今年のテーマにしていることがあって、

それは、今まで行ったことがない不慣れな場所に、敢えて行ってみようという事。



ともすれば、知っているパターンをなぞり、知っているポイントだけにエントリーし、行き慣れた渡船を使ったりして、効率的な釣りをしたくなるもの。


それはそれで、積み上げたパターンや知見は素晴らしい事なのだけど、

僕の今の想いとしては、効率的に魚を獲りたいのではなく、はじめての場所への挑戦で研ぎ澄まされる洞察力とかカンみたいなものを磨きたいと思っている。



で、言い訳はそれぐらいにして笑、八丈島への初の釣行はボウズで終わった。。。

ただ、試行錯誤を書き残しておくことで、未来につなげたいと思う。





2024/05/26 八丈島到着

まず、今回の旅の挑戦の1つは、ママが同行しない子連れ旅だということ。

だからママに任せっきりにして、自分だけのエクストリームな釣りばかり、という事はできない。

ただ、もう5年生と3年生なので、ある程度は自分のことは自分でできるし、2人で協力してちょっとの困難や不便さは乗り越える旅であってほしいと、父は願う。



前日夜発の橘丸に乗り込んで、三宅島、御蔵島を越え、八丈島へ。

実は当初の計画では、御蔵島行きを考えていたんだけど、3日前では宿の予約も取れないんだな。


いつもは三宅島までしか行かないから、海の上から御蔵島の地形を見るのも初めて。

確かに聞いていた通り、御蔵島は切り立った崖に囲まれ、堤防しか釣り場へは行けなさそうだ。



さて、9時過ぎに八丈島に上陸し、まず食料を買い出し。

それから、まず温泉へ。

ユルい旅だな

ナニコレ。最高じゃん♪

裏見ヶ滝温泉。

滝が落ちる谷に作られた温泉。

亜熱帯っぽい植物と滝の音に囲まれ、水着着用の温泉だから、みんなで一緒に入れるのもサイコー!



海の様子も見てみよう。

まだ日も高いから期待は薄いけど、息子は釣りをしたくてウズウズ。

藍ヶ江漁港でジグをつけて投げさせてみる。

一回だけ、なにかアタリがあったらしいけど、ノーキャッチ。

カゴ釣りのおじさん達は、ダツやら、イスズミやら、ムロアジやらを釣っていた。

周辺の磯も、まあまあいい感じ。潮の流れ次第だな。



宿にチェックインして、子供達は休憩させて、1人で夕方の釣りへ。

八重根の港をチェックしつつ、南風が強いので底土港のほうへ行ってみることにした。

ナンモナシで1日目の釣りは終了。





2024/05/27 八丈島の地磯開拓

出発前から気になっていたことだが、南西の沖に台風1号が発生。

ダメモトで来てみた今回の旅だったけど、今日の船で引き返さないと、しばらく帰れなくなりそう。



さて、限られた時間で、どこ行くか。

朝は3時半に起きて、車のエンジントラブルなんかもあったりして、5時前にやっと出撃。


南風がさらに強まっていたので、北方面の地磯に向かってみることにした。

まずは、エントリーしやすいと聞いたナズマドへ。

なるほど、ダイビングポイントとして開かれており、目の前まで車を乗り入れられる。

だが、エントリーしてみるも、南ウネリで前には立てない。



さらに北へ。

オヨギドノ鼻が良さそうに見えたので、沿道に車を停めてエントリー。

オヨギドノ鼻には辿り着けなかったが、隣のアカサリ(赤崎)に辿り着いた。



ここは左側が撃ちやすいが、反応は得られず。

サラシもいい感じだし、タイミング次第ではチャンスもありそう。

これでタイムアップ。



ぜんぜん、やり切った感はないけど、まあ、今回は仕方ないか。

帰れなくなっても困るし。


島の南端も撃ってみたかったけど、南ウネリで立てなかっただろう。

磯の印象としては、どこも大場所という感じはなく、逆に潮とベイト次第でどこでもチャンスはありそうに見える。

また、突き出た堤防が撃ちやすく人気だというのも頷ける。

また挑戦してみようと思う。





タックルデータ

ロッド    :BigFishGo CLIFF 965
リール    :21ツインパワーSW 14000PG
メインライン :バリバス SMP 6号
スペーサー  :パワーハンター12号 6ヒロ
リーダー   :船ハリス40号 4ヒロ