たまに問い合わせをいただく、

”オフショアロッドどうすか??”

というお話。



自分自身はあくまでも磯が好きで、

普段はオフショアのことは考えていないから

「まあ」とか言って、

返事を濁してきたんだけど笑、



でも、組み方とか、バット部分の強さや調子がどんな感じに変わるか、とか

ロッドの設計としての興味が湧いてきて、組んでみたのが、こちら

ブランクはBigFishGo AIR 965ブランクを使って、

#5のエンドを30センチぐらい切り詰めて、

8.5フィートに収めてみた。


ガイド構成も、なんだか絶妙にキマった。

7ガイドで、ガイドパーツ自体は製品版のBigFishGo AIR 965(2025Ver)と同じくトップ16ミリで以下の通りの構成。

・P-MNSG40 ×1
・P-MNSG30 ×1
・P-KWSG20 ×1
・T-KWSG16 ×3
・T-MNST16-4.0 ×1


リアグリップ長(リールフットの位置からエンドまでの長さ)は少し短く470ミリにしてみたが、前方が短い分、これで重量バランスはいい。

というか、30センチ短いだけで、絶妙に振り回しが軽快になる。

#4-#5の継ぎは、リールシートの手前側の位置に、こんなふうにスッキリまとまった。



動画にも撮ってみた。

ルアーはワイルドレスポンス240を、思い切り振り切れる。ビシッと飛んで気持ちいいし、あのモタっとしがちなワイルドレスポンス(それがよかったりもするんだけど)をキビキビも動かせる。

ちょっと、これはしばらく、磯からも使い倒してみようと思う。

デカい魚をかけてみたいな^^


8.5フィートの短さは、弱みになるだろうか?

足場によっては、ルアーのピックアップは不利な局面はあるように思う。

キャストに関しては、重いルアーなら、振り切れさえすれば飛距離はほとんど変わらないような印象。

僕のように体格に恵まれていない方(僕は身長160cm・体重50kg)でも、でかいルアーを振り回すのに使いやすい。

イメージとしては、965で思いっきりフルキャストすれば一番飛ぶんだけど、そのキャストをずっと続けるのはしんどい。それなら855でスイングスピードを上げたキャストのほうが体の負担も少なく、ずっと飛ばし続けられる、という感じ。

キャストが楽しいんだよな^^



南方遠征でボートにも乗るし、リーフエッジにも立ちたいし、という人にはぜひ使ってみてほしい。

トカラ堤防で、一晩中投げ倒すのにも使いやすいのでは、と思う。


興味がある方は、ご連絡ください。

ikkei.hirose@gmail.com(廣瀬)まで。

BigFishGo AIR 965(2025Ver)と同じ価格、税込70,000円で注文制作可能です。納期は現時点で2ヶ月ちょっとの見込みです。(流動的なので、ご希望の方はお早めに)

注文制作なので、8.9フィートがいい、などのようにエンドカットの分量を調整することも可能です。