先日のコスタリカへの旅では、釣りはイマイチ不完全燃焼。

だからやっぱり、早く開発中の最強5ピースロッドの出来を確かめたい。

厳冬期だからって、止まってなんかいられない。



でも毎年、2月の厳冬期になると、何釣ればいいんだろうか?ってなるよね。

どこに行こうか?



そんな中で、壱岐に行ってみよう!

ってなった。

理由は、例年、2月でもヒラマサの釣果が出ていること。

あとは、出掛けられるタイミングで、東シナ海が比較的いい海況予報だったこともある。


東京からの乗り継ぎは東シナ海地域で一番いいし、温泉宿があるから寒ければ温泉に飛び込めばいいし^^

地磯も渡船もどっちも確率がいいし。


そして、深夜2時過ぎにフェリーで着いても、スマホ完結でレンタルできるレンタカー屋さんも見つけた。

ここ→ SURF CLUB

あっ!ただし、芦辺のレンタカーの置き場所が、サイト内での地図ではわかりにくかったので、Googleマップを貼っておく。



2025/02/11 地磯のポイントへ

23:30博多発のフェリーに乗って、02:15壱岐芦辺着、もうちょい寝たいところ。

車内で仮眠をとって、5時にアラームを掛けて目覚めたが、6時になってもぜんぜん明るくなる気配もない。

日の出は7時半。ここまで西に来ると、夜明けがこんなに遅いんだな。6時まで眠っていてもよかった。



崖を降りて先端に出てみると、まだ真っ暗な中なのに、既に先行者が2名。

お話を聞いてみると、クロ(メジナ)狙いのフカセとのこと。


クロ釣りの邪魔にならないところで投げ始めてみるが、北ウネリが真正面からだと、ここは波を被らないで立てる場所がほとんどない。瀬際もダラっと段上になっているのでルアーのピックアップもしづらい。


魚の反応以前に、魚のところまでルアーを運べない。

釣りがイマイチ成立しない時間がだらだら過ぎて、そして日が昇る頃には、クロ狙いのフカセの方々で、いっぱいになってしまった。

そういえば今日は祝日か。


ポイント選び失敗。

早めに見切りをつけてポイント移動していれば良かったな。



お昼に、一度上がって、お昼ゴハンを食べたり、買い出しをしたり。

魚屋さんでも、ヒラスは小さい。ブリは丸々太っているみたいだが。


そして夕方は、ゆるく防波堤を巡ってみる。

イカは釣れているみたい。あとは小アジも回っているみたい。


それにしても寒い。

ここまで来て、やりたい釣りが成立しないまま終わるんじゃないか、という懸念が頭をよぎる。

クロ釣りのじいちゃん達は朝早いし、そんなにこの島のポイント知らないし。

明日に備えて、温泉に浸かり、早めにゆっくり眠ることにした。


2025/02/12 ヤズとサワラ

干潮:03:22 −2cm
満潮:09:52 194cm
干潮:15:25 48cm
満潮:21:36 200cm

この日は雨の予報、昼からは波も上がる予報。

だからこそ、クロ釣りのじいちゃん達は、海に出向いてこないだろうと見立てた。



もう一度、昨日の地磯ポイントへ。

先行者は1名。


お話をお聞きすると、前々からインスタで繋がっていた島の有名アングラーのMさん。

近況などのお話を伺いつつ、隣で投げさせてもらう。

水温が下がってヤズが増えているとのお話、ヒラス(ヒラマサ)はヤズ20本に対して1本混ざるかどうか、というお話。あとはサワラが防波堤で朝イチのワンチャン釣れているというお話もお聞きした。

この方は、さすが地形と波をよく知っておられる。あんな前に立って、ほぼ水に浸かりながら釣っておられる笑。

サワラのメーターサイズを1本、ヤズを1本釣っていた。



トリも沖を旋回していて、いい雰囲気。

僕も、デカいルアーから始めてみるも反応を取れないので、セコい釣りに変更w

ワインドに変えると、1投目から、触った感触がして、ドンッ!と乗った。

これはヤズ。

ヒットルアーは、マナティ105mmに、ZZヘッド2oz



潮溜まりにキープして、立ち位置を変えて、ワインドを続けると、またヒット。

これは手前のツッコミでフックアウトしてしまったが、イエローラインがきれいなヒラマサだったように見えた。わからんけど。



こうして10時の満潮潮止まりを迎えて、Mさんは帰られて、少し続けてみるもトリたちも海に浮かび始めて期待薄なので、一度上がることにした。



15時半ぐらいから再開。

朝の南東風から、風は回って南西の爆風に変わっている。

潮が大きく引いて、朝にMさんが立っていた位置も、シブキは被るけどウネリには浸からないで立てる。



ミノーから始めてみる。

デッドスローリトリーブに絡みつくようなアタリがあって、しっかり乗った。

やっぱりヤズか。

ヒットルアーは、タイドミノーゴースト170Fハイトルク

このルアー、先日のコスタリカ(釣行記はこちら)に持っていってデカいクベラスナッパーに持ってゆかれてしまったけど、デッドスローリトリーブのヨタヨタ感、めっちゃ好きなんだよね。



それから、ワインドで1本追加。



もうヤズは十分なので、ここからはサイズを狙っていこう。

ワインドレスポンス240に変えて、南西爆風の追い風に乗せてフルキャストからの、着水ワンアクションで、ドカン!

サイズは同じヤズなんだけど、ここからはヤズのフィーバー!

連続ヒット。

ヤズにヒラマサが混じるかと、期待して撃ち続けるも、ひたすらヤズがヒットしてくる。

この魚だけ、ヒラマサっぽさがあるけど、イエローラインはヤズなんだよね。


ラピード230に変えても、やっぱりヤズ。

10本くらい掛けたか。



なるほど、ね。

Mさんからお聞きした、潮の流れとルアーの引き抵抗のお話、

このポイントみたいな、めぼしい沈み根もなくて回遊型の魚を迎え撃つ場合の”カンドコロ”が実感できた気がする。

当て潮よりも、払い出し潮のほうが、魚からは圧倒的に食いやすいんだろうな。

いやあ、ホント勉強になります。



こうして日が暮れ、壱岐遠征2日目が終了した。



続く。

続きは、こちら


タックルデータ

ロッド    :5ピースロッド(プロト) → 詳細
リール    :21ツインパワーSW 14000PG
メインライン :バリバス SMP 4号
スペーサー  :バリバス SMP 8号 6ヒロ
リーダー   :エックスブレイド FCアブソーバー 90lb 4ヒロ