神津島へ行ってきた。

これが今季最後かな?


2025/04/04 タダナエ・マツガシタ


今回は、タックルベリーで重いジグをたくさん仕込んできたんだ^^

撃投ジグレベル180とか
CBマサムネ155gとか
ファルコンZスロー180とかも。

これを6号タックルで沖の流れのヨレに大遠投ぶちこんで、ズガゴンッ!ってぶち曲げるイメージ。

なんの生命感もなく終わった。。。


乗せてもらったのは松ケ下。

朝の満潮時は北東ナライのウネリが回り込んで這い上がっていたが、10時ぐらいからは先端に立てた。

水深は沖のフルキャストいっぱいで20メートルちょいぐらいと浅め。

ここだと、ジグは180gだと重すぎかな。もうちょいフワッと誘いたいところ。

重いジグの釣りは、ヒラダンの沖側とかエボシで改めてやってみたい。


潮は上げでは南に流れて、下げでは北に流れていた。

ベイトっ気は、まったく無し。

いつもはいるはずの曳っ張り船も一隻もいない。

後から聞いた話では、曳っ張り船は島の裏側にいたらしい。

あとはこの日、前浜港でキハダのフィーバータイムがあったとのこと。

そっちだったか。。



他、隣のオネイモでは朝イチに一本だけポッパーでヒットがあったらしい。リングを伸ばされてバラシとの話。


BigFishGoユーザーさんと会いました!


今回の釣行の成果は、BigFishGoのマルチピースロッドのユーザーさんにお会いできたこと。

「廣瀬さんですよね??」

「もしかしたら会えるかもと思って来たら、本当に会えました笑」

と、お声掛けいただいた。ありがとうございます^^



仕事の出張で九州へ行く際に、BigFishGoマルチピースロッドを忍ばせて行くお話をお聞きして、

もともと自分が欲しくて開発した竿だけに、こうやって感謝の声をお聞きできるのは、やっぱり嬉しい^^


ほかには、ブンブンのコンパクトロッドケースには、AIRとCLIFFがセットで入れられる話なんかもお聞きした。

なるほど、これか。

https://bunbun-fishing.com/buyer/%E3%83%96%E3%83%B3%E3%83%96%E3%83%B3%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%B8%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%80%8C%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%91%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%83%E3%83%89%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%BB/ より

確かに65センチなら、ちょうどピッタリで、容量も僕が使っているグランウォーカーのパックロッドケースよりひと回り大きく、しかも軽そう。

現在はネットでは探してみても売り切れ。見つけたら即買いだな。(再販お願いします!)店舗にならあるのかな??



あとは同礁されていた方からは、他社のマルチピースロッドは抜けやすいというお話なんかも聞いた。BigFishGoのマルチピースロッドは緩みにくい、と。

まあ、緩みますけどね😅


どことは言わないけど、○社の3ピースは緩みが恐すぎて、使えたものではないよ、と。

マルチピースロッドの課題は、まさにここだろうと思う。曲がりのスムーズさとかを展示会でアピールしがちだけど、実用上の本当の課題はそこじゃない。調子や持ち重りは、もはや課題じゃないよな、って。


ロック機構、うまく開発できないかな?

そういえば、シマノのスクリューロックジョイントについて調べてみると、オス側とメス側でナナメに巻いたカーボン繊維の角度を合わせて微細なネジ山状の構造を作っているわけか。ねじれば緩むけど、まっすぐ抜く力には強い。見事だよな。

ちなみに、振り出しなら抜ける方向には緩まないのだが、振り出しか。うーん。


追記:ロッドの継ぎの緩み防止のために

ロッドの継ぎの緩みについて質問をもらったので、回答をシェアしておきたいと思う。


まず、フェルールワックスを用いるのは、大前提かと思う。

フェルールワックスは、コチラなどでいいと思う。

使い方は、少量を塗布して、布などでシゴいて均一に馴染ませる。余分なワックスは拭き取らないと砂利や砂などが付着しやすくなって逆に継ぎシロが傷んだり摩滅しやすくなるので注意!



そして、継ぎ方は、これはあくまで僕個人の見解だけど、磯の上では元竿側を靴の爪先に当てて、しっかり体重を掛けて継いでいる。

そんなことをしたら割けるとか、継ぎシロの摩滅が早くなるとか意見はあるかもしれないが、それは肉の薄いライトゲームロッドとかの話だと思っている。

BigFishGoの肉厚のカーボンブランクなら問題は生じていない。逆にユルんでガタガタした状態で曲がって、継ぎシロ内でテコが働いて折れる方がよっぽど問題だと思う。



もう一点、上記の継ぎ方とセットにしてオススメしたいのが、この平ゴムの常備。

ロッドベルトでもダメじゃないんだけど、こんなふうに平ゴムロープを1メートルぐらいロッドケースに入れておくだけで、巻き上げると回転半径を大きくしてトルクを上げられる。幅20mmのコチラなどがちょうど使いやすい。

これで、どんなに固着しても、まず抜けないことはないだろうと思う。

これはマルチピースロッドに限らず2ピースロッドでも、特に朝に気温が低くて、昼に日差しが強くなりロッドが熱膨張すると、固着しやすくなる。こういうのは、また冷やせば抜けやすくなるんだけど、磯の上で昼過ぎの回収時間だったりすると難儀するから、1本ロッドケースに忍ばせておくと重宝する。


以上、ちょっとした工夫のシェアでした。