山口県の萩に行って来た。
釣り遠征、というよりは、家族旅行に釣竿を携帯して、という感じ。
当然ロッドは、頼もしい相棒の5ピースロッド、BigFishGo AIR965。
スーツケースの半分に釣具類をまとめて出発。
新山口からはタイムズカーシェアで、日本海側の萩へ。
ネットで事前に調べた限りでは、ヒラマサの釣果はあまり見つからなかったが、地理的にいるのは間違いないだろう。
グーグルマップで岬の先端にアプローチできそうなポイントをいくつか目星を付けた。
朝5時半、家族が目覚める前に出撃。日の出時間が7時半頃だから、まだまだ暗い。
奈古の岬で様子を見てみる。結構強い西風。
真っ暗だし初めての地磯で、駐車場所から距離もありそう。そこで、少し戻って虎ヶ崎に降りてみることにした。
真っ黒な火成岩の磯。
先端の沖はトリヤマが立って、何かがいるいい雰囲気!でも向かい風ボーボーで届かない。そもそも風表に立つことさえ難しい。
撃てるところを探して周辺を巡るも、ルアーのピックアップが難しかったり、大波でシブキを被ったりと、ほとんど釣りが成立しないまま制限時間の9時に。家族の元に戻らなくては。
翌朝は、夜半から風の音がさらに強くなったが、それでもダメ元で出撃!
無理。命の危険を感じるレベル。
このエリアは、西風が吹くとお手上げだな、と。
これで、2021年は釣り納め。
2021年は、ミズダコ初キャッチ、GT2キャッチ、と釣果もともかく、5ピースのショアGTロッド、AIR965が完成したことが、なによりの達成。
3ピースロッドのほうは、ブランクメーカーが以前から温めていた虎の子のブランクを、少し調整を加えてロッドとして現実化したという意味で、完成度が高い一方でアレンジの範疇とも言える。
でも5ピースは、ブランクの企画から設計、調整、と1から形にした。もちろん3ピースの経験がなかったら出来なかったものだし、世界で自分にしか出来ない物を生み出した自負も相まって、達成感がハンパない。
しかも、早速このロッドで、GTを2キャッチ!
魚の引き寄せも絶好調のこのロッド!
さあ、2022年も頑張っていきまっす!!