伊豆大島なら、2日間の行程を確保すれば、朝の6時に着いて、翌日は14時半の船の時間まで一番長くやれんじゃん♪
そんなことを考えた。
過去に伊豆大島行ったのは、そういえば10年ぐらい前に1回きり。(→ 釣行記はコチラ)
なんとなく、もっと南の島々まで行ったほうが、いい魚に出会える気がして、敢えて行こうとしていなかったけど、
東京湾の沖堤防が行けなくなった今、マヅメ時間のルアーと昼間のカニ石物を組み合わせたら、2日間の行程でもフルタイムで楽しめると考えた。
ちなみに、後で知ったことだが、堤防ではタコも狙えるとのこと。
漁業権についても調べたところ、伊豆大島ではイセエビには設定されているけれど、タコに関しては設定が無いみたい。
参考:https://www.sangyo-rodo.metro.tokyo.lg.jp/nourin/suisan/yuugyo/recreation/sea/
僕にとっては家から浜松町までは山手線1本、そこからは夜発のフェリーで寝ながら行けるし、東海汽船の株主だからチケットいっぱい届くし、真冬もタコと温泉を楽しんだらいいし、これから通いこみたいと思っている。
そういうわけで、今回も実際にやってみたこと・考えたことを書き残してゆくことで、今後の探求を深める糧にしたいと思う。
2024/11/05 伊豆大島、千波崎へ
6時に岡田港に着いて、あらかじめ手配していたレンタカーで、朝マヅメを撃てそうな地磯へ。
まずは尖った岬だよな、ってことで、風向きと地形を見て南西に突き出た千波崎へ。
ちなみに、丸市釣漁具店さんの磯の案内ページは、とても分かりやすい。
→ https://izu-maruichi.com/tsuriba.html
この手の情報は、公開しないことで外からの人を入りにくくして事故から守るという側面もある反面、逆に公開することで遭難や無茶な行為を防ぐ意味合いもあるから、個人的には活用させてもらってありがたく思った。
とはいえ、やはり実際に降りて見てみないと分からないから、水深があればカンパチを狙うし、浅いガチャガチャな磯ならハマフエフキを狙えばいい、という見立てで岬の先端を目指す。
思ったより撃てる場所は少ない。
満潮7:47(潮位144cm)ということもあり、この潮位では前に出られないし、離れが点在していて、その外側まではイマイチ届かないし。
サラシの中や際のヨレ、カケアガリであろう筋を、ミノーをぶりぶり泳がせて撃ってゆく。
沖の流れのヨレに着水1巻きで、ヌンッ!
このスピードは、
やっぱりカンパチなのね。(写真が残ってない)
1キロ半ぐらい。
ヒットルアーは、今回タックルボックスの奥からタマン用にと引っ張り出してきた、ブリブリ系のミノー、アイルマグネット125F。フックはがまかつRB Hの#3に、リングも交換して強化してある。
ちなみに対ハマフエフキに選んだロッドは、まさに万能の5ピースロッド、BigFishGo CILFF 965。12〜14センチのフローティングミノーにはもちろんオーバースペックなんだけど、しなりを利かせれば飛ばせなくはない。掛けたらデカいサイズの走りをバットで受け止める構え。
そうこうして10時。
ここからは、じっくり石物を狙ってみよう。
とはいっても、カニは速すぎて1匹捕まえるのがやっと。ジンガサ貝も潮位が高くて、なかなか獲れる場所には残っていない。
さっそく登場
イシガキフグ
これは、ブダイか
ここで一度、昼食、買い出し、カニ獲りのために上がることにした。
それにしても、昼間のカニはぜんぜん捕まらない。
ゴロタは火山岩質だから、いまいちゴロゴロしておらず、ちょうどいい具合にカニを獲れる岩が見つからない。ましてや小磯のカニも速すぎる。
あらためて再度、千波崎にエントリー。
他にエントリーしてもいいのだけど、潮位が下がったタイミングを見てみたいし、荷積場の方面も見て、このエリアをじっくりやってみたいと思った。
う〜〜ん。
秋の昼の干潮であまり引かないというのもあるが、イマイチ前に出られない。
日暮れまでやって、遠投スキッピングでショゴ1匹だけで、磯上がり。
温泉の後、夜のカニ獲り
カニ獲り。
なんでこんなに面白いんだろう^^
狩猟採集欲が満たされるというか笑
昼間にサラッと見た感じでは、元町からの近場のゴロタでは夜でも期待薄な感じがしたので、港の岸壁を探してゆく。
足場の高い岸壁にはぜんぜんいない。そもそも水際までまったく手が届かないし。
港の奥に、ようやく水際が近いポイントを発見して、20匹ぐらい確保できた。
2024/11/06 赤岩へ
前々から行ってみたいと思っていた伊豆大島の赤岩。
丸市釣漁具店さんの磯の案内ページでも、道に迷いやすいと書かれているので、朝に入ってみることにした。
→ https://izu-maruichi.com/tsuriba.html
なるほど名前の通り、ほんとに真っ赤っか。
そして、道に迷いやすいと言われるのも、よくわかる。上から見たら単純そうに見えるのに降りたら迷路みたいになっている。
昨日の千波崎もそうだけど、この辺りの地形はスリット状になっていて、けっこうな高低差。
地層大切断面のバームクーヘンの歪曲とも形が似ている。
先端に出た。
8:34の満潮までの上げは潮が流れず、下げになってゆっくり西からの流れが効いてきた。
ルアーに反応するのはダツぐらい。
沖のラインには浮グレの群れ、当て面になったコンクリの角にも小魚が沸き始めた。
水深はそれほど深くない。フルキャスト先でも20メートルないぐらいか。そして底は、たぶん砂か砂利といった感じで、わりと平坦。
カニを落としてみると、沖ではほとんど根掛かりはなく、手前の壁のほうが魚が付いている感じ。
といっても、
いつものイシガキフグ
そしてアカハタ
他、一発いいアタリがあったけど、これは途中でフックオフ
こうして12時を迎え、上がることにした。最後に温泉に入っておきたいし。
確かにここなら開けていて、デカいやつを掛けても、獲れるイメージはできる。
沖の届くか届かないかギリギリのラインで、巨大なサメ(たぶん)のキリモミジャンプも見た。
ダツ(サヨリ?)の群れが何かに追われて散ったのも見た。
でも、魚の付き場がない感じなので、回遊に当たればいいけど、そうでなければ何も無い感じもする。
手軽に来れるのもいい。渡船に時間を縛られることもない。なんなら磯泊まりだって自由w
また来ようと思う。
タックルデータ
ロッド :BigFishGo CLIFF 965
リール :15ツインパワーSW 8000PG
メインライン :バリバス SMP 3号
スペーサー :バリバス SMP 8号 6ヒロ
リーダー :シーガー プレミアムマックス 14号 4ヒロ
ロッド :SHIMANO フリーゲームXT S106M
リール :20ストラディックSW 5000XG
ライン :PE2号
リーダー :船ハリス7号