5時半に出船して沖に出てみると、遠くの台風からの大ウネリは真西からになっていた。
風は真南から。
ウネリは昨日よりも大きいような。。。
これでは島の西側は無理なので、母島の北側まで行ってみることになった。
オニ岩も全くダメそう。
だが、オニ岩を超えて北側までくると、西のウネリはほとんど消えた。
しかし、東からのウネリが、まだ残っている。
ハシゴ段はなんとかやれそうだが、まだ潮は上げているから、ちょっと危ない。
朝イチは、ハシゴ段の向かいの北岬のカドに上げてもらうことになった。
ここも10分に一回ぐらい、大ウネリが足場を大きく洗う。
おそらく、普段、海が穏やかなら、ほとんど誰も上がらない磯なんだろう。
マグナムミノー200の早曳きに、チギ(バラハタ)のバイトが連発する。
もう一本。
ここは根が険しく、スリットが連続しているので、デカい魚は獲るのが難しいだろうと思う。
ただ、こんなアオチビキ(実測5.5キロ)など、スリットから魚が飛び出してくるのは面白い。
ヒットルアーはマグナムミノー160。低速でスリットに平行にリトリーブしていたら食ってくるところまで丸見え!
潮も下げ始めたので、瀬替わり。
一応、西側の様子を見に行くが、ウネリは収まりそうにない。
北端の乾崎(カンザキ)に上げてもらうことになった。
ここはオニ岩との間に、激流が走りそうなポイント。
開始早々、大きめのカスミアジのチェイスがあったが、その後はしばらく反応のない時間が続く。
一回の旅で、一匹の魚との出会いがあれば、僕には十分。
いくら渋い状況でも、一発のまぐれ当たりでもあれば、それで報われる。
そんな想いを持ってやっているので、この北端の岬は、きっといつか魚が通るはず!とほとんど休みなく投げ続ける。
オニ岩との間に流れが強く出はじめた。
ジグで流れをスライスするように、全方向を立体的に探ってみる。水深は30メートルぐらいか。障害物も全くないようである。
と、足元まできっちり探ると、底から2シャクリでヒット!
魚は黒カッポレ。
ヒットルアーは、お義父さんからお預かりしていたTGベイト100g。
やりましたよー!お義父さん!!
美味しい魚だと聞いているので、宿にお持ち帰り。実際、釣りたてなのに旨味・甘味があって、とても美味しかった。
さて、14時を回って、回収まで残り1時間。
日も少し傾き、なんだか雰囲気が漂ってきた感じ。
流れも強さを増している。
ポッパーの出番か。
スプールを交換しラインシステムを新しくし、ブルポップ200をバッコンバッコン、沖から、瀬際から、サラシの中から、方々に投げ散らかす。
30投ぐらいした頃だろうか。
突然、ドバシャーンッ!!
水面を割って魚が飛び出す。
丸見えの魚体は明らかにデカいGT。
しかしフックには重みが乗っていない。
ポッピングを続ける。
3ストローク後に、もう一回ガバーーッ!
しかし、これも乗らず。
と、それっきり。
マグナムミノー200に変えると、瀬際のサラシの中で3匹の10キロそこそこのGTが追ってきたのが、一回だけ見えて、これで回収時間になった。
最後に起きたドラマ。
しかし、キャッチには至らず。
あと2時間、夕マヅメまでやれたなら、、、なんて思うが、課題として次回に持ち越し。
乾崎なら、デカい魚でも掛けさえすれば獲れるだろうなんて思ったりするが、ここは障害物がない断崖なだけに、魚も居つくわけではなく通りかかるだけで確率は低いんだろうなとも思ったりする。
タラレバばっかり言っていてもしょうがないな。
確率は低くても、また挑戦したい磯である。
<タックルデータ>
ロッド :Explore Shore-GT プロト5
リール :ソルティガ6500
メインライン :バリバス マックスパワー8号
スペーサー :PE20号 1ヒロ
リーダー :潮聲60号 4ヒロ
ロッド :Explore Shore-GT プロト2
リール :ツインパワー8000PG+14000スプール
メインライン :バリバス SMP 6号
スペーサー :PE15号 1ヒロ
リーダー :潮聲50号 4ヒロ
ロッド :Explore Shore-GT プロト4
リール :Daiwa キャタリナ 6500H+RCSスプール6500
メインライン :バリバス マックスパワー8号
スペーサー :PE20号 1ヒロ
リーダー :潮聲60号 4ヒロ
<Explore Shore-GT Proto5 詳細>
全長:10フィート
継数:3ピース 逆並継(先)、並継(元)
仕舞寸法:1085mm
総重量:477g
先径:3.3〜3.4mm
元径:20.8mm
ルアー重量:〜200g
塗装:無塗装アンサンドフィニッシュ
ガイド構成:ステンレスオーシャンガイド8点(16,16,16,16,16,20,30,40)
リールシート:DPS-20、ダブルロックナット
グリップ長:550mm(リールシートの中心からロッドエンドまで)
<Explore Shore-GT Proto2 詳細>
全長:10フィート
継数:3ピース 逆並継(先)、並継(元)
仕舞寸法:1085mm
総重量:466g
先径:3.3〜3.4mm
元径:20.8mm
ルアー重量:〜200g
塗装:無塗装アンサンドフィニッシュ
ガイド構成:チタンガイド15点(12,12,12,12,12,12,12,12,12,12,12,12,12,16,25)
リールシート:DPS-22、ダブルロックナット
グリップ長:550mm(リールシートの中心からロッドエンドまで)
<Explore Shore-GT Proto4 詳細>
全長:9.7フィート
継数:3ピース 逆並継(先)、並継(元)
仕舞寸法:1085mm
総重量:528g
先径:3.3〜3.4mm
元径:20.0mm
ルアー重量:〜200g
推奨ライン:PE8号
塗装:無塗装アンサンドフィニッシュ
ガイド構成:ステンレスオーシャンガイド8点(16,16,16,16,16,20,30,40)
リールシート:DPS-22、ダブルロックナット
グリップ長:550mm(リールシートの中心からロッドエンドまで)
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