2025/06/19 八重根港にて、未明にキハダフィーバー
干潮 05:30
満潮 10:47
干潮 17:06
4時に目覚めると、窓の外はもう明るい。
急いでコーヒーを淹れて、磯へ行こうと思いつつ、とりあえず様子見で八重根港へ。
すると、4時半過ぎに僕が到着した時点で、既に2本のキハダが上がっていた。
ほか直前に、1本掛けたが切られたという話も聞いた。
となると、ここでやるでしょー
地元の方々が10名以上、島外からは僕を含めて3人、という感じ。
9時までやったが、誰もなんにも出なかった。
朝の一瞬のチャンスのみだったらしい。
万単位の子ダツの群れが、ピチャピチャやっていて、たまに散ったりするので、何かはいるようには思うのだが、カンパチなのかな?
このほとんど流れない潮では、なかなか簡単には食ってこないみたい。
夕方の一瞬のチャンスをものにした!
昼の間に、仕事を片付けて、また海へ。
14時から16時まで投げた後、今日は日が暮れ切るまでやるつもりで、夕食を買い出しに行って、また八重根港で再開。

真うしろからのそよ風が、やりやすい。
AIR965のほうには、ブルポップ200を結んで、水面を派手に騒がせる。素晴らしい剛性感。
この竿でどうにもならないヤツを掛けてみたいところ。堤防ならリーダーは1ヒロとかでも十分かと思う。
”剛”のAIRに対して、”柔”に相当するのがCLIFF。
11.5フィートの長尺のCLIFF1156では、ボアーSS195を投げる。この追い風でポッパーと同じぐらい飛ばせるのが気持ちいい。
ロングロッドのしなりを効かせると、軽い力でしっかり飛ぶ。ぜんぜん疲れないで投げ続けられる。高い岸壁で足元までしっかり曳けるのもいい。
ちなみにボアーSS195は、フロントフックを4/0にサイズアップさせた、潜航チューンがお気に入り。足元まで泳ぐし、止めた時のフォールが水平にきれいに沈む感じもとてもいい。

日が八丈小島に沈んでゆく。
流れは、17時の干潮を過ぎて、南東向きに変わった。
足元で小魚たちが群れている感じといい、初日のスマを釣った時と近い雰囲気を感じていた。
地元の人たちは帰ってゆく。
でも僕は、真っ暗になるまでミノーを投げ続けるつもりでいた。
横からの流れを受けてフラつくぐらいの、ゆっくりなスピードで、この薄暗い雰囲気なら食うんじゃないか?
そんな時に、隣の方が話しかけてきた。
「真っ暗になるまで、やりますかね?」
そんな感じの話だったんだと思う。
フルキャスト着水からいくらか巻いて、そこでたぶんリールを巻く手を止めて、話していたんだと思う。
10秒ぐらい??
クイクイ
ん?
生命感。
これは!
ズーーーーン
乗ったあ
沖に走ったところで追い合わせを何度か入れ、しっかりバットまで曲げ込んでジンワリ負荷を掛けて止め、しっかり曲げ込んだままラインを回収してゆく。
この曲げ切ったバットの強さが、CLIFFの素晴らしいところ。
あっという間にスルスル寄って、浮いてきたのは上下のヒレが十字手裏剣のように立った、あのキハダの美しいシルエット
ギャフも掛けていただいた。
いえー!

30キロはなさそうだが、いいサイズ!
(あとで、頭とカマを切り落として、ワタを抜いて、尻尾も大きめに落とした状態でヤマトの営業所で19キロだったから、概算27キロぐらい?)

ヒットルアーは、ボアーSS195のフロントフック4/0に替えた潜航チューン
話しかけていただいて、ありがとうございます!!
こうして日が暮れ、魚はAOクーラー24Lに収まったし(けっこう入るもんだね)、頭とカマは居合わせたパパさんに。
温泉に浸かって、満足な眠りに落ちた。
2025/06/20 この日も、未明にキハダフィーバー
3時に起きて、空が白み始める時には海に立った。
が、既に堤防先端は10名以上。
この人たち、何時からやってんの??笑
で、泳がせにヒット、ルアーにヒット、2本が上がって、
その後は、なにもなし。
片付けもあるので6時に上がって、これで八丈島釣行は終了となった。
タックルデータ
<タックル1>
ロッド : BigFishGo CLIFF 1156 試作ロッド
リール :21ツインパワーSW 14000PG
メインライン :バリバス SMP 4号
スペーサー :バリバス SMP 8号 6ヒロ
リーダー :エックスブレイド FCアブソーバー 90lb 4ヒロ
<タックル2>
ロッド :BigFishGo AIR 965
リール :ソルティガ6500
メインライン :バリバス SMP 6号
スペーサー :PE12号 6ヒロ
リーダー :船ハリス40号 4ヒロ