コスタリカ大西洋側でのアトランティックターポンは、スッパリと見切りを付けることにした。
このカリブ海上の低気圧が居座っていては、釣りが成立しない。

カリブ海側の別の場所で、もう2泊の宿を昨夜予約したところだったが、損切りした。キャンセル料35,000円(涙)
限られた時間の中で、釣りが成立しない海で2日間を過ごしている時間はない。
夜明け前に移動を決め、朝マヅメは撃たずして、荷物をまとめて出発。
2025/01/10 カリブ海側から太平洋側へ大移動
Limón(リモン)の街から来た道を戻って首都サン・ホセまで200Km、4時間。
サン・ホセからEsterillos Oeste(エステリロス・オエステ)まで100Km、2時間半。
途中、スーパーマーケットで買い物をして、


どこの国に行っても、スーパーマーケット楽しいよね^^
朝にエアビーで予約した貸別荘には15時ぐらいには着いた。
ここがまた、いいところ^^

プールが2つあって

オーシャンビューで

バーベキューもできて

4ベッド+キッチン。

これを全部、僕ら家族4人で貸切で

イグアナも庭に遊びに来てくれる。

車がないと来れない場所だけど、1泊100ドル。
家族もゆったり過ごせるし、もう残りの3泊は全部ここに決めた。
さて、僕は日が暮れる前に、海を下見。

予想通りのウェーディングポイント
太平洋側は干潮時しか撃てないことを想定していたから、マヅメに干潮が重なるような潮回りになるように太平洋側の日程は旅の後半に置いておいたんだ^^
ちなみに太平洋側は、干満の潮位差は4メートルぐらいあるのに対し、

大西洋側のカリブ海では、干満の潮位差は最大でも50センチぐらい。日本海みたいだね。


立ち込めば、波が立つエッジまでギリギリ届く感じ。
水位はもう少し下げるはずだけど、1箇所で粘らないで先を見てみよう。

あの先が岬先端か。

岬先端までは、歩くにはちょっと遠いね。4kmぐらい。行けなくはないけど。
ここまでで日が暮れた。
2025/01/11 岬の先端へ
さて、朝も暗いうちから、岬に向けて車で出発。
1/11の潮回りは
干潮06:20前後(0.8m)
満潮12:35(3.1m)
干潮18:35(1.0m)
狙い通り、干潮前の水位なら岬の先端まで行ける。

ミノーでサラシを撃ったり、沖の潮目をトップで誘い出してみたり、雰囲気は抜群にいいのに反応が取れない。

ジグに変えて、水深は5メートルぐらい?底はリーフらしくすぐに根掛かるので、テンションフォールで丁寧に見せると、ファーストフィッシュはこの魚。

ホシカイワリ?
ヒットルアーは撃投ジグ レベル60g
あとは、ゴンベ系のこの魚。

そして、潮止まりになって、ミノーをユラ〜リとデッドスローで巻いていたら、急にバイト頻発。
なるほど。
ここはデッドスローが正解なのか。
で、ピックアップ寸前、足元でほぼ止めていたら、赤い巨大な影が下から現れて、ズドンッ!!
これはフックアウト。
ヒットルアーはタイドミノーゴースト170f ハイトルク。デッドスローで横から流れを受けた時のゆらぎが、たまらんね、このミノー。
同じコースでは反応がないので、コースを変えて、沖から見せてユラ〜リと足元まで曳いてくると出た!!
いやいやいやいや
凄まじいパワーの横走り。
ウネリが大きいので、一歩前には出られないし、一瞬でのされてメインライン高切れ。何もできなかった。
ナニ?あいつ
真っ赤だった。
その後に、同じコースで出た、この魚。

クベラスナッパー。
第一印象は真っ赤だからバラフエみたいに思ったけど、端正な顔はどっちかというとフエダイという感じ。
さっきのもたぶん、この魚の特大サイズなんだね。
ヒットルアーは、鰤ブリワーム
潮も上がってきて、ウネリの被り方もかなり危険になってきたので、ここまでで終了して戻ったところで、注意を受けた。
はじめは危険だからと注意されたのかと思いきや、ここは釣り禁止エリアとのこと。

ごめんなさい💦
野生生物保護区(Áreas Silvestres Protegidas)として設定された区域は、釣りは禁止とのことで、ここもその区域内だとのこと。
あとで、調べてみると、SINACのこのページで野生生物保護区(Áreas Silvestres Protegidas)が調べられるのが分かる。
→ https://www.sinac.go.cr/es/asp/paginas/default.aspx
昨日の、Esterillos Oeste(エステリロス・オエステ)前のビーチから岩場が点在するエリアは保護区を外れているけど、岬の先端は保護区域なんだね。
コスタリカで釣りする方は、参考にしてください。