2月って、毎年、どこに行って、何を狙ったらいいのか悩ましい。
水温も下がるし、気温も下がる。海は荒れがちだし。
小笠原遠征も断念した。
でも、出掛けたい!!
いいさかな釣りたい!!!
何気なく、黒潮をチェックすると、
三宅島のあたりは、黒潮が直撃ど真ん中。
水温も18℃を超えてそう。
これは、もしかして。。。
早速、宿とレンタカーを予約して、東海汽船に乗り込んだ。
【2/27】三宅島へ
朝5時、三宅着。
冬の5時は、まだ真っ暗。
宿のお迎えの車に乗せてもらって、走るうちに夜が白んできた。
今回の宿は、いつもと違って、民宿姉妹さん。
立地が南東エリアだから撃ちたいポイントに近いし、レンタカーも1日3000円で貸してくれるそうだし、全国旅行支援も適用できる。ご飯も良さそう、ということでここに決めた。
民宿姉妹
〒100-1211 東京都三宅村
https://miyake-shimai.com/
さて、目星を付けた堤防先端へ。
ああー
さいこーだな。
魚の反応は全くないけど、島の海って、やっぱりいいんだよね。
今回の潮回りは、半月周辺で、
2/27は、
2:16干潮
8:22満潮
15:55干潮
23:41満潮
2/28は、
2:14干潮
8:39満潮
17:11干潮
いつもの頼りの『大漁時刻表』では、2/27にいい時間が集中している。
11時まで投げ続けて、反応がないので、お昼ゴハンにしつつ、風裏のニッパナの磯に移動してみることにした。
ここ最高なんだよな。ひとりの焼肉サイコー
京ちゃん
〒100-1211 東京都三宅村 三宅島三宅村坪田2905−1
https://goo.gl/maps/31uZPeBTqKyjDMHM7
潮が動く気配もないし、まったく雰囲気がない。
やっぱり、戻るか。
16時からの上げ潮の変わり目を見ておきたい。
おおっ!
潮が流れている。
御蔵島方面に向けて流れる潮が、堤防先端にぶち当たって、いい感じのヨレを作っている。
タックルを組む間にも、どんどん流速を増してゆく。
アップ気味のクロスに投げて、流し込み、95gのジグでなんとか底が取れた。
底からジャカジャカ巻いて、潮に当ててフワッ!フワッ!ヒラヒラ。
丁寧に水中イメージを描いて、長く単調なアクションを見せすぎないように、シャクリの入力がガチャガチャしないように。
いつもカンパチの食うタイミングって、底からの数アクションや、緩急の変わり目だったりするじゃん。こういうところを丁寧に。
もう一回底を取って、ジャカジャカジャカジャカ、からの
フワッ、フワッ、で、
ズキューーン!!
まじか。本当にキタ!
結構、締めていたドラグがジィーーー!と出る。
スプールを掴んでバットを溜めつつ、こっちを向いたら、溜めながら筋力の限りの最速リーリングで浮かせる。
せいっ!
強いよねー。
このサイズで、あの引き。
実測2.3キロ。
ヒットルアーは、CB.マサムネ95g。
ロッドもいい感じ。開発中の5ピースロッド、CLIFF965。
ショアGTロッドであるAIR965よりも、きめ細やかに水中のジグにタッチできるし、上向きにロッドを構えるショアジギングのような釣りでも疲れ知らずで振り続けられる。
リーダーやフックをチェックして、続ける。
カンパチって、この透明度の高い黒潮の海の中で、相当な広範囲が見えていると思う。
見切られたら、それで終わり。数が多くない時期なら尚さら。
ジグを見せすぎないように、底からは一気に高速で巻き上げつつ、数アクション見せたらすぐに底に落とす。
またジャカジャカで一気に浮上させて、数アクションだけ見せる。
カンッ!!
乗らなかったか。
と、この2投の2バイトでチャンスタイム終了。
ここからは日暮れまでやっても、まったく反応なしで1日目終了。
【2/28】2日目
4時に目覚めて、まだ暗いうちから海に到着。
お湯を沸かしてコーヒーを淹れて夜明けを待つ。
今回は、コンパクトバーナーを持ってきたんだ。
こうやって淹れる夜明けのコーヒー、サイコーだな。
南風が柔らかく吹いて寒くないし、三宅島サイコーだな。
『大漁時刻表』を見る限りでは、8時までしかチャンスタイムはないだろう。
はじめは、潮は東の沖に向かって流れ、その流れに当ててフォール多めの見せ方で、サバが一本。
40センチぐらいある立派なサバ。
が、そのあとは潮はゆるみ、生命感を感じられない海になってしまい、なにもなく終了。
さあ、まもなく春が来るね。
次はどこいこかー
タックルデータ
ロッド :BigFishGo CLIFF 965(試作)
リール :ツインパワー8000PG
メインライン :バリバス SMP 4号
スペーサー :PE8号 5ヒロ
リーダー :シーガー プレミアムマックス 14号 4ヒロ
フック :オーナー ジガーライト段差 ホールド 3/0
リング :オーナー ソリッドリング 5.0mm
ボーズリング 130lb
追記:CLIFF965について
CLIFF965は、実用レベルでは、もうこれで十分使えるロッドに仕上がっていると思うけど、あともう少し曲げ込む調子を試して、限界負荷の強度試験でも検証しつつ、もう一段上を目指したいところ。
強さの限界を出せるように設計しているAIR965と違って、使い心地のフィーリングを追求しているCLIFF965だから、もう一段上を目指せると思っている。究極のブランクスを生み出したいんだよね。
あと少し、お待ちください。