制作系の仕事もひと段落し、時間を見つけて沖堤防に出掛けた。
仕事は楽しいしやりがいもあるんだけど、季節はどんどん移り変わってゆくから、無理をしてでも隙間時間を見つけないと、あっという間に秋を逃してしまいかねない。
日帰りで行ける近場の東京湾だと、シーバスとかクロダイとか、あとはワラサとかの釣果も聞くけど、やっぱり僕はタコだな。
秋が深まれば、タコの数は減ってゆくけど、サイズは大きくなってゆく。
夢の5キロオーバー、さしあたって3キロオーバーを獲りたいところである。
ジアイが無いようで、パタパタ釣れるジアイがあるような気もするタコ釣り。
今回も記録と考察を残しておこうと思う。
10/28(木)川崎沖堤防へ
始発で恵比寿を出発して、川崎へ。
長八さんのお迎えバスと、渡船を使って、川崎沖堤防へ。

木曜ということもあって、30人ぐらいを乗せて出船。
一番西の1番で降ろしてもらった。
この日は、新月の後の月齢3で、6:55満潮、12:29干潮、17:48満潮。

大漁時刻表は、こんな感じ。

8時に開始して、潮は堤防の際では西に向けて流れ、南向きの流れに引っ張られている感じ。

過去のヒットポイントを手早くピンポイントで撃ってゆくも、思った以上に反応はない。
ヘチを曳いても、堤防先端の沖のカケアガリも。
そこで内側の沖に投げて、横移動しながら基礎の石積みをナナメに長く通して、広く探る作戦に。
シブいなー
3番近くまで来たところで10時半頃に、ようやく1パイ。

やっぱりたまらんな。この抱かせたときのドキドキと乗せた時のずっしりブチ曲がり。
しかし後が続かない。
1時間半後ぐらいに、やっともう1パイ追加。
ここから干潮から潮が上げ始めて、15時半の回収までの時間に期待を込めるが、時間だけが過ぎてゆく。
内側があまりにも渋いので、外側に登って撃ってみることにした。
外は積み石のサイズが大きくて根掛かりが激しいから、丁寧に沖の砂地から積み石に差し掛かったところでシェイクで誘い、雑に横に曳かないで積み石は弾くようなリフトフォールで刻む。
パンッ!と弾くようなリフトフォールをしていたら、ズンと重くなった。
そのまま巻き上げアワセ。
しかしフッと抜けてしまった。
同じ場所に投入し直して、細かいシェイクで誘う。
やっぱりキタ!!
おーいえー!

次も、
ん??
ムニ。
これは?
石の硬さと違うような。
クイクイ
引っ張る動き。
糸の向こうにタコの息づかいが聞こえる。
せいっ!
たまらんな。
こうして外側でパタパタと3バイを立て続けにキャッチして、あっという間に回収時間が迫る。
8時〜13時半ぐらいまで内側で2ハイ、13時半〜15時まで外側で3ハイ。いずれも500グラム前後。
外側が良かった気もするし、昼過ぎから上げ潮に変わってジアイだったのかもしれない。これは検証のしようがない。
外側いいな。根掛かりが頻発だから、リグの工夫をしないとやりづらいけど、撃つ人も少ないから、これからの季節に一発大物がありうるだろう。
ああ、冬が来る。
タコに関しては、特大サイズの渡りダコを狙って、北にも遠征してみたいな。
あとは、陸っぱりのミズダコも、また挑戦してみたい。
タックルデータ
ロッド :ホーネットスティンガープラスHSPC-744X-BB
リール :アブ レボ ビッグシューター
カーボン バランスハンドル 換装
HYPER LOCK D WASHER YTF-004換装
ライン :PE5号
リーダー :カーボン船ハリス12号 半ヒロ
ルアー :拾ったエギをリメイク+タコベイト3号
ホゴオモリ10号