インスタグラムでは、先行して写真画像をお見せしていた、
3ピースのショアGTロッド、Exploreの完全版のご報告。

これまでずっと「プロト」、つまり試作機と言ってきた。
いつまでも、究極を求めて改善を繰り返すという意味を込めて「プロト」でいたいという気持ちはある。
でも、1つの納得がゆく完成形ができたと思う。
「プロト」の呼び方は外して、現時点のベストを尽くした完全版、
BigFishGo Explore 1003
これまでのBigFishGo Explore Shore-GT Proto5 ステンレスオーシャンガイド8点バージョンと比べて、変更点は2つ。
1.ティップ側の3ガイドをチタンガイドにしたこと。
2.フォアグリップ(フロントグリップ)にタコ糸グリップを設けたこと。
ティップ側の3ガイドをチタンガイドに
ガイドは、これまでのステンレスオーシャンガイド8点
・P-MNSG40 ×1
・P-MNSG30 ×1
・P-KWSG20 ×1
・P-KWSG16 ×4
・P-MNST16 ×1
という構成から、ガイドリング径は16ミリで同じまま、
・P-MNSG40 ×1
・P-MNSG30 ×1
・P-KWSG20 ×1
・P-KWSG16 ×2
・T-KWSG16 ×2
・T-MNST16 ×1
という構成に変更。
これは5ピースのAIR965のほうで、チタンガイドの軽さのメリットを確信したから。
比較の記録を残しておくと、
P-MNST16-4.0 T-MNST16-4.0
トップガイドは、ステンレスガイドP-MNST16-4.0の3.30gに対して、チタンガイドT-MNST16-4.0は2.63g。
P-KWSG16 T-KWSG16
2番と3番ガイドは、ステンレスガイドP-KWSG16の2.34gに対して、チタンガイドT-KWSG16は1.57g。
重量差はわずかではあるけど、2.5メートル先の先端部分の重さだから、実感としては差を感じる。
フォアグリップのタコ糸グリップ
こちらも5ピースのAIR965のほうで、掴んだ時の心地よさを、非常に気に入っているから、こちらでも採用。

なによりカッコいい。
上端と下端も、スレッド+エポキシコーティングで仕上げ。
これによって、フォアグリップのアルミ削り出しパーツは省略したけれど、トータルでは重量はプラス11グラム増の、488グラム。
スペックは次の通り。
<BigFishGo Explore 1003 仕様>
全長 :10フィート
継数 :3ピース 逆並継(先)、並継(元)
仕舞寸法 :1085mm
総重量 :488g前後
先径 :3.3〜3.4mm
元径 :20.8mm
ルアー重量 :〜200g
推奨ライン :〜PE8号
カーボン構成:15t、24t、40t×24tコンポジット
塗装 :無塗装アンサンドフィニッシュ
ガイド構成 :チタンガイド3点&ステンレスガイド5点(16,16,16,16,16,20,30,40)
リールシート:DPS-20(ダウンロック)、ダブルロックナット
グリップ長 :550mm(リールシートの中心からロッドエンドまで)

価格は、チタンガイドになった原価の増分を反映して、62,750円(税込)。
ご希望の方は、こちらのネットショップからご注文ください。
→ https://bigfishgo.thebase.in/items/60513889
*制作数が限られているため、お早めにどうぞ!