪しい

やっぱり足下の突っ込みで、フックオフ



その後は、キジハタが2本釣れたくらいで(場所は、さっきのヒラマサがでたところと同じあたり。底には何か根があるのかな?)



16時半の回収まで、休むことなく投げ続けたが、何もなしで終了。


夕暮れまでクルシマでも投げたが、やっぱり何もなし。

ベイトっぽい魚も全く見ないんだよな。



これで、翌朝は8時の船で帰路に。



今年は、例年なら秋に入ってくるサヨリもいないというし(内浦のほうには入っているらしい)、港内のアジも少ない。アオリイカは多いみたいで、タコも多いらしい。

水温17度までは、まだまだやれるだろう。

次回の計画を立てよう。



タックルデータ


ロッド    :BigFishGo AIR 855(試作)
リール    :21ツインパワーSW 14000PG
メインライン :バリバス SMP 6号
スペーサー  :PE12号 4ヒロ
リーダー   :船ハリス40号 3ヒロ


ロッド    : BigFishGo CLIFF 1156 (試作Ver.2)
リール    :15ツインパワーSW 14000PG
メインライン :バリバス SMP 4号
スペーサー  :バリバス SMP 8号 10ヒロ
リーダー   :シーガー Premium MAX 81.5lb 4ヒロ


1つ前の記事で書いた試作ロッドのBig FishGo AIR 855、いい感じ!

ヒラマサなら、CILFF1156と、AIR855の2本の組み合わせが、ちょうどいい。


思いっきりスイングスピードを上げて振り切って投げられるぶん、9.6フィートのAIR965と比べて飛距離もそんなに変わらないんじゃないか。

CILFF1156では振りかぶれないような後ろにスペースが狭い足場でも投げやすいし、ジグも軽快にしゃくれたりする。


ヒラゴを掛けた時は、全然曲がらなかったから、そういうデメリットはあるかもだが。