4日目。


もう釣りをする気はなく、気持ちは今回の釣行を経たロッド開発のアイデアのほうに向いている。

というか、最近は、デカい魚を釣りたいとか、そんな欲があまりなくなっているように思う。

それよりは究極の一品を作りたいという想いが強い。

魚そのものよりも、魚のその先を見ているような感覚。






3日目のうちに、伊東まで戻り、タイムズカーシェアを返却し、温泉宿に泊まった。

また、魚はクロネコヤマトの配送センターに持ち込んで、ソフトクーラーのまま自宅に送った。冷凍便は最大15キロが限度だが、たった2100円で着日時指定で送れるので楽チンだ。

魚の保冷を気にしないで、ゆっくり温泉に入り、雨で濡れた衣類を洗って乾燥機に掛け、身軽にやるべき仕事も片付けられた。



さて、冷凍便で届いたキハダをさばく。

父ちゃん、スゴイネ。

この時間も楽しい^^

7.7キロのキメジサイズだけど、キッチンで見ると、磯で見るよりひと回りもふた回りも大きく見える。

これぐらいのサイズが、東京のマンション暮らしの限界だと思う。


ちなみに、胃の内容物は、

たぶんトビウオじゃないだろうか。一匹がまるまる胃袋に収まっていた感じ。


今回の2発のキハダのヒットは、いずれも水面を派手に炸裂させるようなバイトではなく、静かに水面のエサを拾い食いするようなバイトだった。

トビウオが傷付いて水面を瀕死でフラフラ泳いでいるような状態を、静かに食っているようなイメージか。



またもう一回、あの激流のダルマに立ちたいな。

次はラピードの130と160にツインフックを乗せて。

ギャフもハンドギャフ1本と落としギャフがあれば十分。

コダルマに乗ることも想定するとチャランボと最小限の荷物をまとめて準備。

あそこは、デカいカンパチも出るので、それも想定しておかなければならない。


特段デカいやつを釣りたいわけではないけど、掛かっちゃったからには、きっちり獲りたいんだよな^^