あれ?シーズン間違えたかな??



冬の五島列島、宇久島(うくじま)に行ってきた。

狙いは、大型のヒラマサ。

数釣りとかは全く期待していないけど、3日間投げ続ければ、一発ぐらい大物のヒットあるんじゃない??

謎の自信を携えて、羽田からスカイマークで福岡へ、そして博多港からフェリー太古で4時間、五島列島の北端の宇久島にたどり着いた。

もちろん、相棒は5ピースロッド、BigFishGo AIR 965

ロッドベルトでまとめれば、このサイズ

あと、もう少し弱めの同じく5ピースのテストロッドも持ち込んだ。

スーツケース1個に、釣具一式を全部まとめて、身軽な遠征釣行だ。







宇久島へ

宇久島到着は、早朝の3:55。

すぐに動き出せるようにレンタカーを依頼しておいた。


ちなみに、レンタカーは島唯一の宇久レンタカーさん。

宇久レンタカー
〒857-4901 長崎県佐世保市宇久町平2749−2
電話:0959-57-2132

釣り人ならレンタカーが必要だし、レンタカー屋さんはここしかないから当然情報が集まる。ご主人も釣り好き。予約の際には、近況を聴いてみるのもいいのでは、と思う。(それをあらかじめ知っていたら、、、)



さて、まずは島の地形からして、まず可能性がありそうだと予想していた北端の対馬瀬灯台に行ってみる。

西日本の果ての夜明けは遅い。

初めての磯だから、視界が利くようになるのを待って、エントリー。

だが、なんとなくイマイチ。

離れ瀬が沖に伸びているから本流が遠い。


隣の突端に移動しても、ここもイマイチ。


そして次の突端は、先行者のフカセ釣りの方。


挨拶をしつつ、邪魔にならないところで投げさせてもらう。この方は、いいクロ(50あるかな?)をキャッチしていた。

いいねえ〜!

離島の豪快釣りオヤジって感じ。楽しそう!

沖には浮きグレの群もいる。



う~ん。地形的にも、立ち位置的にも、潮流も、風向きも北風が強く、なんとなくイマイチ。

当然、反応も取れない。


一度、港に戻ってお昼ゴハンを食べて、次は南方面へ。そして西へ周って、平家盛公上陸地へ。

ここはいいかも。

でも無反応。


また北に戻って、次は石切場へ。

ここもいい感じだけど東混じりの北風で波を被って前に出られない。ダメか。

朝のポイントに戻ると、朝の先行者の方は帰ったよう。

潮は流れないけど、沖に根が顔を出していて、サラシが広がる。あるとすれば、ここかな。夕暮れまでここを撃つことにしよう。

沖の根周りをいろいろなコースで通していると、手前のヨレでバイト!もう一回バイト!乗らないかー。

これっきりで日が暮れて、1日目終了。



ちなみに、2日目、3日目は瀬渡しで、古志岐三礁に行ければなんて思っていたが、人が集まらず出船しないとのこと。

2日目は北へ、そして3日目も北から入って、あとは長崎鼻灯台を巡ってみたり。

ここは遠浅すぎかな。



1日目にワンバイトがあったために北端周辺に固執しすぎたかもしれない。

でも出会ったルアーマンの方々に聞く限りでも、どこも無反応だったというから、難しいタイミングだったのかもしれない。

2週間前までいたベイトのカマスも、港内から出て行ってしまったとのこと。逆にアオリイカは群が入って来たという話も聞いた。スミ跡もたくさん。きっと捕食者がいない証拠でもあるだろう。

まあ、一回行ってみないことには分からないことも多い。

グーグルマップだけでは分からない小場所で、よさげなエントリーポイントなどの情報も帰り際になって知ることができた。


次の機会は、もっと確度の高い釣りが出来るだろう。また挑戦しようと思う。


釣りって、決断の連続だよな。

決断の質が、人生の質。ってよく言われるけど、

まさに1回の遠征って、1回の人生に似ている。


二度と時間は戻らないし、動くか動かないか?そもそもどこを行き先にするか?常に分岐の連続。


だからこそ、洞察を磨いてゆきたいし、これが面白いんだよね。


タックルデータ


<タックル1>
ロッド    :BigFishGo AIR 965
リール    :ツインパワー14000PG
メインライン :バリバス SMP 6号
スペーサー  :PE15号 3ヒロ
リーダー   :潮聲50号 4ヒロ

<タックル2>
ロッド    :試作5ピースロッド
リール    :ツインパワー8000PG
メインライン :バリバス キャスティングマックスパワー 4号
スペーサー  :PE8号 5ヒロ
リーダー   :船ハリス30号 5ヒロ